ローリング内沢

フリーランスのライター/編集者。得意分野はゲーム、音楽、デザインなど。仕事履歴は(ro…

ローリング内沢

フリーランスのライター/編集者。得意分野はゲーム、音楽、デザインなど。仕事履歴は(rolling-web.com)。趣味でDJ(soundcloud.com/rolling_u/)もやってます。1992年より『週刊ファミ通』クロスレビュアーを務める。

マガジン

  • おバカな「ワンフレーズ小説」

    "奇妙なワンフレーズ"をAIの力を借りて拡張させた超短編小説。 なにがどうなったら、そのワンフレーズがこうなるのか? 想像を遥かに超える不思議な世界観をお楽しみあれ!

  • 不定期更新【ローリング内沢の】エッセイ・コラムいろいろ

    ローリング内沢が書き下したエッセイ・コラムなどをまとめました。当マガジンを気に入りましたら各記事の下部にある「気に入ったらサポート」のボタンからご支援(投げ銭)をいただければ執筆のモチベーションアップに繋がります。なにとぞ、よろしくお願いいたします!

  • 【ローリング内沢の】おかしなレシピ

    「レシピ」という形のおかしなエッセイです。 キミはこのシュールな文章についてこれるか! <全15エピソード・すべて無料>

最近の記事

  • 固定された記事

ローリング内沢のプロフィール【自己紹介】

◆ローリング内沢(うちざわ)とは? フリーランスのライター・編集者です。 1970年、東京都出身。1989年~2000年まで、ゲーム誌『週刊ファミ通』(旧・『ファミコン通信』)の編集者として働いていました。 2000年4月にフリーランスになって現在に至ります。 👇さらに詳しい経歴はこちらをご覧ください。 Wikipedia|ローリング内沢 リクナビNEXTジャーナル|"ゲームを遊ぶ=仕事"になる時代がようやくやってきた(ローリング内沢さん) ◆どのような仕事を

    • 「寝起きざま、ずぶ濡れのムックにひっぱたかれる」【ワンフレーズ小説】

      📚1分で読める、おバカなショートストーリー早朝、静かな部屋で、私は目を覚ました。まだ夢見心地のまま、ぼんやりと天井を見つめていると、ドアが勢いよく開かれた。次の瞬間、ずぶ濡れのムックが飛び込んできて、そのまま私のベッドに駆け寄り、無言で私をひっぱたいた。 「いてっ! 何するんだ!」、私は頬を押さえながら叫んだ。 ムックはびしょ濡れのまま、険しい顔で私を睨んだ。「おまえ、俺の夢に出てきて、俺のアイスクリームを全部食べたんだ!」 「は? 夢のなかの話でしょ? それで殴るなん

      • 「成人式に自慢の改造車で乗り付けたものの落雷に打たれてタイムトラベル」【ワンフレーズ小説】

        📚1分で読める、おバカなショートストーリー成人式の日、村上は自慢の改造車"サンダーボルトX"で会場に乗り付けた。ボンネットには巨大なドラゴンの絵、マフラーからは七色の煙が出るという派手な車だ。みんなの注目を浴びるなか、彼は得意げに降り立った。その瞬間、空が急に暗くなり、雷が轟いた。 「大丈夫、大丈夫。俺のサンダーボルトXは雷さえもエネルギーに変えるんだぜ!」と村上は下手な冗談を飛ばしたが、その言葉が終わるまえに、巨大な雷が車に直撃。次の瞬間、村上は車ごと消えた。 目を開け

        • 「バッティングセンターで150キロのおにぎりが飛んできてデッドボール」【ワンフレーズ小説】

          📚1分で読める、おバカなショートストーリー 一平はストレス発散のために、バッティングセンターに来ていた。彼はヘルメットをかぶり、バットを構えた。 「150キロの球なんて楽勝だ」と根拠のない自信で満々だった。しかし、ピッチングマシンがうなりを上げた瞬間、何かが違うことに気づいた。 一平は瞬きをしたが、その時にはもう遅かった。マシンから飛び出してきたのは、おにぎりだった。真っ白なご飯が空中を切り裂き、一平の左肩に直撃! 誰かが「デッドボール!」と叫び、一平は地面に倒れた。周

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          8本
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          45本
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          15本

