しろくろ[精神疾患×LGBT]

解離性障害と双極性障害Ⅱ型をもつ、LGBT当事者🏳️‍🌈 趣味はピアノ弾き語り♪虐待サバイバ…

しろくろ[精神疾患×LGBT]

解離性障害と双極性障害Ⅱ型をもつ、LGBT当事者🏳️‍🌈 趣味はピアノ弾き語り♪虐待サバイバー。 病気のこと・LGBTのこと・体験談など発信中! 投稿頻度は病状にもよると思いますが、のんびり続けていきます。

マガジン

  • ままならない人生を語らう共同マガジン

    • 55本

    生きるのがへたっぴな私たちのためのマガジンです。自分の悩みや現状を書いたり、支援制度の情報をシェアしたり、それらを通して自分は一人じゃないと感じられたら良いなと思っています。

  • 創作

    音楽や絵など、自分を表現した創作活動。気が向いた時に投稿します。

  • 辛かった親との記憶と乗り越えようとしている今

    毒親で苦しんだ過去や、虐待のこと、その記憶と向き合っている今のことを書いています。

  • 精神科や閉鎖病棟のリアル

    10代の頃から精神科に通院し、閉鎖病棟への入退院を繰り返してきた私が考える、精神科のリアルについてお話ししています。

  • 解離性障害のあれこれ

    解離性障害を持っている私の日常や、解離に関する対処法やこれまでのことを書いています。

最近の記事

  • 固定された記事

「誰かのため」に生きる人生を手放す【毒親】

自分は誰のために生きているのか。そう考えたことは、あるだろうか。 私は先日ふとそのことを考えて、道を見失ってしまった。自分が「人のため」に生きている自覚はあった。最近は「自分のため」の行動も増えたが、それでも友人の相談役になったり、顔の見えないSNSでも人の相談を受けることしかしてこなかった。私には、相手の求める言葉が分かったし、最近は適度な距離の取り方もわかってきた。私に依存してしまう友人が出てからは、「ここまでは私も相談に乗るけれど、ここからは専門家に聞こうね」という線

    • 先週の土曜日あたりから、うつ期に突入している。何回来ても慣れない鬱。少し前までは身体を動かすこともできなかった。今日の診察では「入院」の言葉が出たが、拒否。私の場合、今は外で気分の波乗りをする練習をしたいと思っている。投稿頻度は落ちていますが、また落ち着いたら記事を出します。

      • 休んでいても、私には価値がある

        今日は久々に家で「のんびり時間」を過ごした。 ここ1週間ほど、何かに追われるように毎日6:00には起き、散歩に行き、出かける日もお休みの日も、勉強時間や音楽の練習時間をいつもの倍以上に増やしていた。2月から勉強時間を記録するアプリを使っているのだが、毎週2時間ずつ目標を増やし、それでもそれを容易に越すくらいには勉強していた。 身体に症状が出るようになって初めて、「頑張りすぎでは?」ということに気づき、訪看さんに相談して「のんびりする方法」を一緒に考えた。 私は、いつも頑張

        • 現状報告。母と共依存関係であると自覚してから、電話をしようとすると腹痛や頭痛など、身体的な症状が出るようになった。その結果、毎日していた電話はもう3日ほどしていない。月曜日に電話した時も、電話後にひどい体調不良に悩まされた。落ち着いたら、このこともゆっくり記事にしようと思う。

        • 固定された記事

        「誰かのため」に生きる人生を手放す【毒親】

        • 先週の土曜日あたりから、うつ期に突入している。何回来ても慣れない鬱。少し前までは身体を動かすこともできなかった。今日の診察では「入院」の言葉が出たが、拒否。私の場合、今は外で気分の波乗りをする練習をしたいと思っている。投稿頻度は落ちていますが、また落ち着いたら記事を出します。

        • 休んでいても、私には価値がある

        • 現状報告。母と共依存関係であると自覚してから、電話をしようとすると腹痛や頭痛など、身体的な症状が出るようになった。その結果、毎日していた電話はもう3日ほどしていない。月曜日に電話した時も、電話後にひどい体調不良に悩まされた。落ち着いたら、このこともゆっくり記事にしようと思う。

