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50歳といういきものを進化で考えてみる(自己紹介)


2024年 令和6年  50歳

この ”50歳といういきもの” がなにものなのか?前半は現在の生態、後半は進化の過程から特徴をお伝えします。
(自己紹介なのですが、noteの使い方練習にもなっています・・・)

町内や会社で出会う ”50歳ぐらいのいきもの” 意味わからん!謎やわ!と感じられているあなたも気になればぜひ。

注:あくまでも、わたし一人称のふりかえりですので一般論ではございません。ご了承ください。

1.現在の生態

1)生態

メーカーに勤務して27年目。ほぼ人事関連業務に従事し、現在は総務庶務マネジメント職。近年、複業としてキャリアコンサルタント事業を開始。

2)生息地

関西(ときどき東北)

3)習性

心地よい通勤時間は、読書(ビジネス書のみ)か野球観戦(関西の有名じゃないほうを長く応援)たまにプロスピa。休日は犬とふれあい、ときどき仲間と安居酒屋を堪能。最近バスケにはまりつつ。ジョジョリオンの文庫化を楽しみに待つ。chromebook ASUS M30が最近のお気に入り。

このあと ”50歳といういきもの” の進化の過程となります。エリクソンの心理社会的発達理論をオマージュして進化を分類しています。

2.進化の過程

1)幼児期

2024年に50歳を迎えるこの ”いきもの” は1974年に誕生しています。1974年は第二次ベビーブームといわれていた時代で子供も多いですが、20~40歳代にも大きなボリュームがあることがわかります。(下図参照)オイルショックはあるものの世界ではスタグフレーションや地価上昇も起こり、経済に動きがありエネルギッシュな幼児期だったのではと想像できます。

出典:国立社会保障・人口問題研究所

その時代の中、この ”いきもの” の生息環境としては、膨大な同世代たち(今と比べると1学年がめっちゃ多い)と、第一次ベビーブームのエネルギッシュな父母世代たちとのにぎやかな環境が続きます。

2)学童期

1980年代に入り1990年代後半まで、小中高大と学生時代を過ごします。ここで初期段階の ”いきもの” のキャラクター形成が進んでいきます。
振り返ればまさにnewが起こる時代でした。カップヌードル、コンビニ、ファミレス、ドラえもん、ガンダム、ジョジョなどの誕生、ドリフターズに俺たちひょうきん族、漫才ブーム、ザ・ベストテンでのヒット曲の数々、、、その後バブル期(1986-1991)へ突き進む勢い子供の目線から見ていました

@adobe stock

出てくる話題にネガティブな要素は少なく、拡大や躍進は続いていくとしか考えらえれていませんでした。インターネットがまだまだ普及されてなく情報が限定的だったことも影響し、前に進むためのメンタルの強さはこのころ培われました。同時に慎重さは退化していったのかもしれません。
また21世紀という言葉も将来への期待を増幅させていました。推進力、エネルギッシュ、努力、仲間、協力などをキーワードにこの ”いきもの” は進化を続けていきます。

3)青年期

ここで一転、バブルが崩壊し更にそのピークを迎えていきます(1900年代後半)。”いきもの” は大学生として就職活動期となり超氷河期と言われていました。今をエネルギッシュに生き続けた ”いきもの” は急激に波が大きくなっていく大海原を前に戸惑います。前を向き今を生き続けていれば未来は開けると信じた自分が、深く考え自ら道を切り開かなければならなくなりました。
もがき苦しんだ結果、たまたま運よく波にさらわれることなく、1つのメーカー企業に就職することとなりました。当時まだまだ大きくない企業でしたが出会いに感謝し、会社員として邁進することとなります

出典:厚生労働省HP

4)成人期

1997年の入社後、テクノロジーは大きく進化しインターネットの普及で時代は大きく変わりました。日韓ワールドカップや北京五輪、USJ、など華やかな一面、労働環境はハードな時代が続きました。(24時間戦えますか ♪ の時代です)
その頃、この ”いきもの” はというと、入社した企業が飛躍するタイミングだったこともあり、超ハードワークではあるものの、進化の過程で培ってきたバイタリティや協働精神により、とても満足度の高い時代を過ごします。特に人事関係の仕事との出会いは大きく、人に対する想いや熱意、面談など対人スキル、企業組織構成に対する興味を高め、社会人として大きな進化を遂げていきます。

@みんなのイラスト工房

5)壮年期

その後、コロナ過や働き方改革、人的資本経営、ダイバーシティなど世の中の働き方は大きく変化していきます。この ”いきもの” の生態はというと、20年以上生息した人事エリアから少し距離を置いた日々を過ごすこととなります。淋しさや物足りなさを感じることもありましたが、この距離感が新しい進化を生み出します。キャリアコンサルタントなど所属企業外の活動です。

思えば成人期の大きな進化の裏側にはどこか常に所属企業が背景にあり、自身を”個”として捉えきれていなかったように思います。今どきの世代では当たり前かもしれませんが、ようやく落ち着いて自分のキャリアを見つめ、とてもとても遅ればせながら、背負ってきた経験やスキルを支えに、楽しみながらキャリアを歩んでいこうと考えています。
会社員ラスト10年、いや20年?を前に、また大きく進化できたと思えていることは幸せです。今は素直に何かに貢献できればと思っています。

40歳は「不惑(迷いのない)」の年と言われ企業活動に没頭し、50歳は「知名(宿命を知る)」の年となります。今の活動が宿命なのかわかりませんが、自分をセンターに置いて楽しみながら歩いていくことが必要だと感じている ”50歳といういきもの” です。今更ですが。

めざせ素敵な60歳「耳順(周囲の意見を素直に受け入れる)」。「老年期」はまだまだ先の話。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
ちょっといいように書いているかもしれませんが、そこはご了承下さい。
半世紀を振り返るよい機会となりました。

感謝。

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