        記事

          「ガムだと思って噛んでいたらWHAM!だった」【ワンフレーズ小説】

          📚1分で読める、おバカなショートストーリー「ガムだと思って噛んでいたらWHAM!だった」 街のコンビニで新しいガムを買った。パッケージには派手なデザインが描かれ、「驚きのフレーバー!」と書かれていた。 家に帰って、さっそくそのガムを取り出して噛み始めた。 最初はふつうのガムのように感じたが、突然、口のなかから音楽が流れ始めた。 驚いてガムを吐き出すと、そこにはなんとギターを持ったジョージ・マイケルとサングラスをかけたアンドリュー・リッジリーが立っていた。 「サプラー

          「ガムだと思って噛んでいたらWHAM!だった」【ワンフレーズ小説】

          「時速300キロで納豆をかき回す女」【ワンフレーズ小説】

          📚1分で読める、おバカなショートストーリー「時速300キロで納豆をかき回す女」 ミカは、特異な才能を持っていた。納豆をかき回す速度が時速300キロに達するという驚異的なスピードだ。彼女の速さは町中の噂となり、納豆をかき回す彼女の姿はまるで目に見えない稲妻のようだった。 ある日、町で納豆フェスティバルが開催されることになり、町長はミカに特別ゲストとして出演するように頼んだ。ミカは少し恥ずかしがりながらも、フェスティバルに参加することを決意した。 フェスティバルの日、広場に

          「時速300キロで納豆をかき回す女」【ワンフレーズ小説】

          「お尻だけゴリラになる」【ワンフレーズ小説】

          📚1分で読める、おバカなショートストーリー「お尻だけゴリラになる」 彼は、朝目覚めると、なんとお尻だけがゴリラになっていた。毛深く、筋肉質で、ふつうのズボンには到底収まりきれないお尻がそこにあった。 最初は困惑し、恐怖に震えたトムだったが、次第にこの奇妙な事態に慣れていった。彼は特注のズボンを作り、日常生活をなんとか続けていた。しかし、問題は学校の体育の授業だった。とくにプールの時間は避けられない試練だった。 ある日のプールの授業、トムはどうにかしてお尻を隠そうと試みた

          「お尻だけゴリラになる」【ワンフレーズ小説】

          「スプーンおばさんをフォークで刺す」【ワンフレーズ小説】

          📚1分で読める、おバカなショートストーリー 「スプーンおばさんをフォークで刺す」 街の人々はみんな、スプーンおばさんと呼んでいた。 彼女はいつもポケットにスプーンを詰め、道端に落ちている食べ物をスプーンですくい、誰かに勧めてまわっていた。 ある日、町にジョンという男がやってきた。彼は冷たく、陰険な目をしていた。彼はスプーンおばさんの行動を見ると、からかいの対象として彼女に近づいた。 「馬鹿げたことをやめろ!」とジョンが叫びながら、手にフォークを持ち、スプーンおばさんに

          「スプーンおばさんをフォークで刺す」【ワンフレーズ小説】

          ワンフレーズ小説をはじめました!

          \1分で読める、おバカなショートストーリー/ ボクの考えた"奇妙なワンフレーズ"をAIの力を借りて拡張させたら、どんな短編小説が出来上がるのだろう? ふと、そんなことを思っていくつか作ってみたところ、そこそこ面白いテキストが生まれました。 せっかくですので、マガジン形式にして、連載していきたいと思います。ぜひ下記のマガジン(無料)をフォローしていただければ嬉しいです! ※いわゆる「ボクの考えた超人(『キン肉マン』の超人募集)」と同じ発想です! \こうやって作ります!

          ワンフレーズ小説をはじめました!

          鳩がベランダにやって来たヤァ!ヤァ!ヤァ!【防鳥対策の記録】

          \気分はもう戦争(ボクと鳩との)/ ここ10年以上、鳩がベランダにやってくるなんてことはなかったのだけど、先日突如現れた。 まあ、何も悪さをしなければ放っておくのだけど、ヤツらは鳴き声による騒音やフン害などをまき散らす迷惑系インフルエンサーである。 朝から"ホーホーホッホー↑ ホーホーホッホー↑"と鳴き喚き、ところかまわずベランダのあちこちにフンをして飛び去っていく。 むかしから鳩は幸運を運ぶ縁起の良い鳥なんて謂(いわ)れもあるけれど、それはそれ、これはこれ。 頻繁