        マガジン

        • ままならない人生を語らう共同マガジン
          55本
        • 創作
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        記事

          内側の世界のみんな(人格たち)が泣いたり喚いたり怒ったり、大変なことになってたから、人格会議を開催。それぞれ交代した時に、思っていることをノートに書いてもらいました。Yちゃんが泣いてる理由も分かったし、Sくんの成長も感じた。 人格会議、時々やるとみんなも私も落ち着くからおすすめ。

          内側の世界のみんな(人格たち)が泣いたり喚いたり怒ったり、大変なことになってたから、人格会議を開催。それぞれ交代した時に、思っていることをノートに書いてもらいました。Yちゃんが泣いてる理由も分かったし、Sくんの成長も感じた。 人格会議、時々やるとみんなも私も落ち着くからおすすめ。

          【詩】香り

          2年前に書いた詩のようなもの。香りは人を、街を、過去を思い出させる。依存していた主治医のこと。大好きだったあの子。苦しかった日々でも、時々変にあたたかかったかのように錯覚することもある。そんな感じのこと。 香り 絡まったイヤフォンをいじりながら BGMで街を遮る 見慣れた景色を眺めながら 前の人に倣って傘をさす リアルのようなフェイクのようなそんな日々 涙はいつの日か枯れ果てた 木々は喋らず目もくれない 雨だけが僕に寄り添った 角を曲がるとあの日の香りがした あの日の彼

          「電話をしたい」の裏に共依存がありました【毒親】

          私が今1番困っていることは、「毎日母に電話をしたくなってしまうこと」だ。1度連絡先を消したこともあったが、1週間も続かなかった。これは良い親子関係を築いている方なら、「それはいいじゃないか!」と思うかもしれない。だが、私の場合は毒を吐く母が相手であり、しかも主治医などの支援者に止められているにも関わらず、毎日電話をしてしまうのだ。 なぜだろう。私はこの謎を探るため、今日は1日トラウマに関する勉強をした。そこで分かったのが、この自分から望んでいるかのような「電話をしたい」とい

          「電話をしたい」の裏に共依存がありました【毒親】

          最近色々な方の言葉で、私自身が母にすごく依存していることを自覚している。毎日の電話・毎月の食事‥その後に必ず体調を崩すのに辞められない。 愛されたい。見捨てられたくない。その思いを制御できない。 だから、1度辞めていたトラウマの勉強をまた始めようと思う。

          最近色々な方の言葉で、私自身が母にすごく依存していることを自覚している。毎日の電話・毎月の食事‥その後に必ず体調を崩すのに辞められない。 愛されたい。見捨てられたくない。その思いを制御できない。 だから、1度辞めていたトラウマの勉強をまた始めようと思う。

          【詩】道

          今日は、高校1年生になったばかりの私が書いた詩を、載せてみようと思う。この頃の私は、夢に見ていた音楽高校に入学してキラキラしていた。この選択が将来の私を豊かにすると信じきっていたし、私は音楽家として成功すると思い込んでいた。地獄のような家庭環境も、私の努力次第で変わると思っていた頃だ。それでも、やはり不安はあったのだろう。この道は正しいのか、といつもどこかで思っていた。拙い詩だが、あの頃の私が必死に自分を慰めた言葉たちを見守っていただけると嬉しいです。 道 あ、だんごむし

          「困難な若者」を「可哀想だ」という大人へ

          ※ここでは「若者」の視点として述べていますが、「全ての方」に対してこのように考えています。ただ、私が若者の視点しか経験がないため、このように書かせていただきました。 ここ数日、「君は可哀想だ」と暗に言われることが多い。 例えば家族が、節約に節約を重ねている余裕のない生活の私を「可哀想だ」と言った。「困難な若年女性について」という内容の講座で、「可哀想な救うべき」対象として「定職に就けない困難な女性」を語っていた。 余計なお世話だ。 生活苦と単に食欲がないという理由で、

