フォローしませんか?
シェア
ある方のおすすめで、梅棹忠夫『文明の生態史観』(中公文庫)を読了。実に面白かった。いわば生態学と人類学の架け橋だが、さらに神話学などを挟むことで心理学にも繋げられないものだろうか。中沢新一の『アースダイバー』シリーズにも通底する何かを感じる。やはり地理学も、かじった方が良さそう。
サッサ・プーレグレーン著 枇谷玲子 訳『北欧に学ぶ小さなフェミニストの本』(岩崎書店)を読了。怒らず穏やかに、強くしなやかに自由を求めるといった印象の本。こういう気風が根づけば、ハラスメントと縁遠い社会が実現できるのではないかと感じた。文化の違いを超えて学ぶところ大。読みやすい。