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30代前半、心理専門職8年目です。バリキャリを目指すも2023年より闘病開始。仕事と治…

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30代前半、心理専門職8年目です。バリキャリを目指すも2023年より闘病開始。仕事と治療のバランスを上手にとるって難しい。そんな葛藤を綴ります。同時に『メンタルケアをもっと身近なものにする』という野望に向け、専門職としてできることを模索していきます。

最近の記事

確定診断と初回治療

時系列がややばらついていますが、今回は診断を受けた日のことや初回治療のことを書いていきます。 ちょっと長くなると思います。 確定診断を受けた日のこと年末年始休業を挟むからなる早で!と病院側が配慮してくださり、年末は怒涛の検査ラッシュ。 それを経て2023年1月4日、診察。この日は母にも同席してもらいました。 緊張はしていたものの、ほぼ確定というのは前から聞いていたのである程度の覚悟は決まっていました。 『原発は直腸です』 肺への転移が派手なわりに直腸の腫瘍は小さくて、

    • 抗がん剤治療と妊孕性

      妊娠・出産に対する私の思い私は子どもが好きです。 友人・知人のお子さんとプライベートで関わることもありますし、仕事として直接/間接的に子どものためになることがあれば積極的に取り組みたいという思いもあります。 一方で、自分自身が妊娠・出産するというイメージがどうも湧かないまま30代になってしまいました。正直、痛いのが怖くて堪りません。 お母さんになった友人からは『痛いけどそれどころじゃない』とか『いつの間にか痛みを忘れて2人目産んでる』なんて聞きます。そういうお話を聞く度に

      • 家族へ報告した日のお話

        こんばんは。PONです🐼 今回は病気になってしまったと家族に報告した日のことを書きます。 家族へ連絡しないとな…そもそも、何をどう伝えたら…? 一通り検査を受け終わったのが12月28日。 まだ確定診断を受けたわけではないものの、直腸がん、しかも肺転移であることはほぼ確定という状況でした。 年始に実家へ帰省する予定でしたが、そこで話すか、事前に伝えておくか…。 普段家族とほとんど連絡を取っていなかった私にとって、急に病気について報告するというのはハードルが高い作業でした。

        • がんだと診断されるまでのお話

          診断に至るまで元気が取り柄!それなのに…? もともと体は丈夫な方で、週6勤務をこなせるくらいには体力に自信がありました。 2022年はメインの職場に加えてスクールカウンセラーとして働いていました。 健康診断、いつもであれば『痩せてから行く…』と年度末ギリギリになって漸く行くのですが(引き延ばしたくせに痩せられた経験なし笑)、2022年に限ってはスクールカウンセラー先に提出しなければいけない書類があったのでいつもより早い12月に健診を予約しました。 何の自覚症状もなく、

        確定診断と初回治療

          闘病中心理士、noteはじめました

          初めまして、こんにちは! 心理専門職のPONです。 2023年1月、直腸がんの診断を受けました。 私、所謂"aya世代”でまだまだこれから!と燃えていたタイミングだったので、まさか自分が…と信じられませんでした。正直、闘病生活が始まって1年以上経過した今でも受容しきれていません。 今後を考えたとき、沢山悩みました。沢山泣いて落ち込みました。 私の感じてきた、ないし今感じている不安や苦悩、悔しさ、葛藤はおそらく私に限ったものではないはずです。 人それぞれ重心を置くものは違い

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