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#育児 記事まとめ

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妊娠から出産、子育て、教育についてなど、noteに投稿された育児系の記事をまとめていきます。
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#日記

「できなくてもいいよ」は子どもを認める言葉? それともただの甘やかし?

この連載では、褒めるでもなく、叱るでもない、認める言葉を子どもにかけましょうとお伝えしてきました。そこで今回は、子どものことは認めたい。でも認めるところがない! というお悩みです。 ■「できなくてもいいよ」は言ってもいいの? 他の子ができることは、我が子にもしっかり教えてできるようにしてあげなくては…! と焦りますね。 それなのに「できなくてもいいよ」と認めていたら、ずっとできないままになってしまうのではないか……? と心配になる気持ちもわかります。 その場合、どう認めた

【こども企画】おうちフェスティバルを開催して、子どもが初めてお金を稼いだ日

昨日、子どもとおうちでフェスティバルを開催しました。 企画から、チラシ、チケットの作成、部屋の飾り付け、食材の仕入れ、料理などの準備や当日の料理提供、ゲームの運営までやり切ってくれました。 企画編この企画を思いついたのは、2週間前。 息子はいつもどこかのお店に行くと、感化されて家に帰ってきます。そして、「いらっしゃいませ!」とお店やさんが始まるのです。 働くことに強い憧れを抱いていました。 普段の遊びも、自分が遊ぶよりも「ママとパパがこれをやって」と、運営サイドに回

娘たちと過ごした8年間の保育園生活

こんにちは。みしまです。 私には2人娘がいますが、今年の3月に下の娘が保育園を卒園。それとともに娘たち2人合わせて過ごした8年間の保育園生活に終止符を打つことになりました。 子どもを保育園に入れる目的は、親が仕事をしている間、あずかってもらうため。子どもを入園させた当時は、そんなふうに杓子定規な考えでいました。でも8年たった今、子どもたちだけでなく、私自身が親として成長させてもらった気がしています。 私には、子育てに不安を感じたときに思い出す言葉が2つあります。それらは

先生はお兄ちゃん

二歳差の我が家の息子たち。 算数大好き、そして何故だか絶対音感を持っていて、さっきまで遊んでいたゲームのBGMをメドレーにして弾いてくれる小3長男と、 図工大好き、最近はキン肉マンにはまっていて、「ママ、お絵描きしよう!オレはバッファローマン描くけどママはどれ描くか選んで!」とキン肉マン縛りでお絵描き大会を決行する小1次男。 同じように育てているつもりでも、それぞれに得手不得手があり、個性があり。 食べ物の好みも違えば、寝ぐせのつき方も違う。 義母が、子どもたちがまだ幼

みんな誰かの魔法のスープ-みんなでキャンプしたときの話-

この土日は、キャンプに3家族と8人の子どもとで、大人数キャンプになった。はじめから企画していたわけではなくて、キャンプの魅力に取り憑かれてしまった夫が、私がいないときに、ムスコに息子のクラスの仲のいい子を連れて行ってやる、みたいなことを言ったもんだから、私は乗り気ではない上に、わらわらと仲間が増え、収集がつかなくなった。最終的に父子参加2組と子だけ参加3人、そして、我が子3人という超大人数キャンプになってしまったというわけである。 その日の朝、Twitterで仲良くしている

仏像をこよなく愛する四歳児の話

お久しぶりです、よもです。幼稚園の夏休みが始まりました。 去年書いた土偶ボーイに関するnoteに未だにアクションを頂いていて嬉しいです。 そして、阿修羅推しの息子のnoteを書いてから約1年。 年少から年中になった今でも仏像熱が続いており、むしろ高まっています。 仏像とお寺にハマったこの一年 常にダッシュする男児から少しだけ成長し、お寺や美術館などでは静かに歩き小声で話せるようになりました。 さて、仏像にハマったきっかけは何だったでしょう。 土偶にハマったきっかけ

きみのおめめ ちくりと痛い #22

「娘ちゃん、前のやつも泣かなかったから大丈夫だよ」 病院までの道のり、お気に入りのぬいぐるみをぎゅっと抱えながら何度も繰り返した。 夫と私はその度に、おお、すごいねと目配せしながら返す。 自動ドアを開け、カウンターに駆け寄り背伸びして受付の方へ名前を伝えていた。追って私もフルネームを伝える。 「インフルエンザの予防接種ですね」 はい、と答えながら娘を見ると、壁に貼ってあるポスターをじっと見つめていた。 長椅子に座って、手渡された問診票へ名前、住所などを順に書いていく。 「は

