あるの

しがないオタクです。1000字前後のエッセイを生意気にも毎日投稿します。

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  • あるのエッセイ厳選集

    よく読まれている記事・個人的に気に入っている記事のまとめです。まずはここから読もう!

記事一覧

気分転換が苦手なら強制的に

僕は気分転換があまり上手ではない。何をもって上手い、下手とするか明確な基準はないけれど...きっと気持ちの切り替えがスムーズに行えないのだと思う。タイムカードを切…

あるの
3時間前

気分に振り回され踏んだり蹴ったり

今日は朝イチで映画を観に行きました。しかし、僕はその前にもう1つやるべきことがあった。朝起きてすぐ、枕カバーなどの寝具を洗濯することだ。出発前に洗濯機に放り込ん…

あるの
19時間前
2

僕ハ...少シダケ右翼ニ...ナッテシマッタヨウデス...

たまに元カノと通話をすることがあります。先日も小一時間ほど喋りました。職場の苦労を聞いたり、僕は僕で最近観た動画やアニメの話をしたり、基本的にとりとめのない会話…

あるの
1日前
4

成功ばかりしていても未来が不安になるだけ

想像力ってのはなかなか侮れない。イマジネーションと言うとふんわりした表現ですが、要は先を見通す力だ。スピった話をしているわけではない。自分の知識や経験をもとに未…

あるの
2日前
4

所持金が少なくなるとむしろワクワクする

来月に友人と旅行へ行く、という話はこれまでに何度かしてきた。そして、予算は10万円を下らない。ということで、僕はなんとか13万円ほど工面しました。「節約節約ゥ!」と…

あるの
3日前
7

隣に住んでいる無職のお兄さん

僕の実家の隣に、無職のお兄さんが住んでいます。”お兄さん”と称しましたが、年齢は不詳、僕より上か下かもわからない。なので、若い男性という意味での”お兄さん”だ。…

あるの
5日前
8

文学フリマ参加者への羨望

今日、東京で文学フリマが開催されていました。ジャンルもプロ・アマチュアも問わず、誰でも参加できる文学作品の即売会。僕のnoteのフォロワーにも参加者がいたりします。…

あるの
5日前
25

毎年必ず体調を崩すタイミング

ここ何年かで気づいたのですが、どうやら僕は5月にになると体調を崩すやうだ。いわゆる5月病ではない。精神が不安定なのは365日年中無休だ。5月になると異様に鼻がムズムズ…

あるの
6日前
3

職場でハブられ始めた

勤務日数を週4日に減らしたあたりから、どうも会社の人たち(とりわけ”上”の人ら)が冷たいというかよそよそしいというか。初めは僕の被害妄想かと思っていたのですが、…

あるの
7日前
7

雨ときどき気分

今朝方から雨。正午をまわった今もなお断続的に降り続けている。パラパラと降ったかと思えば、途端に土砂降り。また止んでは降って、の繰り返し。やっぱり僕は雨が好きだ。…

あるの
8日前
2

「断れない性格」とはこういうこと

断れない性格、というのはなかなか厄介だ。人から頼み事をされた時、何か提案をされた時、絶対に何が何でもあり得ない!!という場合を除き、不本意ながら了承してしまう。…

あるの
10日前
5

地獄へ行ってきた

地獄、それは実在するのか...。仮に実在したとして、僕たち人類はその存在を認知できるのだろうか。あるいは、今生きている現世が地獄そのものなのかもしれない。だとすれ…

あるの
10日前
2

家族との関係 価値観の合わない妹

僕には妹がおります。普段は埼玉に住んでいて、今実家に帰省しています。実家住みの僕からすれば「妹が帰ってきた」という状況。とはいっても、僕と違って年中ドタバタして…

あるの
12日前
7

「とにかく自分でやってみる」ことの大切さ

人生、というと大袈裟ですが、生活をしていくということは、行動の連続です。ご飯を食べる、風呂に入る、のように、自らの意志で行動するもの。呼吸やまばたきのように、無…

あるの
12日前
7

考えてばかりいないで感じてみよう

先週のアニポケを観ていたら、ジムリーダーのコルサが「五感で感じる全てのことがヒントなのだ〜(記憶を元にした圧倒的超意訳)」みたいなことを言ってました。まあ確かに、…

あるの
13日前
1

ハンドルネームに満足しているか?

