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Renaissance of Industrial Rock元年

新元号発表されましたね。
#令和元年にやりたいこと というタグがあるのを知ったので僕も参加してみようと思うのですが、ちょうどいい機会なので自己紹介記事でも書いたRenaissance of Industrial Rockという言葉を中心に今年やりたいことを書いていこうかなと思います。

Renaissance of Industrial Rock

僕の大きな目標としてインダストリアルロックという音楽ジャンルの認知度を高めたいという思いがあります。
より正確に言うと、ジャンルというより“インダストリアルロック”という言葉自体を広めたいです。

そのジャンルがどんな音なのかということよりもインダストリアルロックというジャンルの呼び名を広めたい。

「なぜだ、それがどんな音楽かも知らないのに名前だけ教えられたって伝わらない!」

そう思いますか?
だとしたら、それはあなたがインダストリアルロックに全く触れたことがないと思い込んでいるからかもしれません。

もちろん本当に全く触れたことがない人もいるでしょう。
そういう人には音楽的な面も含めてゆっくり伝えていきたいと思います。(それはまた別の機会に)

しかし、実は意外と多くの人がインダストリアルをインダストリアルと認識せずに聴き流してしまっているのです。

例えば、X JAPANのギタリストであるHIDEさんがソロのhide名義で残した楽曲の多くはまさにジャパニーズ・インダストリアルロックと呼ぶに相応しいサウンドに仕上がっています。
hide with Spread Beaver名義の「ピンクスパイダー」はゴリゴリのインダストリアルロックであり、日本のロック史にも深く刻まれた超名曲ですし、解散前の後期X JAPANで彼が作曲を担当した楽曲(DRAINやSCARSなど)にもインダストリアルロックの影響が色濃く出ています。

今までインダストリアルロックという言葉を知らなかった方は、まさかここでhideやX JAPANといった名前が出てくるとは思わなかったのではないでしょうか?

hideさんのように、特に90年代中盤から00年代の初め頃まではインダストリアルロックに取り組むアーティストも少なくありませんでした。
ただ、その多くが今で言うヴィジュアル系と呼ばれる路線のアーティストだったため、ヴィジュアルイメージの方が先行してインダストリアルロックという音楽ジャンルの呼び名までは浸透しなかった。

この現象に気付いたときにスゴく勿体ないなという気持ちになりました。
世界に目をやれば、もっとたくさんのカッコいいインダストリアルが溢れているのに、インダストリアルロックという言葉を知らないがために“昔のヴィジュアル系”の範囲で止まってしまっている。勿体ない…。

自分はあの時代のヴィジュアル系が好きだからあえてそれを聴いているんだ、という方はそれでいいと思います。
しかし、本当はインダストリアルが好きなのにその言葉を知らないせいでその人の音楽観が広がっていかないとなるとそんな勿体ない話はありません。

だからこそ僕は今からでもインダストリアルロックという言葉を伝えていきたい!
それがどんな音なのかはすでに偉大な先人たちが示してくれている!
あのとき聴いた音こそがインダストリアルなんだと20年越しの答え合わせをしようじゃないか!

そしてそれが伝わったとき、きっと改めてインダストリアルロックと呼ばれる音楽の面白さがわかってもらえるだろうと信じて、僕はこの現代で僕なりのインダストリアルを奏でていこうと思います。
これが僕の考える『Renaissance of Industrial Rock』(インダストリアルロックの復興)です。

面白いと思ってもらうところから始める

例に挙げたhideさんの曲はヘヴィーなサウンドでありながらも歌詞やメロディー、そして色味の強いヴィジュアルでポップな世界観を構築しています。
しかしそれはhideさんのポップセンスの賜物。
本来のインダストリアルサウンドは攻撃的でダーク、(言葉の印象は良くないですが)重苦しい雰囲気が多く、万人受けするとは言い難いものです。

ただその分、インダストリアルが好きというファンは“好き”の度合いが違うでしょうし、ファン同士でも共鳴し合うでしょう。
幸福洗脳の記事でも書いた「個の楽しみは集結すると強く結び付く」というやつですね。

そうは言ってもターゲット層が狭いのは事実。
良い曲が作れても、時々ライブハウスで演奏してる程度ではその狭い層にまでは届かないと感じます。

そこで考えました。
インダストリアルにはそこまで関心がないという人にも、NAMEROという人間に興味を持ってもらえるように動いていこうと。

僕は現在「PROGRESS」というオリエンタルラジオ、RADIO
FISHとして活躍する中田敦彦さんのオンラインサロンに入っています。
そこでは時々、サロン会員で集まって時間を共にする機会があったりするので、そういう場で「僕はこういう目標を持って活動しています」という話をして僕自身に面白さを感じてもらう。
直でインダストリアルを好きになってはもらえなくても、“NAMEROっていう人が面白いこと言ってるよ”と拡散する形で協力してもらえれば万々歳です。

サロンに限らず、そういった飲みの場など直接人と会って話せる場所に積極的に足を運び仲間を増やしていく感覚で自分のことを伝えていきたいと思っています。
令和元年はそうやって、自分一人では届かないところまで自分の活動を広めるための地道な種蒔きをしていきたいです。

機材を言い訳にできない状況を作る

ここまではインダストリアルや自分の活動を広めるということを話してきましたが、次は少し話を変えて演奏する側としての話を短めに。

僕が所属しているTHE MORGUEというバンドは3人組なんですが、3人でインダストリアルロックを演奏するにはPCやシンセサイザーなどギター、ベース、ドラム以外の機材も必要になってきます。
今までやりたいことがあるのに機材的に不可能ということもありましたが、今年は出来る限りそういった部分をクリアしていきたいです。

東京オリンピックまでに引っ越すのを目標に貯金するつもりでしたが(笑)機材関係にはどんどんお金を使っていく方向へシフトします。

販売システムの向上を図る

これはまた別の記事でいろいろ書きたいのでメモ程度に書いていきますが、物販でのキャッシュレス決済の導入やオンラインショップでグッズだけではなく音源、チケットなども販売できるようにするなど、物を売るという部分の意識とシステムを向上していきたいと思っています。


長くなってしまいましたが、令和元年は必要な物を買い揃えながら、直接人と会って自分のことを伝えるということをやっていきます。
決済方法や販売システムは更新するごとに随時報告したいと思います。

それでは今回はこの辺にしておきます。
ここまで読んでくださってありがとうございました。

令和、良い時代になりますように。
そして、今後ともNAMERO、THE MORGUEをよろしくお願いします!

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