夏野かおる

株式会社経営|ICT教育、エンジニア採用、各種導入事例制作に特化した編集プロダクション…

夏野かおる

株式会社経営|ICT教育、エンジニア採用、各種導入事例制作に特化した編集プロダクション|写真撮影|Webコンテンツ制作|農業用ドローン免許保有。(2024/3/18)博士論文出しました。ご相談・お問い合わせはメールにて:natsuno.kaoru@natsuno.biz

マガジン

  • 旅行記

    国内から国外まで、主に1人で根暗な旅をしています。

  • 【2024夏】フィリピン・セブ社会人留学(4週間)

    2024年6月2日〜29日、4週間の語学留学(フィリピン・セブ島)へ。留学を決意してから個人手配した流れ、現地での生活などについて記録します。

  • エッセイ

    日常で考えていることなど。

  • フリーランス生活

    フリーランスとして活動する際のコツや心構え、リアルなエピソードをまとめています。

  • 法人成り(会社経営)のリアル

    2021年7月にフリーランスから法人化。売上ぶっちゃけ話や悩み事など、四苦八苦の様子をお届けします。

最近の記事

【3】青春を弔う旅に出る(USJそして研究会編)

5/16この日は研究室の後輩と会い、修論の相談に乗ることになっていた。大学近くには色々なカフェがあるが、朝早くから開いている店は少ない(大学生は早起きしないためだろう)。それでキャンパスのすぐ近くにあるクラークハウスへ向かった。 ホットサンドを食べながら話を聞き、自分の体験の範囲内でいろいろと話す。役立つかは不明だが、少なくともこれまでに何人かから相談を受けてきたので、「留年もしてみるもんやな」なんて呑気に思う。 その後は烏丸まで出て、iPhoneのバッテリーを交換しても

    • 【2】青春を弔う旅に出る(鴨川供養編)

      5/13この日はなにも予定を入れず、ここまでの思い出を書き留めることにしていた。人間の脳は忘れっぽいから、端から記録しておかなければすぐに気持ちが薄れてしまう。思うようなみずみずしさで伝えられないもどかしさに苛立ちながら、書いては消し、書いては消し、気づけば昼を過ぎていた。 このままこもるのも良かったが、残された日にちも少ないなかで、何となくはばかられた。そこで前から気になっていた『オッペンハイマー』を観に、河原町三条のMOVIX京都へ足を運んだ。 作品はさすがのノーラン

      • 【1】青春を弔う旅に出る(シーシャ屋で知らん人と仲良くなる編)

        5月、いよいよ京都の家を引き払うことにした。公聴会までは残しておこうかと考えていたのだが、おそらく秋〜冬になるとのことで、さすがにそれまで残しておく余裕はなかった。 あっという間の1年間。勢いで決めた1Kには、泣きながら過ごした思い出ばかり詰まっている。右も左も分からないなかで、(まだ合格するかは不明だが、)よくも博士論文を書き上げられたと思う。 京都を離れるのは、言うまでもなく寂しい。何度も触れてきたように、何ひとつ持たず、先行きも見えず、人生で一番ぐずぐずだった時期を

        • 【セブ島留学②】事前準備にいくらかかる?航空券手配・海外旅行保険・予防接種

          1つ前のnoteでは、留学を決意〜学校へ申し込むまでの流れをまとめました。もろもろ検討した結果、個人手配(エージェントなし)で渡航することにし、見積もりを受け取ったところまでです。 このnoteではそのあとの流れについて、かかった費用とともにまとめます。おそらくこれで事前準備は完了、のはず。 学校へ入金、入学許可証(PDF)を受け取るいよいよ3D Academyへ正式に入学を申し込みます。申し込みはGoogle formsからで、希望するコースや期間、現在の英語力などをた

        【3】青春を弔う旅に出る(USJそして研究会編)

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        • 旅行記
          20本
        • 【2024夏】フィリピン・セブ社会人留学(4週間)
          2本
        • エッセイ
          23本
        • フリーランス生活
          27本
        • 法人成り(会社経営)のリアル
          14本
        • ITツール活用のコツ
          3本