赤ん坊の娘が発見したもの【エッセイ】

生後5カ月の娘が、急にワガママになってきました。 気に入らないことがあると、すぐに泣く。とにかく泣く。 おしゃぶりがうまく口に入らない。それだけで朝六時から絶叫です。 赤ん坊は泣くのが仕事。そうです。 でも、あやすのは親の仕事なのです。 抱っこの時間が増えて、ちょっと筋肉がついたのは嬉しいのですが、それよりも背中と腰へのダメージが蓄積されているようです。 朝起きた時点で、背骨に沿ったエリアがもう痛い。 ぼくはどうも無理な体の使い方をする癖があるみたいで、気が付くとずっと

子どもに「やめさせるか」「やらせるか」ではない第3の方法

自己肯定感を育てるために、子どもを認める大切さは十分理解している。でも、こんな時はどう認めたらいいのかわからない……というご相談が増えました。 その中から、今回はこんなお悩みです。 この 前々回の「子どもの集中力を邪魔する親の言葉かけとは?」で、親にとってやめさせたいことでも子どもの集中力を育むために、一緒に楽しみましょうと書いたので、悩まれたようですね。 みなさんなら、どうしますか? 「危ないから、すぐにやめさせるべき」 なのか 「自己肯定感を育てるために見守ったほう

テーブルという舞台をつくる

「カンパーイ!」 わが家では、特別な日には半日ほどかけて料理をし、みんなでテーブルを囲むことが恒例になりつつある。 当日までの流れ。 1.家族のスケジュールをおさえる 2.主役のリクエストを確認する 3.買い出しにいく 4.料理する 5.写真撮影をして記録に残す この中で決まっているのは、主役のリクエストに応え、あなただけのテーブルをつくるってこと。一番気を配っているのは子どもたちの公平性だけれども、誕生日、雛祭りやこどもの日などを仕分けると自ずと平らになるので、たぶ

長男とのプチ家出タイム

日曜日の夕方、ちょっとした行きちがいから小3長男が夫に怒られた。 長男は泣いてリビングから出ていき、夫が追いかける。 それでまた長男は別の部屋に移動して体育座りをして泣く。 そのうちに、長男は裸足でマンションの廊下に出ていってしまった。 しゃがみこんでいる長男が落ち着くまで隣に座り、すこし落ち着いたところで、とりあえずサンダルでもはいたらどうかと提案しても返事はなかったけど、サンダルとりに行くなら家までおんぶするよと背中を向けてしゃがんだら乗っかってきたからおんぶして家

「小学校入学前」の親子の会話。もっとも大事なポイントとは

小学校の入学を控えるご家庭では、心構えはもちろん、準備すべきものも多くて大変ですね。 インターネットで“入学前にできるようにすべきこと”なんていう記事が目に入る機会も増えて、落ち着かない気持ちになります。 4月生まれと3月生まれではできることの違いや、成長にも個人差はありますが、それほど気にしなくてもいいと思います。できる子と比較して、我が子にダメ出しするほうが、よっぽどマイナスです。 そんなことはわかっていても…… 「〇〇ができないと、小学校入ってから困るよ!」と叱

自ら歩き出さないと夢は叶わぬ、と息子が教えてくれた話

あの可愛いお店に行ってみたい「あのおみせ、なんのおみせ?」 保育園に車通園中のとき見かける可愛いお店。息子が気になって、私に質問してくる。 「なんだろうね〜」と私ははくらかしていたが、ある日うっかり「ケーキ屋さん」と口を滑らせてしまったのだ。 それからというものの、事あるごとに「ケーキやさんにいってみたいなぁ」と言うようになった。 3歳児と買い物=修行「なにも、ケーキ屋ぐらい連れて行ってあげたらいいじゃない」と思う方もいるだろう。しかし、子どもの特性にもよるが3歳児と買

息子の卒園式で泣けなかった

6年前のあの日、ちいさな希望とたくさんの不安と、それからまだひとりで歩くこともできない息子とを抱いて訪れたこの場所で、沈丁花のあまい香りに出会ったのを覚えている。無骨な鉄製の門を脇で彩るように、その花は咲いていた。 息子くん、素敵なお名前の由来は何ですか? 玄関先でわたしたちを迎え入れながら、笑顔とともにそう声をかけてもらった。あの言葉から、この場所でのすべてがはじまった。 息子が、卒園した。 0歳から6年間、通い続けた保育園を卒園した。 いつかくるとわかっていたそ