僕の名前はあるのです。「あるの」と名乗ってかれこれ十余年。人生の約半分を共にしてきている名前だ。ハンドルネームとはいえ、インターネット上を生きる僕の真名と言って…

あるの
2週間前
2
気分転換が苦手なら強制的に

気分転換が苦手なら強制的に

僕は気分転換があまり上手ではない。何をもって上手い、下手とするか明確な基準はないけれど...きっと気持ちの切り替えがスムーズに行えないのだと思う。タイムカードを切り退勤したあとも、なんだかんだ「あのタスク処理いまいちだったな」とか「3日後までにスライドを作らないとな、情報収集いつやろうかな」とか、ずるずると仕事の脳みそを引きずってしまう。脳内で業務の反省みたいなことをしながら風呂に入り、夕飯を食べ

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気分に振り回され踏んだり蹴ったり

気分に振り回され踏んだり蹴ったり

今日は朝イチで映画を観に行きました。しかし、僕はその前にもう1つやるべきことがあった。朝起きてすぐ、枕カバーなどの寝具を洗濯することだ。出発前に洗濯機に放り込んでおけば、家に帰ってくる頃には洗濯・乾燥の工程が終わっていてフカフカに仕上がっているという算段だ。朝起きて、眠気まなこながらもハッと気づく。そうだ、今日は洗濯をするんだ。朝からこれだけ頭が回った自分を褒めてやりたい、エライ!

枕カバーを剥

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僕ハ...少シダケ右翼ニ...ナッテシマッタヨウデス...

僕ハ...少シダケ右翼ニ...ナッテシマッタヨウデス...

たまに元カノと通話をすることがあります。先日も小一時間ほど喋りました。職場の苦労を聞いたり、僕は僕で最近観た動画やアニメの話をしたり、基本的にとりとめのない会話だ。そんななか元カノが「愚痴を言わないのがえらいよね」と言ってきた。そう、僕は恐らくほとんど愚痴を吐かない。「恐らく」というのも、愚痴ってのは本人に自覚がないことも多いからだ。あと保険の意味もある。お前!日記で散々愚痴ってるじゃないか!と言

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成功ばかりしていても未来が不安になるだけ

成功ばかりしていても未来が不安になるだけ

想像力ってのはなかなか侮れない。イマジネーションと言うとふんわりした表現ですが、要は先を見通す力だ。スピった話をしているわけではない。自分の知識や経験をもとに未来を予測するという、極めて現実的な話だ。とはいえ、先のことなど誰にも分かりっこない。明日交通事故にあって死ぬ可能性も、突然隕石が飛来してきて地球が消滅する可能性もゼロではない。けれど、先のことを考える時にそういったイレギュラーは考慮しない。

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所持金が少なくなるとむしろワクワクする

所持金が少なくなるとむしろワクワクする

来月に友人と旅行へ行く、という話はこれまでに何度かしてきた。そして、予算は10万円を下らない。ということで、僕はなんとか13万円ほど工面しました。「節約節約ゥ!」と、あまりにもケチケチした生活をするのは性に合わないため、無理のない範囲で倹約に努めた。その結果、来月の旅行までに僕が使えるお金はヒジョーに少ない。ざっと、通常時の半分くらいです。確かにこれは一見苦しい。自由に使えるお金が少ないのだから、

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隣に住んでいる無職のお兄さん

隣に住んでいる無職のお兄さん

僕の実家の隣に、無職のお兄さんが住んでいます。”お兄さん”と称しましたが、年齢は不詳、僕より上か下かもわからない。なので、若い男性という意味での”お兄さん”だ。僕の実家の隣に住んでいるということは、幼い頃から彼と馴染みがあったのか?というと、そうではない。僕の幼少期、隣には今にも吹き飛んでいきそうなトタンの家が建っていた。子供だった僕はその奇怪な外観にただ恐れをなすばかりで、どんな人が住んでいるの

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文学フリマ参加者への羨望

文学フリマ参加者への羨望

今日、東京で文学フリマが開催されていました。ジャンルもプロ・アマチュアも問わず、誰でも参加できる文学作品の即売会。僕のnoteのフォロワーにも参加者がいたりします。素直にすごいなと思います。というか、文化系の人間たちがそれだけの積極性を持ち合わせていることに驚きを隠せない。スポーツをやったり、友人たちとアウトドアな遊びをしたり、そういう娯楽と相容れないからこそ自室で閉じこもって創作に打ち込んでいる

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毎年必ず体調を崩すタイミング

毎年必ず体調を崩すタイミング

ここ何年かで気づいたのですが、どうやら僕は5月にになると体調を崩すやうだ。いわゆる5月病ではない。精神が不安定なのは365日年中無休だ。5月になると異様に鼻がムズムズし、くしゃみが止まらなくなる。いわゆる花粉症ではない。僕はスギの木の下だろうと肩で風を切って闊歩することができる。ところで、この奇妙な文章の書き方をやめないか、読みにくくて仕方がないぞ。これもまた、5月特有の病かもしれない。