        記事

          【セブ島留学①】1ヶ月、社会人留学します(エージェントなし)

          というわけでタイトル通り、セブ島に1ヶ月、社会人留学することに決めました。 留学を決めたのは、第一にリフレッシュ、第二に語学力を身につけるためです。 先日のnoteでも書いたとおり、燃え尽き症候群になってしまった私は、再びポジティブに活動するための着火剤を求めていました。 そんななか研究面では、そろそろ海外の学会・学会誌にチャレンジする段階が来ていました。しかし、そこでネックになっていたのが語学力でした。 旅行であれば単語を繋ぎ合わせる程度でも何とかなりますが、学会と

          【セブ島留学①】1ヶ月、社会人留学します(エージェントなし)

          2kg痩せ、忙しくなり、留学を決めました

          先日はご心配をおかけしました。おかげさまで元気も戻り、研究も仕事もぼちぼちと再開しています。 最近では断捨離の一環として、メルカリで本を売り払っています。2週間足らずで40冊ほど売れました。早朝に発送しに行くので、ちょっとした運動習慣ができたのも良かったです。 元気を失っていた期間、周りの方々からはありがたい励ましや支援物資、ちょっとしたプレゼントなどさまざまなものをいただきました。 とくに嬉しかったのは本で、前から読みたかった『三体』をもらい、読み耽りました。大概の本

          2kg痩せ、忙しくなり、留学を決めました

          あたたかい言葉と支援に感謝して

          先日のnoteを公開して以来、多くの反響とご支援をいただいた。 「負担にならなければ」と外出に誘ってくれたり、食べやすいものを送ってくれたり。友達からの励ましは、純度100%の元気をくれた。 仕事関係の方からも温かいお声がけをいただいた。Zoomや食事に誘ってもらったり、仕事前にちょっとしたスイーツを食べさせてもらったり。 直接的なサポートはもちろん、「いつも通りに仕事をもらえる」こと自体が回復を後押ししてくれているように思う。わずか3週間ほどでここまで浮き上がれるとは

          あたたかい言葉と支援に感謝して

          寝たきり生活を送っていました

          想像以上に無理をしていたのかもしれない。 博論に取り組んでいる間、友人たちには「出したその足で関空から発ってやっからヨォ〜!」なんて言っていた。 実際に旅行の予定も立てていたし、なんならnoteで「博論出したので韓国のカジノでバカ遊んでやった」みたいな記事も書くつもりだった。そのくらいの無敵タイムが待っているものと疑わなかった。 異変を感じたのは提出から1週間ほど経ち、東京に帰ってきた頃だった。 体が動かない。 何をするにも気が重く、どんなことにも興味が持てない。食

          寝たきり生活を送っていました

          博士論文を提出した

          この3月18日、無事に博士論文を提出することができました。 トータル19万字、A4にして160枚ほどの分量になりました。これが多いか少ないかは分かりませんが、少なくともこれまでの人生で書いたことのないボリュームでした。提出用の5冊を刷るのに3万2000円かかりました。新幹線より高え。 ここまで来るにはさまざまな困難があり、何度も挫折しかけました。このnoteではその歩みを振り返ることで博論に一区切りつけ、2024年度を迎えるための準備としたいと思います。 提出までのプロ

          博士論文を提出した

          2000万円貯まったので全財産と教訓を公開する

          早いもので1月も後半戦となりました。おかげさまで博士論文のほうはそこそこ進んでおり、この土曜日も3時間半(!)かけて先輩に指導していただいたところです。マジで果てしないな。 さて、そんなわけで大好きな浪費もできないままに日々を送っていたところ、いつの間にか老後2000万円問題が解決していました。 というわけで今日は夏野の全資産を公開するとともに、「全財産600円」みたいな生活から今に至ると金銭感覚がどう変わるかをまとめてみたいと思います。 夏野の全財産はじめに、夏野の全

