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小説 呪いの王国と渾沌と暗闇の主【第一話 赤い砦の王国】
極寒の季節、ここ東ティリエナ地方では、全ての川や湖は凍てついて、地元の人が言う所の中規模程度の雪が降ったり止んだりを繰り返していた。『静寂なシャンティ』にあるブルーニ川も、例外なくその表面を乾いた風に沈黙し、周辺の生き物たちも全てが眠りに落ちているかのように、しんと静まり返り、たまに雪の塊が枝から落ちる音がばさりばさりと木霊するだけだった。
『静寂なシャンティ』とは、国の台地を寸断するように存
町田そのこの52ヘルツのクジラたちを読み始めた。私はいわゆるサバイバーだからちょっときついかなと思っている。それでもこのあらすじには興味があるし実は自分でも書いてみたい題材だった。偉そうだけど先を越された感がある。自分なりに書いてみたい。夢だけど。
クロックスは気をつけましょう
足を打撲してしまった。真夜中にトイレに行ったとき履いたクロックスを脱ごうしたらクロックスが足に張り付いて取れなくなって強引に脱ごうとしたら靴がぐにゃっと歪んで、そのまま前方に倒れた。左足の親指がそりかえり甲を下にしていたので腫れ上がった。痛くて眠れなかったので、もしや骨でも折れてるのかと救急車に電話、相談したら「歩けるんですね」と冷静な声で言われ気がついた。骨が折れたりひび割れたりした場合、歩けな
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