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ぼくのつめはまだあまい

2017年10月4日に「うたの日」通算200首詠となりました。100首目の時は初めての「おとの日」を頂き、今回の200首目の時は次席という、まぁとてもわたしらしい結果に(いろんな意味で)涙してます(゚∀゚)
そこで節目として「次席の歌、第2弾」を集めてみました。
前回と同様で次席というと「あぁ、惜しかった…」となりがちですが、実際のところは薔薇(首席)の歌と結構点数が離れていましてね…(´Д`;)
精進します

台所用洗剤であっけなく落とされていくあたしの痕跡/題詠『 所 』

きみのなか左心室から出かけたい帰って右心室で眠りたい/題詠『 心臓 』

ていねいなくらしをつくる第一歩「プッチンプリンはお皿に移す」/題詠『 7音以上の名詞 』

重たくて粘度の高い恋だから嘘で薄めたカルピスあげる/題詠『 粘 』

寒い夜に予約の暖房つかぬままとうとうここに春のあけぼの/題詠『 とうとう 』

少しずつ薄皮を剥ぐ まぐわいは桃を食むかの如く優しく/題詠『 SEX 』

全景を見るためきみは丘に立つそこからぼくはどう見えますか/ 題詠『 丘 』

夕立が洗い流したビル街に夕陽がさして向日葵畑/ 題詠『 ビル 』

38万キロの距離 今日きみは少し欠けててとてもきれいだ/題詠『 キロ 』 

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