ざっと

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職場でハブられ始めた

職場でハブられ始めた

勤務日数を週4日に減らしたあたりから、どうも会社の人たち(とりわけ”上”の人ら)が冷たいというかよそよそしいというか。初めは僕の被害妄想かと思っていたのですが、わりと露骨な態度をとられています。例を出しましょう。退勤前に毎回Slackにて「今日の日報」を書きます。日報といってもそんな堅苦しいものではなく、「昨日◯◯というラーメン屋に行ってきました〜」とか、プライベートな話なども交えたカジュアルなも

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雨ときどき気分

雨ときどき気分

今朝方から雨。正午をまわった今もなお断続的に降り続けている。パラパラと降ったかと思えば、途端に土砂降り。また止んでは降って、の繰り返し。やっぱり僕は雨が好きだ。澄み切った空に燦然と輝く太陽もまた清々しいものですが、今日のように陰鬱な気分の日は、できれば天気にもテンションを合わせてもらいたい。曇りや雨だから気分が下がっている可能性も否めませんが、ニワトリが先か卵が先か。結論は出ません。

一般的に、

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「断れない性格」とはこういうこと

「断れない性格」とはこういうこと

断れない性格、というのはなかなか厄介だ。人から頼み事をされた時、何か提案をされた時、絶対に何が何でもあり得ない!!という場合を除き、不本意ながら了承してしまう。少なくとも頼み事をしてきた人に迷惑はかけていないでしょうから、自分でも憎むに憎めない性格です。

昨日、近所のドラッグストアへ行ってきました。たまに、外出した後で現金の持ち合わせが無い事実に気づくことがあります。昨日はその「たまに」の日だっ

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地獄へ行ってきた

地獄へ行ってきた

地獄、それは実在するのか...。仮に実在したとして、僕たち人類はその存在を認知できるのだろうか。あるいは、今生きている現世が地獄そのものなのかもしれない。だとすれば、想像するよりかは遥かに生温いものだけれど。

実は、僕の住んでいる場所の近所に「地獄」があります。ハニべ巌窟院、というテーマパークがある。といっても、そんな楽しげな雰囲気の場所ではない。どちらかと言うとおどろおどろしい、不気味だけれど

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家族との関係 価値観の合わない妹

家族との関係 価値観の合わない妹

僕には妹がおります。普段は埼玉に住んでいて、今実家に帰省しています。実家住みの僕からすれば「妹が帰ってきた」という状況。とはいっても、僕と違って年中ドタバタしている人間なので、帰省というまったりイベントでもゲリラ豪雨のように突然帰ってきて、2〜3日で嵐のように去っていく。我が強く、周囲を巻き込んで色々と騒ぎを起こすけど、なんだかんだ上手くやってのける主人公タイプだ。

なんで連休直後のこんな時期に

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「とにかく自分でやってみる」ことの大切さ

「とにかく自分でやってみる」ことの大切さ

人生、というと大袈裟ですが、生活をしていくということは、行動の連続です。ご飯を食べる、風呂に入る、のように、自らの意志で行動するもの。呼吸やまばたきのように、無意識におこなうもの。1日の中でものすごい数の行動をしている。しかし悲しいことに、そういう当たり前のルーチンワークを人は「行動する」とは言わない。先述の通り、生活の中では無数の行動がある。なので、あえて「行動する」と言う時は口頭であっても括弧

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考えてばかりいないで感じてみよう

考えてばかりいないで感じてみよう

先週のアニポケを観ていたら、ジムリーダーのコルサが「五感で感じる全てのことがヒントなのだ〜(記憶を元にした圧倒的超意訳)」みたいなことを言ってました。まあ確かに、感じたことを1つ1つ意識する機会は年々減っている気もする。そうした感覚の鈍化を「大人になること」の一側面であると僕は考えていますが、感覚を研ぎ澄ませて創造力を培うことも忘れたくない。大人になれば考える時間は多くなる。同時に、感じる時間が減

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ハンドルネームに満足しているか?

ハンドルネームに満足しているか?

僕の名前はあるのです。「あるの」と名乗ってかれこれ十余年。人生の約半分を共にしてきている名前だ。ハンドルネームとはいえ、インターネット上を生きる僕の真名と言って差し支えない。これからも変えるつもりはない。というか、変えられない。

現実の名前を変えるほどハードルが高いわけではないが、ハンドルネームを変えるのもなかなかどうして難儀なものだ。現実の名前を変えるためには、然るべき機関にて然るべき手続きを

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