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宝石伝説 (ニュー・カルト・ブックス)
宝石伝説 (ニュー・カルト・ブックス)
宝石にまつわる神話や伝説が、集められた本です。
二〇一四年現在では、類書がたくさん出ていますね。パワーストーンなどのブームが起こったためでしょう。
けれども、本書が出たのは、一九八九年です。当時、類書は、無きに等しい状態でした。本書は、宝石の伝承を集めた本として、貴重な資料でした。
二〇一四年現在でも、宝石の伝承を調べるには、使えます(^^
美少女の美術史 -浮世絵からポップカルチャー・現代美術にみる"少女"のかたち
美少女の美術史 -浮世絵からポップカルチャー・現代美術にみる"少女"のかたち
本書は、同名の展覧会「美少女の美術史」の図録として作られた本です。
とはいえ、展覧会を見ていなくても、充分に楽しめます(^^) 展覧会を見た人でも、本書の解説を読めば、展覧会の意味が、より、わかりやすくなると思います。
本書のいわく、「美少女とは、実在しない。観念的な存在である」。
この意見には、異論の
完全保存版大好きだった! 少女マンガ70年代篇 (双葉社スーパームック)
完全保存版大好きだった! 少女マンガ70年代篇 (双葉社スーパームック)
題名どおり、一九七〇年代の少女マンガを紹介した本です。
当時の有名な作品は、これ一冊で、網羅されていると思います。
少女時代―あるいは、少年時代―、これらの作品に夢中になった方には、とても懐かしく、楽しい本でしょう(^^)
当時を知らない世代の方でも、少女マンガに興味があるなら、読んで損はありません。二〇一
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アジアの仮面―神々と人間のあいだ
アジアの仮面―神々と人間のあいだ
アジアの仮面を使った芸能について、書かれた本です。仮面劇、仮面舞踊などですね。
日本、韓国、中国、ネパール、インドネシア、インド、スリランカの七カ国が、取り上げられています。
日本人であっても、日本の仮面の文化について、詳しい方は、少ないでしょう。
ましてや、他国のこととなれば、情報は、ごくわずかです。
本書は、複数のアジアの国々を取り上げ
衝撃の古代アマゾン文明―第五の大河文明が世界史を書きかえる
衝撃の古代アマゾン文明―第五の大河文明が世界史を書きかえる
少し前までの世界史の教科書には、必ず、「世界の四大文明」が、載っていましたね。
ナイル川のほとりのエジプト文明、チグリス・ユーフラテス川のほとりのメソポタミア文明、インダス川のほとりのインダス文明、黄河のほとりの中国文明です。
「古代文明は、大河のほとりに生まれる」という定説が、あったんですね。
が、じつは、この定説は、
あなたの知らない都市伝説の真実: だまされるな!あのウワサの真相はこれだ!
あなたの知らない都市伝説の真実: だまされるな!あのウワサの真相はこれだ!
二〇一四年現在、世間でささやかれる都市伝説について、その真相を暴いた本です。
廉価なコンビニ本なので、「都市伝説をネタに、扇情的なことを、あることないこと書き立てた本だろう」と、誤解されやすいですね(^^;
外見に惑わされてはいけません。内容は、まじめです(^^)
著者は、筋金入りのオカルト懐疑論者
仮面―ヨーロッパの祭りと年中行事 (現代教養文庫)
仮面―ヨーロッパの祭りと年中行事 (現代教養文庫)
ヨーロッパに息づく、仮面の文化を紹介した本です。
ヨーロッパと言えば、キリスト教に染まった社会ですね。ですから、祭りや年中行事も、キリスト教に関わるものばかりです。
ところが、その下には、キリスト教より前の、古い多神教の文化が、残っています。
本書を読むと、それが、よくわかります。
まず、たくさんの「キリスト教的でない」
笑うカイチュウ―寄生虫博士奮闘記
笑うカイチュウ―寄生虫博士奮闘記
寄生虫博士として有名な、藤田紘一郎さんの著書です。
カイチュウをはじめとした、寄生虫についてのエッセイ集です。
とにかく、面白いです(^^)
知られざる寄生虫の生態や、それに関わる人間模様が、具体的に書かれています。
笑いながら、寄生虫についての知識が付きます。楽しめるうえに、お得な本ですね(^^)
藤田さんは、「日本人にアレルギーが増
日本の憑きもの―俗信は今も生きている
日本の憑きもの―俗信は今も生きている
日本の憑きものについての、古典的名著です。
日本の憑きものを調べるにあたって、本書を抜きにすることは、考えられません。決して欠かせない基礎文書です。
本書を読めば、日本の憑きものについて、基本的な知識は、押さえたことになります。
ただし、内容がぎっしりなので、読み通すには、時間がかかります。
狐憑き、犬神憑き、蛇憑きなど、憑きものには、
宗像大社・古代祭祀の原風景 (NHKブックス 1119)
宗像大社・古代祭祀の原風景 (NHKブックス 1119)
福岡県にある有名な神社、宗像【むなかた】大社について、書かれた本です。
宗像大社の歴史と、その果たしてきた役割について、とてもよく、まとまっています(^^)
宗像大社は、今でこそ、福岡県宗像市が本拠地のようになっています。
が、その祭祀の原点は、遠い海上の島にありました。玄界灘に浮かぶ沖ノ島です。
沖ノ島は、二十一世
よくわかる「世界の幻獣・ドラゴン」大事典―ドラゴン、ゴブリンから、ナーガ、八岐大蛇まで (廣済堂ペーパーバックス)
よくわかる「世界の幻獣・ドラゴン」大事典―ドラゴン、ゴブリンから、ナーガ、八岐大蛇まで (廣済堂ペーパーバックス)
世界の幻獣を紹介した本です。コンビニ本の一種ですので、『大事典』というほど、重厚な本ではありません。類書は、たくさんありますね。
類書の中では、値段が安いほうです。そこが、本書の一番の利点です。
安い値段で、有名どころの幻獣を、ひととおり、見ることができます。
た
超常現象の科学 なぜ人は幽霊が見えるのか
超常現象の科学 なぜ人は幽霊が見えるのか
超常現象とは、どんなことでしょうか?
本書には、例えば、以下のようなことが載っています。
1)占い師のところへ行って、占ってもらったら、自分のことを、ずばずば当てられた! これって、超能力じゃない?
2)うとうとしている時に、自分の体から意識が抜け出して、天井に浮かんでた! これって、幽体離脱っていうやつじゃない?
3)子供の頃、「こっ
霊をよぶ人たち (ちくま少年図書館 96 社会の本)
霊をよぶ人たち (ちくま少年図書館 96 社会の本)
かつて、山形県の一部にあった、死者の霊と交信する文化を紹介した本です。
「死者の霊と交信する」というと、恐山のイタコを思い浮かべる方がいるでしょう。イタコも、死者の霊を呼び出して、交信できるといわれます。日本古来の形を伝える巫女【みこ】ですね。
イタコに相当する者は、昔の日本には、各地にいました。山形県の一部では、それは、オナカマ
徹底図解 幻獣事典―神話・伝説を彩ってきた、個性豊かなモンスターたち
徹底図解 幻獣事典―神話・伝説を彩ってきた、個性豊かなモンスターたち
この世に実在しない、神話や伝説に登場する生き物を、紹介した本です。
図鑑形式で、たくさんの幻獣の絵が載っています。しかも、全部、カラーです。『徹底図解』の名に恥じません。
ヨーロッパと西アジアの幻獣が、多く載ります。日本や中国などの、東アジアの幻獣は、少ないです。
類書は、多いですね。その中でも、良いほうだと