ぷらいまり。
アートライター。カルチャー系・アート系webメディアで執筆しつつ、noteでも展覧会情…
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エンジニアリングとデザインから生まれた 新しい動きとかたちの体験|「nomena まだ意味のない機械 ― phenomenal #03」展(nomena gallery Asakusa)
アメンボのように水面を泳ぐ時計の文字盤に、ひとりでゆっくりと転がる直方体、ディスプレイの中のアニメーションのように滑らかに動き回る図形… 目の前で動いているのが不思議に思えるような、現実感のない不思議な動きや形を目の前で体験する展覧会でした。 ▍nomenaとはnomenaはエンジニアリングを主軸としたものづくりのチーム。機械工学、ソフトウェア、建築、デザインといった複数のバックグラウンドを持ったメンバーで構成されているそうです。 東京2020オリンピック・パラリンピッ
自然光の中で 光と色彩を”体験する”展覧会 |フランシス真悟「Exploring Color and Space-色と空間を冒険する」(茅ヶ崎市美術館)
絵というより、光そのものを観ているような絵画作品で。また、「絵画」の作品でありながらも、その写真を観ても伝わりきらない、光と色彩の知覚現象を体験するような展覧会でした。 ▍フランシス真悟とはフランシス真悟は、1969年カリフォルニア州サンタモニカ生まれの画家。アーティスト。父親は、20世紀を代表するアメリカ抽象表現主義の画家 サム・フランシス、母親は、日本のメディアアーティストのパイオニア 出光真子。 ミニマルで抽象的なアプローチによって色彩、時間、空間を探求する作品を制