髙橋史朗

髙橋史朗

最近の記事

目覚め一妻の詩(112)

今朝は鳥に起こされた  もっと素直に任せきりになればよい   すべての人や事や物を通して    大いなる愛が   私たちを導き    語りかけてくれるのだから

    • note連載で反響が大きかったベスト30一妻の49日法要を迎え「再出発」!

       noteを毎朝書き続けて1年が過ぎた。2時頃に起床し、明治神宮が開門する時間に応じて一番乗りで参拝後、明治神宮早起き体操会のメンバーと宝物殿前で体操を行い、代々木公園を1周した後、妻と喫茶店でモーニングコーヒー。noteは明治神宮に向かう前に投稿したので、3時間から3時間半位かけて書いた。妻の詩も111回連載しているので、全体の3分の一弱を占めている。4月6日に妻が死去し、49日法要(5月18日)までは、妻の詩の掲載に重点を置き、6月から新たな活動と対外発信のスタートを切り

      • 後悔一妻の詩(111)

        口にしなければよかったなと   思うことがある    だから…  私に話した事で  「心が楽になった」と  しばらくしてからも  あらためて言われると    よかったな そして   私に話したことが  これからも   心の負担にならないようにと     その人の心に祈る

        • 南京事件「16枚の写真」の検証一「世界の記憶」登録主要文書のデタラメ

          ●中国が「世界の記憶」に登録した主要資料  中国はユネスコ「世界の記憶」に登録した「南京大虐殺」資料について推敲に推敲を重ねたと強調し、以下の主要11項目を公表した。 ⑴ 金陵女子文理学院の学生寮監督、程瑞芳の日記 ⑵ マギー牧師の16ミリ撮影機とフィルム ⑶ 南京市民が死の危険を冒して保存した、旧日本軍撮影による民間人虐殺や強姦等の写真16枚 ⑷ 呉旋が南京臨時参議会に提出した旧日本軍の暴行写真 ⑸ 戦犯谷寿夫に対する南京軍事法廷の判決文正本

        目覚め一妻の詩(112)

          悲しみ一妻の詩(110)

          テレビでオウム裁判のニュースしきり 亡くなった人の事にふれるたびに 胸が痛く 涙… 私は家で花に水をあげる 風を贈りたくて すべての鉢を外に出す 暖かい風がベランダに吹く 自然の息吹を感ずる この優しい 暖かい春の日に まだ オウム事件で苦しんでいる人がいる 恐怖感の人 呪縛から解放されぬ人 家族を失って 打ちひしがれる人 憎しみにいる人 刑務所の人 その家族 この暖かい春の陽ざしと風が この人達の上に そっと 何かを運んでくれないだろうか さわやかな思いで生きられる日は

          悲しみ一妻の詩(110)

          生命一妻の詩(109)

          鳥には鳥の生かされている生命 花には花の生かされている生命 木々が風に揺られてさやさやと どんな生命を生きているのだろう    生命ってなんだろう あるがままに受け入れて   そこに秩序がある  伸びやかさが道に則るとき 他を傷つけぬ生きる道となる     理に順う しかも何の窮屈さもなく     いいなあ

          生命一妻の詩(109)

          太陽一妻の詩(108)

          昇り始めた太陽の下で   人々の営みの音がする  人間は少しばかり何かをすると   ついこんな事をしたなどと    自己主張してしまうけれど  今日の太陽に   誰も思いを馳せなくても  太陽はただ昇る   静かに   静かに    温かく    強い光を  きらきらと輝かせながら

          太陽一妻の詩(108)

          横山大観の絵一妻の詩(107)

          蟹一匹 砂浜に    でも孤独ではない世界      黄色のたんぽぽと      その緑の葉      きらりと描かれたつくしんぼう    そこに つながる生命を感じるから     蟹が孤独そうでない      花と葉とつくしんぼうに色があるから       温かい世界を感ずる 蟹一匹  でも そこに孤独な世界がないと   ほっとする    

          横山大観の絵一妻の詩(107)

          姿一妻の詩(106)

          何もかも 今までと変わらぬように 演奏会は始まりました 色とりどりの着物姿が会場を行き交い 箏 三絃 十七絃 尺八 フルート  何もかも 変わらぬように 音色が響きました でも 去年までとひとつだけ 変わってしまったのです 会場に そのお姿がありませんでした 弾くことに集中していたのに 一瞬そのお姿が心に浮びました 「九九 九八七 九十 九八七 六 五六 七 八八八八」 心で歌いながら 涙が浮びました 会場にいらっしゃったのですよね 私は そう信じているのです 平成23

          姿一妻の詩(106)

          契約一妻の詩(105)

