ポケットの夢_LongVersion(さとうささら)
「ポケットの夢」
胸にささる この痛みは
風が運んできたのかな
ドアを開けている証拠さ
大丈夫と言い聞かせる
ポケットの中 日が暮れて
肩を並べた 夢たちと
走り続けたつもりでも
すぐ戻れる距離にいたよ
いつも怖がりな自分が
それでもあきらめないこと
時は長い坂のようで
力尽きて立ち止まるよ
重い荷物 地平の空
何が大事かと問われる
ポケットの中 見つめ合う
羽が震える 夢たちと
雨に打たれ 抱きしめてた
頼りなくて 悔しい夜
好きな気持ち 涙になる
それでも信じているもの