オプキャリ相談所|キャリアコンサルタント|副業|

新卒入社から20数年目。労働組合、現場人事、本社人事、海外人事、工場人事と渡り歩き、今…

オプキャリ相談所|キャリアコンサルタント|副業|

新卒入社から20数年目。労働組合、現場人事、本社人事、海外人事、工場人事と渡り歩き、今は人事職と少し距離をおいた部署で働いています。 やりがいと社会貢献の観点でキャリアコンサルタント事業に取り組んでいます。 今まで出会った本の記録をつけてみようと始めました。よろしくお願いします。

マガジン

最近の記事

キャリアコンサルタントですと言えるようになってみて

キャリアコンサルタント事業を複業として少しだけ始めています。どの段階で自ら「キャリアコンサルタントです」と言えるのか?は人それぞれだと思います。 今回はわたしのキャリコン資格を目指すまでと、取得直後の気持ちを書き留めておきます。 1.目指してみたときの話2022年末 キャリアコンサルタント(国家資格)を目指してみようと気持ちが固まりました。その気持ちになるまでに考えていた3つの視点を振り返ってみます。 ①過去の仕事をふりかえってみる 思い立った2022年末。 まもなく5

    • 50歳といういきものを進化で考えてみる(自己紹介)

      2024年 令和6年  50歳 この ”50歳といういきもの” がなにものなのか?前半は現在の生態、後半は進化の過程から特徴をお伝えします。 (自己紹介なのですが、noteの使い方練習にもなっています・・・) 町内や会社で出会う ”50歳ぐらいのいきもの” 意味わからん!謎やわ!と感じられているあなたも気になればぜひ。 注:あくまでも、わたし一人称のふりかえりですので一般論ではございません。ご了承ください。 1.現在の生態1)生態 メーカーに勤務して27年目。ほぼ

      • 多様性の科学(著:マシュー・サイド)

        ”多様性” よく耳にします。 さすがにこれだけ登場すると知ってる気になっている。 いや知ってる気になっているだけのような気がしてきた・・・。 そんな2021年に書店で見つけた本書は、多様性を深掘りする糸口になればと思い読み進めた一冊です。 それでは、すこし読書記録を書き留めておきます。 なんの話から始まるのかと思えば、「9・11テロ」 意表をつかれました。テロと対峙するCIA組織の構成について、多様性の観点から考察されています。多様性のモヤモヤポイントがいきなり少し解消

        • 成功が約束される選択の法則(著:ショーン・エイカー)

          ショーン・エイカーさん(著者)をご存じでしょうか。 TEDの「幸福と成功の意外な関係」で知った人が多いかもしれません。(見てない方は冒頭のアメリカンジョークからお楽しみください) ショーン・エイカーさんはポジティブ心理学の第一人者で、ハーバード大学で研究を重ね、ハーバードビジネスレビュー誌で表紙を飾ったこともある方です。本書の前に書かれた「幸福優位7つの法則」も有名です。 それでは、すこし読書記録を書き留めておきます。 他のお気に入りの本と同じく、「はじめに」の一文から

        キャリアコンサルタントですと言えるようになってみて

        マガジン

        • キャリコン事業note
          2本
        • 読書きろく
          7本

        記事

          だから僕たちは、組織を変えていける(著・斎藤徹)

          ”正方形に近い独特な形やシンプルでいい感じなビジュアル” ”興味をそそられる題名” 心を奪われ2022年の始めに書店で購入した一冊です。思わず飛びついた一冊ですが、今では何度も読み返している記憶に残る書籍となっています。 すこし読書記録を書き留めておきます。 冒頭から、組織に対するアプローチが続くのですが、時代(環境)を振り返りながら様々な時代にとって組織の在り方がわかりやすく書かれています。組織の過去のトレンドが時代背景とつながっていて理解しやすい。最後には現代組織に

          だから僕たちは、組織を変えていける(著・斎藤徹)

          やっぱり原点「自己理解」

          キャリコン事業の一環として、2025年学卒就職活動のお手伝いを少し行っています。(まだまだ事業というよりもお手伝いレベルです)そこで再認識できたことは やっぱり「自己理解」 に立ち返るということでした。すこし振り返りたいと思います。 就活の中で「自己理解」大学生の皆さんの「就活」というと  インターンシップ  エントリーシート提出(ES)・履歴書提出  会社説明会参加  グループ面接・集団面接・グループワーク  個人面接・web面接 私が社会に出た数十年前からは大きく大

          人事で一番大切なこと(著・西尾太)

          人事って何ができる人でしょうか。 わたしは本社・事業本部・生産工場とさまざま場面で、「人事」と「事業」がかかわりあう場面に出会い、「人事」はどのような専門性や特殊性で「事業」に影響を与えるのか、うまく表現できない自分がいました。2023年末にこの本と出会い、今更ですが自分の価値観が少し整理され、他者にうまく話せるようになったと感じさせてくれた一冊です。 とても多くの学びがあり、想いを書ききれないのですが少し本書の一文を引用しながら感想をご紹介します。 とても興味深い2つの「

          ジョブ・クラフティング入門(著・川上真史/種市康太郎/齋藤亮三)

          「ジョブクラフティング」 近年、書店などでも見かけるようになったワードで、エンゲージメント向上やウェルビーイングなど企業活動の大切なキーワードです。結論、わたしの会社員人生の中で誇れる能力の1つはこれなんではないかと思えるほど共感し関連する本はいろいろと探索しました。(能力を持ち合わせているわけではなく、大切にしているだけなんですが) そんなジョブクラフティング関連の本の中で、「最初に読むならこれ!」と思えるわかりやすさと網羅性があるので、おすすめの一冊としてご紹介します。

          ジョブ・クラフティング入門(著・川上真史/種市康太郎/齋藤亮三)

          若手育成の教科書(著・曽山哲人)

          youtuberソヤマンでもお馴染みの曽山哲人さんの本の感想です。 サイバーエージェントCHOとしても様々な人事施策や改革に着手されていて、人物としての魅力も大きく企業人として学びも多い方です。一度お会いしたことがあるのですが、エネルギッシュで魅力あふれる方でした。 本書は数ある著書の中でも非常にわかりやすい本でした。さすがリアルビジネスパーソンだけあって、若手が育つをキーワードに現場実践型で書き進められています。 本書の最大のキーワードは「抜擢(ばってき)」です。日本語

          人を選ぶ技術(著・小野壮介)

          人事って何ができる人? 約20年続けてきた人事という仕事ですが、その専門性や特殊性を表現できない自分がいました。特に面接や面談といった直接人と相対する場面の対応は少しだけ自信もあったのですが、うまくそれを体系化・言語化できませんでした。 本書はそんな「人を見る」「人を選ぶ」が一冊にまとまっています。見えてなかったものが見え、言葉にできなかったことが言語化され、わたしの中では印象に残る一冊となりました。 本書では6割以上の方が「人を見る目がある」と答えたとあります。読書中のわ