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#育児 記事まとめ

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妊娠から出産、子育て、教育についてなど、noteに投稿された育児系の記事をまとめていきます。
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#子育て日記

子どもに使ってほしい色鉛筆への愛を語る

100%親のエゴですが、我が子(小学1年生&年中)をお絵描き&工作好きに育てたいと思っています。下手か上手かではなくて、とにかく手先を動かして心が整う感覚を味わってもらえればそれで良し◎。好きになってくれれば私も一緒に楽しめて嬉しい!ただそれだけの理由です。別に何を描いているわけでなくても紙に筆記具を当てているだけで楽しい。その感覚を存分に味わってほしいだけなんです。おかげさまで我が家、各自が毎日お絵描きしています。何かが描けるときもあれば、ただの模様のときもあります。 そ

小麦アレルギーでも頑張らない食事:シンプルな料理で得る時間【子育てエッセイ】

我が家の第二子ちびにーくんは、小麦・卵アレルギーだ。 しかも小麦に関しては、パンくず1カケラで嘔吐するほど。体が真っ赤に染まり、たくさんの発疹が出て、痒みや不快感があるのか、ずっと泣き続ける。 そんなわけで、我が家は家族全員が家で小麦製品を食べない。私は料理が苦手なのにもかかわらず、毎晩レシピを検索しながら、小麦を抜いた食事を毎日毎食用意し続けている。 そして、悲しきかな。料理を頑張れば頑張るほど、息子は食べなかった。 口にはしなかったけど、正直、何度もこの言葉が頭を

小学一年生がつくる学童弁当

子育てが(も?)ちょっと変わっているらしい。ときどき書いてみようと思い立って筆を執った。正確には愛用の文字入力機器ポメラを開いた。 まずは味噌汁研究家らしく料理の話。どうぞお付き合いください。 小学校の春休みが始まった。学童のありがたさ!先生方、改めてありがとうございます。 コドモの通う学童では長期休暇中、事前申込制の給食がある。ありがたい!コドモは集団生活を始めて以来、給食というものが大好き。「学童の給食も食べたい」と言う。 給食を申し込むためにつくったわが家のルー

日本の田舎町もニューヨークになる?ー地方で多様性について考える時ー

口元に二つのボディピアスが光り、眉毛の上でぱしっと切り揃えられた前髪はピンク色の太めのハイライトが印象的。後ろ髪は潔いほど刈り上げられ残りの髪はツインテールに。TIKTOKでバイラルして一気にブレイクした水曜日のカンパネラの二代目主演・歌唱担当の詩羽(うたは)ちゃん。 我が家のもうすぐ5歳になる息子は、その個性的なビジュアルとキャッチーな音楽に、心を一気に奪われたらしい。 最近、朝起きると「あの可愛い人が歌っているミュージックビデオを見たい」と寝ぼけなまこで言ってくるほどの惚

5歳息子といっしょに「出勤」した、34才誕生日。

「8月15日、ヘルプで出勤できない?」 店長から電話がきて、その日付を耳にしたとき、「あ、私の誕生日だ。」と思った。 でも8月15日は月曜日で、父ちゃんは普通に会社。息子の幼稚園はお盆休みなので、息子と2人でのんびりいつも通り過ごすつもりだった。 「特に予定はないんですけど、息子の幼稚園が休みなんです。息子を連れて行ってよければ、出勤できるんですけどねぇ〜。」 出勤したい気持ちはあるけど無理なんです、という気持ちを伝えようと、そんな言い回しで返答したら、予想外の答えが

息子の「将来なりたい職業」に驚きヒヤッとした話

ある朝のこと、夫と私は4歳の娘を保育園に送るべく、車に向かってと歩いていた。 すると、お向かいに住んでいる顔なじみのおばちゃんに声をかけられた。 「おたくの息子さんは、とてもしっかりしてるわね〜!!」 つい先日、小学2年生の息子が学校から帰ってきたとき、主夫である夫が家にいなかった。 家に入れなかった息子は、このお向かいに住んでいるおばちゃんの家に1時間ほどお世話になったそうな。 その時、息子は「将来の夢」を語ったというのだ。 家で息子が将来の夢など語ったことなど

