見出し画像

自分都合で世界の音量を変えられる耳栓|Loop Switch レビュー

こんにちは tacoyaky(たこやき)です。

前回に引き続き、Loop earplugs のレビュー記事です。
今回は、Loop Switch です。

この Loop Switch もLoopさんから商品をご提供いただき、レビューしていきます。

前回は、Loop Engage Plus をレビューしました。
よければこちらもご覧ください。

前回同様に、私自身が以前より興味を持っていた商品ですので、使用してみて感じたことを忖度なく書いていきます。

それではどうぞ〜〜





loop earplugs とは?


はじめに loop earplugs ってなんなの? ってお話ですが、こちらは前回の記事に詳しく記載していますので、ぜひそちらをごらんください。

この記事では軽い紹介にとどめます。

Loop 社は、ベルギー発のスタイリッシュなイヤープロテクター(聴覚保護機器)のブランドで、現代人が日々晒されている騒音から耳と心を守るために開発されました。

ビジョンも素晴らしい!
私的には、見た目がおしゃれなだけでなく、電気の力に頼らずに構造上の仕組みによってノイズ軽減をしてくれるすごいやつということでとても気になっておりました。


Loop Switch


商品概要

loop earplugs は、用途に応じてノイズ低減度合いやデザインが異なるものが豊富にラインナップされています。

その中で今回ご紹介するのは、Loop Switch という商品です。

Switch は、簡単な切り替えひとつで3種類のイヤープラグ(耳栓)を体験いただけます。
環境に応じてEngage、Experience、Quietの3つのモードを自由に切り替えられ、今までにない新しいノイズコントロールを実現します。
くつろぎの時間からライブやコンサートまで、サウンド環境のデザインがかつてないほど簡単になりました。

Loop Switch 公式 web site より引用
https://www.loopearplugs.jp/products/switch


loop earplugs には、これまで大きく分けて3つのプロダクトラインがありました。

  • 睡眠時にも使える Quiet

  • 高音質なまま適度に音量に調節する Experience

  • 雑音の多い場所でも会話をより快適にする Engage

それぞれ、用途も異なり、ノイズの低減度合いも異なっています。

今回の Switch はこれらの3種類のモードを物理的に切り替えることができる仕掛けがついた耳栓です。
いいとこ取りで中途半端なものとは違います。
まさにオールインワンです。

電気的にではなく、物理機構で音量調節をしている loop earplugs だからこそできることだと思いますが、全部できるようにしようっていうアイデアとそれを実現しちゃう意気込みがスゴイですよね!

非常におもしろい!!


開封!!

大人っぽい落ち着いたパッケージです。


ぱかーん
開けるとこんな感じです。

Engage Plus と異なり、同梱物は少なめ。
4つのサイズ(XS,S,M,L)のシリコン製イヤーピースが付属。


Switch には、紙のマニュアルも入っていました。


キャリーケースに収まっている感じもかわいい
ちょっとだけメカっぽさはあり、この時点でなにやら仕掛けがありそうな気配を感じることができます。


キャリーケースから出すとこんな感じ。
真っ白なのがかわいい


3つのモードを切り替えるって、どういう仕組み?

Loop Switch 公式 web site より引用
https://www.loopearplugs.jp/products/switch

基本的な音を通す仕組みは Engage などほかの loop earplugs シリーズと同じ。
それでいて、この突起部分をダイヤルのように回すことでモードを切り替えられる仕組みになっています。
ダイヤルを回すことで、おそらく穴の大きさや空間の通り方を変化させているのだと思われます。


各モードのポジションには、●(Quiet)◎(Experience)◯(Engage)の印字がされていて視覚的にわかりやすくなっています。

軽い力でも回すことができ、カチッカチッと小気味よい感触があって、優れたUXだと思います。


装着して過ごしてみた


しばらく使ってみていますが、それぞれのモードで明らかにノイズの軽減度合いに違いを感じられます。

●Quiet モード( -25 dB )

  • もっともノイズ低減される Quiet モードだとしっかりと静かになります。
    賑やかなオフィスで装着したところ、周囲の会話が全然気にならなくなりました。作業や勉強が捗ります。

  • ただ、耳栓特有の圧迫感は3つのモードの中で最も感じました。
    個人的には長時間このモードで装着していると少し疲れを感じました。


◎Experience モード( -21dB )

