苦しくも貴重な、3ヶ月だけの小説家
昔から文章を書くのが好きだ。
初めて好きだと自覚したのは小学校低学年の頃。夏休み最終日に適当に書いた読書感想文が大変評価され、職員室にいた教員全員が回し読みしたらしかった。担任はもちろん、話したこともないような先生にも褒められて、文章を書くのが好きになった。
文章を書くこと、と、文章を読むことは切り離せないと思っていて、私はそもそも読むことも好きだった。
我が家に来るサンタさんはプレゼントとは別に、2,3冊の本を枕元に置いていった。
周りの友達に聞いても、プレゼントしか置い