          2000万円貯まったので全財産と教訓を公開する

          コツは5つ!インタビュー原稿の文章で気をつけたいこと

          あまりにも寒すぎる。違法だろ。夏野です。 早いもので2024年になりました。年始早々いろいろなことがありましたが、こういうときに大切なのは「何を言うか」じゃなくて「何を言わないか」だと思っています。小さくても、できることをやろう。 さて、今日は久々にWebライターの仕事に関するトピックです。 夏野はお世話になっているメディアさんで、SEOライターからインタビューライターに挑戦される方をサポートしているのですが、いただいた原稿に手を入れる際、「次からはこうしていただけると

          コツは5つ!インタビュー原稿の文章で気をつけたいこと

          辛気くさいメリークリスマス、あるいは今、つらい人への讃歌

          先斗町にお気に入りのオーガニックワインバーがある。まだ訪れたのはわずかだけれど、無事に客として認めてもらえて以来、どうにもこらえきれない辛さがあると思い出すのはその店だ。 こぢんまりとした店内でワインをいただきながら、「せや、パンこねとかな」と忙しなく働くママさんを見ていると、分かりやすい慰めがなくとも、なんとなく気持ちがほぐれてくる。こんなありがたい経験をするとき、たくさん飲んで売り上げに貢献できる体質でよかったな、などと思う。 「都会は冷たい」という人がいる。帰りに寄

          辛気くさいメリークリスマス、あるいは今、つらい人への讃歌

          自信をなくしたら「定量」に立ち返ろう

          どうも巷では冷徹・気性難・仕事マシーンだと思われているらしい夏野です。 ちょっとした交流の機会などに直接お話をすると、「なんかイメージと違いました」って言われることがほぼ100%。普段どう思われているんだよ。 まあ、他人からどう思われるかはコントロールできないので別に良いんですが、実際のところは冷徹・気性難・仕事マシーンではないので、自信をなくすときはなくします。 それこそこのnoteで書いたように、いただいたPdMのチャンスをフルには活かせず、数値コミットできなかった

          自信をなくしたら「定量」に立ち返ろう

          ライターからディレクターになるには?フリーランスのキャリアアップ術

          2023年もクライマックスとなりました。今年の年始といえば、外に出れば避妊具とブラジャーが落ちているような世紀末都市・梅田のヤベー宿で年を越したことを思い出します。 数十年もののヤニが染み付いた壁を見つめながら年を越していると、ぐずぐずだった時代のことを思い出して妙に懐かしくなりました。 フリーランスという茨の道を選ぶ以上、ときどきこういう体験をして、セルフで尻に点火したいものです。去年はなんとか生き延びられたけれど、今年はどうなるか分からんぞという危機感のもとに、スキル

          ライターからディレクターになるには?フリーランスのキャリアアップ術

          【フリーランス】2023年の活動内容を振り返る

          12月ですか。考えたくもないですね。のっけから根暗で申し訳ありません、夏野です。 年末ってことはどういうことかっていうと、2024年がやってくるってことです。 そして2024年っていうのはどういうことかっていうと、博論の締切ってことです。地獄のフローチャート(順次処理)やめろ。 瞬きをする間に過ぎ去っていった1年間でしたが、振り返ってみると色々なことがありました。 今回はアドベントカレンダーを書く機会をいただけたので、いくつかのターニングポイントを押さえながら、202

          【フリーランス】2023年の活動内容を振り返る

          noteのブランディングを行いました

          いつかはやらねばと思いつつ手をつけられずにいたのですが、noteのブランディングを実施しました。 これまでnoteはごく個人的な趣味という位置づけでした。論文とか仕事の文章を書きながら、ちょっと飽きてきたタイミングで「noteでも書くか……」という取り組み方をしてきたのですが、そんなマイペース更新でも見てくださる方はいるもので、じわじわと反響が大きくなってきました。 とくに、「フリーランスさん募集」を行うと、応募文のところに「夏野さんのnoteを前から拝見しており」と書い

          noteのブランディングを行いました