          鳩がベランダにやって来たヤァ!ヤァ!ヤァ!【防鳥対策の記録】

          お寺の儀式(護摩祈願)が思った以上にエンタメだった

          \最低限の作法・マナーは事前に予習していこう/ 西新井大師(にしあらいだいし)に行ってきた。 そう、"厄除(やくよ)け"で有名な、東京・足立区にあるお寺である。 ちなみに"西新井大師"は通称で、正しい寺名は"五智山 遍照院 總持寺(ごちさん へんじょういん そうじじ)"。 かの弘法大師(空海)を祀るお寺で、神奈川県の"川崎大師 平間寺(へいけんじ)"、千葉県の"観福寺"(かんぷくじ)と並んで、"関東厄除け三大師"のひとつと言われている。 なぜ、その西新井大師に行って

          お寺の儀式(護摩祈願)が思った以上にエンタメだった

          『月刊ファミ通Wave』はどのようにして生まれたのか?

          \『ファミ通WaveDVD』ではなく『月刊ファミ通Wave』!/ 先日(2024年3月5日)、高円寺yakushuというバーにて、"俺のゲー本"というトークイベントが開催された。 出演者たちがおのおの好きな"ゲーム関連本(雑誌や書籍)"を、ひとり20分ほどの持ち時間でプレゼンテーション(紹介)し、それをみんなでお酒を飲みながらワイワイと楽しむ、というイベントである。 そんなイベントにゲストとしてお呼ばれしまして、『ゲーメスト』から『Oh! X』、『電子遊戯大全』まで、さ

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          『月刊ファミ通Wave』はどのようにして生まれたのか?

          もしも『風来のシレン6』が実写化になったら?(キャストは誰が適役?)

          \スーファミ版はたぶん1000回以上は遊んでる!/ stand.fmにて不定期で更新しているラジオ番組の新作を投下しました! 今回は、最近めちゃくちゃハマっている『不思議のダンジョン 風来のシレン6 とぐろ島探検録』の話。 そんな『風来のシレン6』がもし実写化されたら、それぞれのキャラクターのキャストは誰が最適だろう? ……という、中学生っぽいトークをしております(笑)! また、今回から番組にジングルが入りまして、お友だちのKUNIOくんに制作いただきましたー。あり

          もしも『風来のシレン6』が実写化になったら?(キャストは誰が適役?)

          '90年代の情報番組『ゲームカタログII』を振り返る

          \当時っていろいろなゲーム番組があったよね!/ 『ゲームカタログII』は、1994年10月8日~1998年3月25日まで、テレビ朝日で放送されていたゲーム情報番組だ。 当時の『ファミコン通信』(現・『週刊ファミ通』)が監修をしており、コメンテーターやレポーターとして多くの編集者たちが出演。かくいうボクもほぼレギュラーとして参加させていただいていた。 ちなみに、YouTubeやInternet Archiveなどに『ゲームカタログII』の映像がアップされているのを目にする

          '90年代の情報番組『ゲームカタログII』を振り返る

          音声配信(ラジオ番組)をはじめました!

          \まったりと続けていければ!/ 「2024年、なにか新しいことにチャレンジしたいなー」と思いまして、stand.fm(スタンド エフエム)をはじめてみました! stand.fmとは、気軽に音声配信ができるプラットフォームでして、ひらたく言えば個人配信ができるラジオです。 そこで、「ローリング内沢のゲームを256倍楽しむ方法」という番組をスタートさせました(タイトルは、エモやんの「プロ野球を10倍楽しく見る方法」をもじってます!) ボクが好きなゲーム、音楽、サブカルチャ

          音声配信(ラジオ番組)をはじめました!

          「おどるポンポコリン」で2023年を振り返る!

          \今年(2023年)もお世話になりました!/ 今年(2023年)はこつこつとnoteを活用した年でもあります。 年明けくらいから、毎週1記事を目標に書いていたのだけど、半年くらい続けて、そのままペースが落ちちゃった(毎週楽しみにしていた人、ごめん)! ここ最近は思い出したころに、たまーに書くようにしているのだけど、来年(2024年)はもう少しがんばってみようかなー。 なお、2023年のnoteの記録は下記のような感じでした! まあがんばったほうなんじゃない? で、今

          「おどるポンポコリン」で2023年を振り返る!