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大切な存在

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初めての長編です!
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大切な存在 1話

大切な存在 1話

初めての長編です!
温かい目で見てください🙇

午前8時。
朝になり日が部屋に差し込んでくる。
そして、この部屋で寝ていた少年が気怠そうに目を開けて起きる。

〇〇:...んぅ......ん?...あぁ、そっか...

いつもと見慣れない天井に違和感を持つも、
その理由にすぐ気づく。

〇〇:引っ越したんだった...

まだ頭が回らない中で、この状況を理解する。

〇〇:...起きるか

〇〇は

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大切な存在 2話

大切な存在 2話

〇〇:おはようございます。飛鳥さん

飛鳥:おはよう。〇〇、蓮加。

蓮加:あ!飛鳥さんだ〜
おはようございます!ギュッ

飛鳥:蓮加会いたかったぞ〜

齋藤飛鳥さん。僕と蓮加のお母さんの従姉妹で
唯一の親族だ。お母さんのことを本当の姉のように慕っていたらしい。そのおかげなのか、いつも僕たちのことを気にかけてくれている。

飛鳥:ごめんな〜
引っ越しの手伝いできなくて

〇〇:いやいや、今日ついて

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大切な存在 3話

大切な存在 3話

〇〇:うぅ〜ん...あぁ...今日から学校か

あれから日が経ち、今日から学校が始まる。
いつものように〇〇は朝ご飯を作る。
そろそろできそうな頃合いに蓮加が入ってくる。

蓮加:おはよ〜

〇〇:おはよう。そろそろできるよ

蓮加:は〜い

そして、朝の食卓を囲んで食べる。

〇〇:今日から学校だね。頑張れよ?

蓮加:うん!お兄ちゃんこそ頑張ってね

〇〇:ありがと

そしてあらかた準備を終え

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大切な存在 4話

大切な存在 4話

飛鳥さんから引越し祝いを受けた〇〇と蓮加。
とても楽しい夜になった。

そして〇〇はある夢を見た。

“…んだよ!“ “…まえよ!“
“…ふふ、あんたがバカでよかった。“

〇〇:…あぁ!!

夜が更けていくころ、〇〇は飛び起きた。

〇〇:...あぁ...なんで...

コンコン

蓮加:お兄ちゃん?大丈夫?

お手洗いのために〇〇の部屋の前を通っている時に〇〇が叫び声が聞こえてきたため様子を

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大切な存在 5話

大切な存在 5話

放課後。

△△:〇〇ー、帰るぞー

〇〇:うん

久保:〇〇くんじゃあね!

〇〇:うん、じゃあ

△△:しかし、うちのクラスレベル高くね!

〇〇:そうなのか?

△△:見てなかったのか?
クラスの女子みんな可愛かったぞ

〇〇:ふーん

△△:まじで興味ねぇのな。ま、いいけど。
それより明日部活の見学会があるぞ

〇〇:らしいね

△△:高校はやるのか?

〇〇:まさか、やらないよ

△△:

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大切な存在 6話

大切な存在 6話

翌日。

〇〇はいつもの時間に起きる。
隣で寝ていたはずの蓮加がいない。
昨日の蓮加の甘えは可愛かったななんて思いながら体を大きく伸ばす。

リビングに入ると
キッチンで料理をしている蓮加がいた。

〇〇:おはよ

蓮加:お兄ちゃん!おはよ!

〇〇:朝ご飯?

蓮加:うん!もうすぐできるから顔洗ってきて!

〇〇:うん

朝起きた時の蓮加の笑顔はすごく可愛い。
そんなことを思う僕もシスコンかなな

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大切な存在 7話

大切な存在 7話

午前中の授業も終わり、
お昼休み。

〇〇:あっ、お弁当これか

今日は蓮加のお弁当だ。
中身を楽しみにしながらお弁当を開けようとする。

久保:岩本君、一緒に食べてもいい?

〇〇:いいですよ

久保:ありがとう

そう言って2人で食べる。

久保:岩本君のお弁当美味しそうだね

〇〇:これ妹が作ったんですよ

久保:へぇー!すごい!
いつも妹さんが作ってるの?

〇〇:いや、今までは僕が作って

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大切な存在 8話

大切な存在 8話

カランコロン。

〇〇:失礼します

??:あっ!来た来た!

〇〇:今日からよろしくお願いします

??:よろしく!〇〇君!

〇〇:店長は...

??:違うでしょ?店長じゃなくて?

〇〇:絵梨花さん

生田:久しぶりだね!

〇〇:お久しぶりです

生田:前会った時はあんな幼かったのに
今やこんな大きくなって...

〇〇:いや、会ったの3年前なので

生田:でもほんとに大きくなったなって

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大切な存在 9話

大切な存在 9話

そして初バイトを終えた。

生田:〇〇君上がりで!

〇〇:あっ、お疲れ様です

白石:〇〇君お疲れ!

西野:お疲れやでー

〇〇:はい!お疲れ様でした!

ふぅー...
初バイトが終わった...

〇〇:覚えることが多すぎて大変だなぁ

疲れを覚えながら帰る。

〇〇:ただいまー

蓮加:おかえりお兄ちゃん

〇〇:うん
なんかいい匂いがするなぁ

蓮加:うん!ちょうどご飯出来上がった!

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大切な存在 10話

大切な存在 10話

その日の夜。

〇〇はある紙を眺めていた。

〇〇:うーん...

その紙を見て悩んでいた。

〇〇:どうしようかな...

結局決めることができずに
夜が更けていった。

蓮加:おはよう!

〇〇:おはよう...

蓮加:なんかすごい眠そうだね笑

〇〇:あんまり寝れなかったからな

蓮加:ふーん、とりあえず顔洗ってスッキリしてきたら?

〇〇:うん、そうするよ

蓮加:その間に準備しておくね

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