レモネイド

初めまして。 金魚に「待て」を覚えさせた作家です。 何か書いてます。お楽しみに。

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最近の記事

毎日日記・6月8日『勉強ノート』

メモ帳を使って、高校生のような勉強をした。 長年パソコンを使い倒したせいか、字は汚いし、まとめ方も支離滅裂。 情けない気持ちになったので、受験期のノートを引っ張り出し、現役時代の自分を思い出そうとした。 あんまり変わってなかった。 END (先日は投稿できず、申し訳ございませんでした。言い訳はしません。寝落ちしてました。)

    • 毎日日記・6月6日『人を見抜く力』

      学生の会話から聞いた話なので、定かではないが 近年、就活の面接では、性格診断「MBTI」を参考にする所もあるらしい。 「MBTI」 いくつかの質疑応答で出た診断結果を元に、性格の長所や短所などの理解、人間関係構築の参考として活かせる性格診断である。 初対面の人間を見抜くのは難しい。 私も診断を受けた事があるから分かる。あの診断結果くらいまで見抜くには、相当の洞察力や経験がなくては無理だ。 だからこそ、MBTIがなくても見抜ける「人」を尊敬する。 1916年の秋、秘書

      • 毎日日記・6月5日『電話』

        公園にて、ワイヤレスイヤホンをつけたおじさんが電話をしていた。 だけどそのおじさん、スマホを耳に当てていた。 イヤホン、買ったばかりなんだろうな。 END

        • 毎日日記・6月4日『タイピング』

          幼い頃から、キーボードのクリック音が大好きだった。 仕事でタイピングをしていても、“ASMR的”心地良さがある。 作家に憧れた理由の一つでもある。 以前読んだ『こち亀』で、中川が「警官が警官になりたい理由のほとんどが、鉄砲が撃てるから」と書かれていた(気がする。定かではない)。 私が作家になりたいのは、「タイピングの音が聞けるから」があるからかも。 END

        毎日日記・6月8日『勉強ノート』

          6月3日『眠気』

          8時間寝たはずなのに、目がシャバシャバしている。 乾いたマブタの裏が、油揚げみたいだ。 明日の瞳は、豆腐みたいに潤ってほしい。

          6月3日『眠気』

          東京「にしかない」土産ってナニ?

          地方の友人曰く、春休みの旅行先は、我が故郷・東京だった。 親の大金叩いて訪れた観光名所は、私の家から一瞬で行ける所ばかり。それなのに、そんな名所に何の関心も抱かなくなった自分に、若干の罪悪感がよぎる。 そんなの気持ちをなんとか腐食したいので、東京人しか知らない事を教えてあげたくなった。 だけど、憧れの気持ちとは恐ろしいモノで、彼は東京に詳しい。 「三鷹駅の北口って武蔵野市なんでしょ?」 どうやったら、その情報に辿り着くのだろう。 名所の知識では勝てないので、違うアプローチを試

          東京「にしかない」土産ってナニ?

          6月2日『孤独』

          1人でいるより、誰かといる方が「孤独」を感じる。 知らない世界を教えられるからかな。 明日には消えているんだろうけど。

          6月2日『孤独』

          6月1日『見送り』

          友人にアパートの留守番を任せると、 「早く帰ってきてね」 女から聞きたかった。

          6月1日『見送り』

          5月31日「ウチの布団」

          実家から持ってきた布団が、西川社製だった。 今度彼女を連れてきたら、ベッドを指差し、こう言おう。 「ほぼアパホテル」 

          5月31日「ウチの布団」

          5月30日「電話は怖いから」

          今日はお偉いさんに電話してばかり。 電話は怖いから、言葉が詰まるし、変な日本語になる。 それに笑い声が返ってくると、相手も人間なんだと、少し楽になる

          5月30日「電話は怖いから」

          行列にはボディガードが欲しい

          これは決して、割り込み防止を訴えているわけではない。 だが、それ以上に恐ろしい「魔の手」が、平和な行列に襲いかかってくる。 それは例えば、金のない大学生の休日。ちょっとしたご褒美に向かったのは、行列のできる町中華。 田舎から上京し、いまだに慣れない都会の街に、食欲をそそる香りと、地元にもあったような懐かしさが、行列の先から漂ってくる。 「今日は、絶対にラーメンを食べるんだ」 以前からラーメンが食べたい衝動が起きていた。いや、ラーメンはオールウェイズ食べたい。だが、どうせ

          行列にはボディガードが欲しい

          映画の単位って、「回」?「本」?それとも…

          日本人の1年間における映画鑑賞本数に関する記事では、鑑賞数の単位を「本」としている。その他の記事やサイトでも、必ず「〇〇本」と表記される。 だが、映画鑑賞本数に拘りのある私からすると、「〇〇本」には、ちょっとした落とし穴がある。 「映画研究者は、最低1000本観るべき」 憧れの先輩の残した言葉だ。先輩を目指して私は、日々映画を鑑賞している。 この時、年間に何本観たのか?また、何を観たのか?を把握するため『記録』というアプリで記録をしている。 ここで重要なのは「過去に試

          映画の単位って、「回」?「本」?それとも…

          思い出と経験、混ぜるな、危険

          先日、自分がこの3年間で映画を633本観ていた事を知った。 コロナ禍でたくさんの出会いや経験を奪われた代わりに、「暇」を与えられた2020年代。私は、その代物を映画に費やした。元々、物語を味わうことが大好きなのもあるが、600本を超えられたのは、失った物への悔しさや悲しみを紛らわせたい思いがあったからかもしれない。 映画はいい。その数時間の間に、自分以外の人生を疑似体験できる。SFドラマの出演者を本物のヒーローだと勘違いする宇宙人との冒険や、女優として有名になってしまった

          思い出と経験、混ぜるな、危険

          インド人の出題

          初めてのアルバイトは、スーパーのレジだった。 高校も終わりに近い頃、暇を持て余した私は、週に四日、レジのバイトをやっていた。普通のバイトは一日5〜6時間働いていたが、陸上部に六年、水泳教室に九年を費やした私は、休日に11時間働いた。朝、出勤したときに見た青空が、帰る頃には黒く染まっている。 そのスーパーのある街には外国人が多く住んでおり、中国や韓国、イギリス、フランス、アメリカなど、成田空港並みにインターナショナルだった。 「言葉が分からない」「体がデカくて怖い」そんな事で

          インド人の出題

          自己紹介

          初めまして。レモネイドです。   プロフィールにある通り、私はペットの金魚に「待て」を覚えせたことがあります(写真は、その金魚を思い出して描きました)。 数奇な出来事や出会い。それらが、友人から「ギリ人間」と言われる生命体を生み出しました。 そんな私の視点で、日々の経験や考える事を載せていこうと思います。 また、作家としてオリジナル小説やエッセイを載せ、ボイスドラマなんかもやる予定です。 どうぞ、よろしくお願いします。