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歩けないことは 不幸なことかしら 声が出ないのは 不幸なことかしら それぞれの抱…
いま この手に 触れるもの いま 鼓膜に 響くもの いま わたしに 届くもの い…
きみを おもい だして きみの ひとみ ゆれて きみを すくい だして きみの …
こぼれていく 言葉 あふれていく 言葉 その想いを 透かせて わたしは 何を 思…
季節らしさ と 人は言う 早咲きの桜 に 人は憂え 遅咲きの桜 に 人は悩み 季…
誰のために 生きているのだろう 誰かのために できることは何？ 人の役に たちたい…
わたしの 声は どんな 色を していますか わたしの 言葉は どんな 形を していますか わたしの 心は どんな 香りを していますか わたしの 表情は どんな 姿を していますか それは 本当に 見えているの かしら それは 本当に わかりえるの かしら わたしは わたしは どんな 想いを している どんな 感情を している わたしに それが わかるの かしら 声や 言葉や 心や 表情や それが わたしを 表す
ここから 見える もの 凍えそうな 夜の花 ここから 見える もの あれ荒んだ …
だれも わたしの きもちなんて わからない だれも わたしの こころなんて わか…
それは 心に 灯る ゆらぎ それは 空に 呟く いのり それは 君に 伝う ことば…
冷えた ゆびさき 奏でる せんりつ 遠く 遠く 聞こえる 拙い声音は 何を語る…
手探りに 心浮き立つ あちらへ こちらへ ふらふら ふらふら 拠り所もなく 寄る…
きれいなものばかり みていたい きれいなことばかり かんじたい そんな げんそうに…
ひとつ ひとつ めぐりゆく おもい なにも かわらない じかんの おもみ ひびは こんなにも すぎて はてて ただ めぐる ひとつ ひとつ まどに うつる せかいを ながめ なにも せずとも うつりゆく きせつ こころなんて おいつかない きもちなんて おいつかない ただ かわらずに すぎて はてて うつりゆく きせつ そっと ながめ せかいの そくどを かんじて いる わたしの こころも
