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それ、効果がどれくらいあるのか、知っていますか?

生きていると、「それ本当?」と思うような情報にたくさん遭遇します。中でも、心理学。「ミラーリングすると、相手も好意を抱く」みたいな文章を見たことがあります。果たして、本当でしょうか? 人間ってそんなに単純かな? と私は疑ったことがあります。テクニックにどうにかなるものではありませんよね。そこで、「効果量」という言葉を知りました。先ほど述べた微妙な判断を、数値化できるのです。すると、驚きの結果がありました。


「効果量」という数値化したもの

「これ効果あるんか?」というものってありますよね。心理学では、それを数値化して測る指標があります。専門用語では、効果量といいます。例として、下記のとおりです。

  • 1(これが最大値)

  • 0.5

  • 0.3

  • 0

よい・悪いといった二元論で考えるわけではないので、参考にするには十分かと思います。ちなみに数値の判断基準は、私は専門ではないためわかりません。さまざまな研究から基づいた結果なのでしょう。私が伝えたいのは、こういったインテリの話ではなく、「効果という曖昧な表現を、数値で表せる」世界があるということです。

ミラーリングの効果

ミラーリングは、今や多くの人が知っていますよね。「わざとだ」と気付かされやすいです。これも時代ですよね。私は文献を一つ読んでみたのみですが、結論からいいますと「効果的な差は見られなかった」と解釈していいと思っています。

参考文献:対話状況におけるミラーリングが対人魅力に及ぼす影響
https://core.ac.uk/download/161625386.pdf

心理学やマーケティングの効果

ひとくくりに言えど、中身は沼のように様々な理論でいっぱいです。これらの理論を何かしらで「数値化」できたらいいですよね。そういう一覧があれば面白そうだなぁと思いました。悪用厳禁ですが。作ってみようかな、果てしない道のりですが。本出せそうですよね。ふと思いました。


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