子供が布団をはいじゃう理由。

夏を感じる日も増えてきたけれど。 夜になって窓をあけていると、ソヨソヨソヨソヨとひんやりした風が部屋の中に入ってくる。 1日の疲れが、スーっと癒えていく瞬間だ。 わが家の薄手の掛け布団は、4月の中頃くらいにサラッとした綿のシーツに着替えた。 それでも体温の高い5歳の息子にとっては、もうすでに暑いらしい。 でも、タオルケットにするにはまだ早い気もする。 「あつーい!」 寝かしつけ中、息子はそう言いながら、布団をバサッとはいだ。 「まだひんやりするし、風邪ひいちゃ

"なんにもやる気が出ない日"のママの本音と、そんな日の過ごし方。

「今日はコレをやって、アレをやって・・・」 家族が食べた朝ごはんの片づけをしながら、頭の中で今日やりたいことを巡らせる。 旦那さんが家を出て、息子を幼稚園に送って、シンッとした家に帰る瞬間が好きだ。 猫たちの歩く音がきこえるくらいに、カタツムリたちがキャベツを食べる音がきこえるくらいに静かで、いつもはその静けさの中で、今日やろうと頭で巡らせていたことをやり始める。 でもたまに、どうしてもやる気が出ない日がある。 昨日の私は、ソレだった。 あ、今日はココにいちゃダメ

5歳息子と初めて「花金」を楽しんだ金曜日の話。

今の若い人たちがこの言葉を使うのかどうかはわからないけれど。 5歳の息子と、はじめて"花金"っぽい夜を過ごしたので、その日のことを書こうと思う。 「今日は飲み会やから、夜ごはんはいらないよ。」 父ちゃんの口から久しぶりにこの言葉を聞いたからハッとした。この言葉を聞くと、ちょっとだけワクッとする。たくさん食べる父ちゃんがいないということは、夜ごはんの手抜きができるのだ。 父ちゃんが夜ごはんのいらない日は、1年以上ぶりだろうか。それよりも前は、1ヶ月に1〜2回は飲み会があ

"忍者走り"で「かけっこ」に挑んだ、5歳息子の運動会の話。

幼稚園の運動会がおわった。 年中さんの息子は、かけっこと、つなひきと、パラバルーン(クラスみんなで円形の大きな布の端っこを持って、タイミングを合わせてふくらませたり移動したりする演技)をがんばっていた。 息子は終始キリッとした顔でキビキビと一生懸命演技していて、その様子にも少し驚いた。去年は、気の抜けた顔でダラーンと踊っていたからだ。 パラバルーンの演技が終わると、園児たちは退場門をくぐって、観覧席の前を通って、自分の席に戻る。 観覧席の前を通る息子に手をふると、息子

保育園に行くと、花束を抱えた息子がいた

初めての子育て、くだらない理由でたくさん病院にお世話になった話

長男アキラが生まれてから「男の子は病気になりやすいし、ケガも多いわよ〜」ってよく脅かされました。小さい頃はそんなに病気はなかったけど、ケガは確かに多かったですねー。あと、くだらない理由で病院によくお世話になってました。 年末年始に義実家に帰省した時には、2回も救急外来のお世話になったことがあるんですが、なんでわざわざ義実家で! しかも、なんでわざわざ病院開いてない年末年始に!って感じ。 その1.BB弾騒動鼻の穴にBB弾を入れて遊んでいたらとれなくなってしまったのです! こ

母乳神話に完全に縛られていた頃、救ってくれた桶谷式、の話

「母乳が出ませんねー」 「体重増えませんねー」 「ミルク足した方がいいですねー」 何度言われたことでしょう。妊娠中から「母乳」で育てたいと思っていたし、出産後は当たり前に母乳が出ると思っていたので、毎回、病院の看護師さんやら保健師さんからこう言われるたびに泣きそうでした。 あーあ。なんで私は母乳で育てられないんだろう…。 いわゆる母乳神話っていうんですか? 当時の私は「絶対に完全母乳!ミルクは悪!」みたいに、極端にこだわりすぎてて、ホント自分の首を絞めまくっていまし

おめでとう、ありがとう、10歳

今日は長男の誕生日。 10歳。ひと区切りだなぁと思いながら、誕生からの歩みを思い出す。「子どもを持つ」という一大イベントを、私は心から楽しむことができずにいた。 あれから10年。 家族や周囲の人に助けられながら、子どもの成長を間近で見守ることができた。こんなにうれしいことはないと、心から思える今がうれしい。 青、ときには黒でも塗りたくった自分の心とも、折り合いをつけながら子どもと向き合ってきた。 子どもの中に自分を見て、自分の人生を赤ちゃんからやり直しているような気