          松下幸之助翁の「契約」に関する話 若い頃読み 今でも折にふれて思い起こす 「山中に茶店あり 老婆もてなす 旅人たちはそこで喉を潤す 契約を正式に交わしたわけではないが 旅人たちは あそこまで行けば茶店があり 老婆がいると了解している そして、今日も茶店はあり お婆さんはいる 『契約』とはそういこと」 正確ではないが そんなお話だったと思う 読み終えて私は数人にお電話した 私にとっての茶店のお婆さんのような人たちに 感謝の心を伝えた 当てになる  ここ一番を外さない 私の

          契約一妻の詩(105)

          曽野綾子氏が辞任した教育再生会議で訴えたこと

          平成23年9月29日にいじめ自殺事件が起きた大津市立皇子中学校は、平成21・22年度文部科学省「道徳教育実践研究事業」推進校で、事件が起きた約半年前に同事業の「研究のまとめ」を発表し、「学校、地域、家庭の連携で、大きな成果を上げた」と報告している。同報告によれば、校内研究テーマは「自ら光り輝く生徒を求めて一心に響く道徳教育の実践」で、道徳教育の目標は「豊かな心、思いやりの心を育てる」「規範意識を高め、正しい判断力を培う」ことにあった。  皇子中環境宣言には「いじめのない

          曽野綾子氏が辞任した教育再生会議で訴えたこと

          一人娘を失った母の悲しみ(和歌)②

          4月22日 目覚めたる座に我が児の姿あり おはよう おはよう おはようと 神宮の参りを終えし我が児たちと 出会いし時は鮮明なり 子の笑顔 子の声 子の笑み 忘られぬ 親子して宮参りし帰路はただ ゆたりゆたりと歩きしものよ 病みし身を優しく声かく看護師の 病みし身いたわる看護師の声 夕暮れの雲に乗りつつ吾子はゆく 悲しみに大声上げて呼びたし 曇りたる空の中には吾子がいる 吾子吾子と今日も一日過ごすかな 妹の帰える姿に吾子を見る 只涙の他はなし 目覚めたる老いの母に がんばってと

          一人娘を失った母の悲しみ(和歌)②

          一人娘を失った母の悲しみ(和歌)①

           心不全で救急病院に入院していた義母が4月23日に退院し、自宅マンションに戻って準備を整え、義母の強い希望通り郷里の秩父市の特定施設(秩父駅からタクシーで約20分の山に囲まれ、三峰神社の小さな社もある施設)に入所した。面会時間は1日20分と少ないが、毎週面会して支え続けたい。特定施設への入所希望者が多く、退院と共にスムースに入所できたことは関係者の並々ならぬご尽力の賜物であり、深く感謝したい。  救急病院の主治医による「CT検査」レポートによれば、肺炎、腸炎、腫瘍性病変が疑わ

          一人娘を失った母の悲しみ(和歌)①

          週刊新潮に掲載された『日本のホロコースト』に対する私のコメント

           4月25日発売の『週刊新潮』5月2・9日ゴールデンウィーク特大号の、「中国のプロパガンダ⁉元米軍人が出版した『昭和天皇ヘイト本』」と題するワイド特集に、私のコメントが掲載されているので、以下、引用したい。 <内容の信憑性を巡って、「南京事件」の関連書籍「ザ・レイプ・オブ・南京」が国際的な議論を惹起してからおよそ30年。このほど米国で、昭和天皇や旧日本軍に関する”歴史書”が新たに発売された。が、その拙劣かつ悪趣味な内容が再び物議を醸しつつある。  問題の書籍は今年3月19

          週刊新潮に掲載された『日本のホロコースト』に対する私のコメント

          本物を見、本物を聴く一妻の詩(104)

          今日から生まれ変わるのだ 本当に 今日から寛大な人になるのだ 今日から心優しい人になるのだ 今日からたおやかな女性になるのだ 2月1日の朝 快晴 風がビュービューふいている 今日から 私は過去を捨て 古き心を洗い流し 今日から 本物の神の子として 生まれ変わるのだ いつも私を護っている力がそういっている いつも私を導く私がそういっている 自信をもって 躊躇することなく 虚栄をはることなく 私の本物の私自身であればよい 私を超えて私である 人の心はみな実相につながっているのに

          本物を見、本物を聴く一妻の詩(104)

          希望一妻の詩(103)

          アーカイブズの おおきな 大きな窓の外 雲に今にも手が届きそう ずっしりとした雲 おおきな 多数の四角い窓の外に 雲に手が届いて 今にも何か降りてきそう 研究の合間に 心が空に飛ぶ もしも 鉄格子の中にいる人が 小さな窓から 空を少しでも見ることができるとしたら 雲よ その人の心に希望を届けて 2014年9月2日午後 ワシントン・ナショナル・アーカイブズにて 

          希望一妻の詩(103)