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資本論-MMT-ヘーゲルを三位一体で語る

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「資本論を nyun とちゃんと読む」の二大メインコンテンツの片側にしてライフワーク?
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記事一覧

「新しい裏MMT入門」序論:MMTを貨幣論から攻略すると?

 思うところがありまして、「新しいMMT入門」と並行して「新しいMMT裏入門」というのをやって…

にゅん
1か月前
6

宗教としてのマネタリーベース・マネーストック

「新しいMMT入門」の第15回。  兼 資本論-MMT-ヘーゲルを三位一体で語るの第49回。  前…

にゅん
1か月前
11

MMTの論理構造をテクスト分析によって明らかにしてみる

「新しいMMT入門」の第14回。  兼 資本論-MMT-ヘーゲルを三位一体で語るの第48回というこ…

にゅん
1か月前
5

エンゲルスに学ぶ「異端の学」とMMT

今回は「新しいMMT入門」の第13回、  兼 資本論-MMT-ヘーゲルを三位一体で語るの第47回と…

にゅん
1か月前
6

松尾匡さん理論を完全解剖する

今回は「新しいMMT入門」の第12回、  兼 資本論-MMT-ヘーゲルを三位一体で語るの第46回と…

にゅん
1か月前
6

MMTにおける「税が貨幣を動かす」ビューの論理(レイ本の第7章)VII

レイ『現代貨幣を理解する:完全雇用と物価安定への鍵』(Understanding Modern Money: The Ke…

にゅん
1か月前
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第45回 税の本質を考える(論考編)

 「資本論-ヘーゲル-MMTを三位一体で語る」の、第45回。  前回は問題の設定を行いましたが、このエントリだけで話が分かるようにしておきます。  これはある社会モデルを想定して税の一般モデルを記述する試みです。  すなわち既存の共同体に政府が現れ新通貨を導入することを通じて、その共同体で政府がやりたいことを実現する。  そこでは税の徴収はどのようになされるか?という問題です。  なお当然のことですが、この社会では資本制生産(利潤を目的とした生産)が行われてていない

第44回 税の本質を考える(問題編)

 「資本論-ヘーゲル-MMTを三位一体で語る」の、第44回。  今回は、このシリーズでワタクシ…

にゅん
2か月前
2

第43回 「総体としての準備金」概念の誕生へ。reserves から reserve への話①

 「資本論-ヘーゲル-MMTを三位一体で語る」の、第43回。 このところ何度も取り上げているの…

にゅん
2か月前
2

MMTにおける「税が貨幣を動かす」ビューの論理(レイ本の第7章)VI

レイ『現代貨幣を理解する:完全雇用と物価安定への鍵』(Understanding Modern Money: The Ke…

にゅん
2か月前
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MMTにおける「税が貨幣を動かす」ビューの論理(レイ本の第7章)V

レイ『現代貨幣を理解する:完全雇用と物価安定への鍵』(Understanding Modern Money: The Ke…

にゅん
2か月前
7

MMTにおける「税が貨幣を動かす」ビューの論理(レイ本の第7章)IV

 レイ『現代貨幣を理解する:完全雇用と物価安定への鍵』(Understanding Modern Money: The …

にゅん
2か月前
6

MMTにおける「税が貨幣を動かす」ビューの論理(レイ本の第7章)III

 レイ『現代貨幣を理解する:完全雇用と物価安定への鍵』(Understanding Modern Money: The …

にゅん
2か月前
3

第42回 だってみんな聖なる神々を信じている?

「資本論-ヘーゲル-MMTを三位一体で語る」の、第42回。  実はちょっと驚いたのですが、前回のこの記事を読んでいただくまで「MMTは現代の経済を形而上学的に語っていやしないか?」と感じていたとおっしゃる方がいらしたのです。その疑問は氷解しているようだとはいえ。  うー、umgekehrt.  なぜ驚いたかと言えば、逆だからです。 (umgekehrt はマルクスとか弁証法ではたくさん出てくる「逆である」を意味するドイツ語)。  説明方法を考えなくては。。。  今回