          「困難な若者」を「可哀想だ」という大人へ

          GWが不安な人はここにもいるよ

          今年もゴールデンウィークが始まる。明日からは3連休があり、5月に入ると4連休がある。途中の3日を休めば10連休だ。「休みだー!」という方もいれば、「全然休みじゃないし、ゴールデンウィークだからこそ忙しいんだよ」という方もいるだろう。私の場合は、普段から仕事も学校も行っていない療養中の身のため、「休み」という感覚はあまりない。 だが、精神疾患をもっている私にとって、連休というものは恐怖である。学生時代は嬉しかったはずなのだが、今は全く嬉しくない。なぜなら、訪問看護ステーション

          GWが不安な人はここにもいるよ

          「親を許せば楽になる」とかいう人へ【毒親】

          今日は、「親を許す」ということについて、今現在の考えを綴っていこうと思う。 まず、私の親は「毒親」である。父や妹と会話をすると「お前は悪影響だから」と怒られた。祖父の存在を無視して生活しなければ、殴られた。39度の熱があっても学校に行かされた。小学校で作った「母の日の手紙」を目の前で破られた。閉鎖病棟に入院するまで追い詰められた私に、母は怒ってこう言った。 「あんたが死んだら、誰が私の老後の世話をするのよ。」 そして父は、そんな母と私の関係を知っていて、手を差し伸べることは

          「親を許せば楽になる」とかいう人へ【毒親】

          街の中にある私の「居場所」

          今日は、ある公園に行った。最近お気に入りの公園だ。広大な芝生の上に小さな森がいくつかあり、テニスコートや野球場、子どものための広場まである。ご高齢の方から小さな子どもたちまで、様々な声が飛び交う。 私はこの公園を自分の「居場所」だと感じている。木々はいつも優しく私を受け入れ、日によって異なる顔を覗かせる。その声に私も応え、木々たちとコミュニケーションをとるのが好きだ。 ヘルプマークをつけて電車に乗る。私は、電車も好きだ。学生の頃は、家や学校に居場所のない私が、唯一居られる

          街の中にある私の「居場所」

          この世界の端っこの鍵のついた部屋のお話。

          誰にでも「嫌いな音」というものは、あると思う。特にトラウマや精神疾患を持っている人は、怒鳴り声や人混みの中のざわざわなど、様々な「できれば避けたい音」があるのではないだろうか。私にも、ある。ある日までは、1番嫌いな音は、「母が自室に近づいてくるスリッパの音」だった。子どもの頃から、夜寝ている時もその音を聞き分け、「何をされるのだろう」と震えていた。 そんな私が今1番嫌いな音は、閉鎖病棟で隔離される時に、看護師さんが閉める鍵の音だ。 その音が聞こえると、私は自分の力では部屋

          この世界の端っこの鍵のついた部屋のお話。

          「底無し」の寂しさ

          「あなたの持っている寂しさは、他人(ひと)には埋められないよ」 この言葉は、初めての入院の時にベテランの看護師さんから言われたものだ。20歳になりたてだった私には、この言葉の意味は全くわからなかった。 私は、いつでも「誰か」に依存することで、自分の寂しさを埋めようとしてきた。友人・好きな人・教師・カウンセラー・養護教諭。特定の1人を決め、その人に依存した。依存の仕方も言葉で伝えるならともかく、私の場合は自傷をすることで気を引こうとしたり、相手を困らせることで自分への愛情を

          「底無し」の寂しさ

          喪失感。

          noteをいつも通り開いたが、何を書いたらいいのかわからない。 昨日、お財布と電源を切ったスマホと鍵だけ持って、家を飛び出した。行き先は特に決めていなかった。ただ、遠い場所に行きたくて、行方不明になりたくて。夜の12:00を過ぎた頃のことだ。街をうろうろと歩いて、橋に行こうとふと思い立った。橋に向かう途中で、交番があるのを思い出した。声をかけられたら面倒だな、と思って、時間を確認すべくスマホの電源を入れた。 大好きなアーティストが、ライブ配信をやっていた。『ラブソング』自