  • 全体的に音量がさがり、ノイズが軽減される感覚。
    Quiet と Engage の中間であるイメージそのものです。

  • 耳の圧迫感は少しだけ感じる程度。

  • 個人的にはもっとも利用頻度が低いモード。


◯Engage モード( -17dB )

  • 3つのモードの中では、ノイズ低減度合いはもっとも低い。
    近くの会話は割とはっきりと、遠くの会話はそこそこ静かになるというイメージです。

  • 耳の圧迫感はほとんど感じず、長時間つけていても疲れません。

  • Loop Engage Plus と比べて、ノイズ低減度合いではあまり差を感じません。構造的な仕掛けがあるにもかかわらずこのクオリティの高さに驚いています。

  • 一方で、Loop Engage Plus と比べると、Loop Engage Plus のほうがやはり耳への収まりぐあいは良いと感じました。
    やはり Loop Switch は仕掛けがある分、構造的にも大きくなってしまうので致し方ないかなと思います。

集中したいとき、近くの会話は聞いていたいけど静かにはなってほしいなど、シーンに合わせてモードを切り替えられるというのは想像以上に便利だと感じました。


使ってみた感想


よかったところ

  • ✅ 周囲の環境に合わせて自分の快適な状況にできるので、シーンに合わせてモードを切り替えられるというのは想像以上に便利!

  • 構造的な仕掛けが単純に楽しい!

  • ✅ これだけの機能と仕掛けがあるのに小さい!軽い!つけ心地よい!


気になったところ

  • 🤔 少しだけ大きめ
     耳から出っ張るほどではないが、着けている感覚はずっとある。

  • 🤔 可動部があるため、耐久性に懸念。力任せにダイヤルを回してしまうと壊れそう。


どんな方に合いそうか

  • 電車やバスでの移動を伴う環境(移動中は騒がしいけど、職場や学校は比較的静か)で過ごしている方

  • 交流を楽しみときと集中したいときを使い分けたい方

  • 騒がしいのがツライ方

などなど、騒がしいのがツライけれど、自分の都合だけで周囲の音量を調節することができず、また周囲の音量が変化する環境において、非常に有効なプロダクトだと思います。



まとめ


いかがでしたでしょうか?
Loopさんからご提供いただき、Loop Switch のレビューをしました。

3つのモードを1つに盛り込んじゃおうというアイデアがすごいです。
しかもそれをこんなにも小さくシンプルに実現しちゃっているもんだから驚きを隠せません。

たった数cmの筐体の中に物理機構で仕掛けがあるってだけでワクワクしちゃいますね。しかも滑らかで小気味よく動くもんだから必要以上にカチカチ動かしちゃいますw
楽しいw

職場や学校、移動中など、自分がいてる環境のノイズの大きさはその時々で変わるんだから、一定のノイズ低減だと快適に過ごせないよねっていうのはそのとおりですよね。

私は、普段は低減率が1番低い Engage モードで使っていることが多いですが、騒がしい電車の中や職場で集中したいときなんかには最も静かになる Quiet モードに切り替えて使っています。
こんなふうに1つのプロダクトで切り替えて使えるというのは、いざ使ってみると想像以上に便利なものだとわかりました。

我が家にはもう乳幼児はいませんが、当時のことを思い出して妄想すると、大ボリュームで泣きまくっている子どもを抱っこするときには耳元で甲高い爆音が発せられるので結構しんどいんですよね。
泣いている子を抱くときには Quiet モードにして、ごきげんに遊んでいるときには様子がわかるようにEngage モードにするなど、切り替えると便利そうです。

聴覚過敏な方だけでなく、さまざまなシーンで活躍するプロダクトですね。

自分の都合に合わせて、世界を変えられるというのはすばらしいし、もはや耳の機能拡張デバイスといっても過言ではないと思います。


最後までお読みいただきありがとうございました。

おもしろかったよという方は「♡マークのスキ」を押していただけるととってもうれしいです(noteアカウントなくても「♡マークのスキ」を押せます)。

ほなまた〜〜


◯ ◎ ● 関連投稿 ● ◎ ◯

◯ ◎ ● ● ◎ ◯



この記事が参加している募集

新生活をたのしく

QOLあげてみた

最後までお読みいただきありがとうございます。 もし気に入っていただけましたら「スキ」や「サポート」をしていただけるととてもうれしいです。 note アカウントを持っていなくても「スキ」をつけることができますのでお願いします。