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金融商品取引業(投資助言・代理業)東海財務局長(金商)第202号 金融商品仲介業 東海財務局長(金仲)第201号

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    ドル円の戦略をFXエバンジェリスト遠藤が解説。外国為替全般の戦略をチーフストラテジスト林が解説します

  • 持続可能な投資へ 主席研究員 中里幸聖

    多くの人が経済的に豊かになるには、一定程度の経済成長が必要です。そのためには実物投資、金融投資、自己投資など様々な投資が重要になります。またその投資が持続可能なものでないと、マイナスに作用することもあります。 ここでは中長期投資や社会経済動向などに関心のある人に向けて、様々な事象を経済と関係づけて解説していきます。

  • FXエバンジェリスト遠藤寿保のマーケット解説

    前日のドル円動向をわかりやすく解説 相場観や本日の戦略を紹介

  • 一目均衡表とフィボナッチ計測

    一目均衡表やフィボナッチ計測を解説

最近の記事

利上げ圧力がもたらすジレンマ?!

岸田総理は、円安阻止のための円買い介入をイエレン財務長官に否定されて以降、植田日本銀行(以下、日銀)総裁に圧力をかけ、金融引き締めに向かわせようとしている。植田日銀総裁は、5/13の月次国債買い入れオペ減額に動き、政府の意向を反映させる動きを見せた。今後の展開を解説する。

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    • 暴騰する商品市況の行方「銅は新時代の石油」?!

      2月以降、金、銀、銅に加え、アルミ、ニッケルといった非鉄金属相場が大きく上昇している。その背景と今後の商品相場の行方を追った。 1.端緒は金相場上昇4/1のイスラエルによるシリアのイラン大使館領事部空爆事件により地政学リスクが高まり、安全資産としての金選好の動きが広がり、図表1の通り、いっきに1トロイオンス2,400ドル台まで急騰した。しかし、イスラエルとイランの対立が米国を巻き込んだ中東戦争に拡大する事態は回避されたことで、金買いの勢いは一時鎮静化することとなった。 2

      • 日本の機関投資家が日米金利差を拡大?!

        農中(農林中央金庫)が、今年度外債投資で巨額含み損失を発生させ、5,000億円超の最終赤字に陥ることで1.2兆円の増資を検討との報道が出ている。損失発生の背景と今後の金融市場への影響を解説する。

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        • FRB・日銀の金融政策と市場織り込みとの乖離の行方!

          FRB(連邦準備制度理事会)は年内利下げ、日本銀行(以下、日銀)は年内利上げというのが一般的な市場の見方になっている。しかし、その両方が、6/13のFOMC(連邦公開市場委員会)並びに6/14日銀金融政策決定会合において否定される可能性がある。その背景とドル円相場へのインパクトを解説する。

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        記事

          ジャパンマネーがアメリカを席巻!

          5/15発表米4月CPI(消費者物価指数)の伸び鈍化を受け、翌5/16ドル円が一時153円台まで下落した後、日本生命による米国生命保険会社コアブリッジ・ファイナンシャルへの6,000億円相当の出資報道もありドル円反発、その後、ニューヨークダウが史上初めて4万ドルに到達するとドル円は、いっきに155円台半ばを回復した。ドル上昇の背景にあるジャパンマネーの動向と日本経済の行方を解説する。

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          ジャパンマネーがアメリカを席巻!

          4月米輸入物価指数の予想上振れで、ドル円155円台まで買い戻される。

          【5/16相場概況】東京時間、ドル円は昨日の下落基調を引き継ぎ、売りが先行。本邦実需のまとまったドル売り観測などで、ドル円は一時153.60円まで下落。売り一巡後は154円台前半まで買い戻された。欧州時間、ドル円はショートカバー(買戻し)が先行し154.45円まで上昇。NY時間、5月米フィラデルフィア連銀製造業景気指数・4月米住宅着工件数・前週分の米新規失業保険申請件数が予想より弱い内容となったが、4月米輸入物価指数が予想上振れとなると、米10年債利回りの上昇とともに、ドル

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          4月米輸入物価指数の予想上振れで、ドル円155円台まで買い…

          防衛国債による防衛費確保

          防衛力強化は喫緊の課題である。次世代に日本を残すためにも今後10数年が踏ん張りどころ。財務省は不足する財源に増税を検討しているようだ。しかし、増税は経済を低迷させ、防衛費の原資を減少させる。建設国債同様の防衛国債により当面の防衛費を賄い、防衛力強化その他の施策による経済成長の成果を償還財源とするのが望ましい。 ランドパワー諸国の軍事的活動の活発化 南シナ海における領有権の主張や東シナ海における威圧的行動、ウクライナ侵攻、イスラエルへの直接間接の攻撃など、中露イランのランドパ

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          円買い介入は米国長期金利を動かすのか?!

          4/29、5/1財務省・日本銀行(以下、日銀)が円買い介入を行ったとの観測が出ている。ドル売り円買い介入に必要なドル資金の調達方法には、米国債売却と外貨預金解約による2通りの方法がある。ドル売り円買い介入が米国債市場に与える影響と円安是正の処方箋を解説する。

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          円買い介入は米国長期金利を動かすのか?!

          4月米CPI前月比予想下振れ、ドル円154円台。

          【5/15相場概況】東京時間、ドル円はゴトー日の仲値買いで一時156.56円まで上昇となるが、その後は本邦実需勢のドル売り観測で上値の重い展開となった。欧州時間、米CPIを控え持ち高解消の調整売りが出て、ドル円は一時155.79円まで下落。NY時間、4月米CPI(消費者物価指数)は前月比で0.3%と予想0.4%を下振れ、前年同月比は3.4%と予想通りと3月から鈍化。コア指数も前月比0.3%・前年比3.6%と予想通りと鈍化。また、4月米小売売上高は前月比で予想下振れ、3月分が

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          4月米CPI前月比予想下振れ、ドル円154円台。

          利上げでも止まらない円安!

          5/7岸田総理との会談を受け、植田日本銀行(以下、日銀)総裁が「円安の動きを注視する」と発言し、5/13には国債買い入れオペを減額したことで、量的引き締めへの金融政策変更の思惑が急速に高まってきた。しかしながら、為替市場では円安の流れは止まらず、再度156円台乗せとなっている。日銀による利上げ効果とドル円相場の行方を解説する。

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          利上げでも止まらない円安!

          4月米PPI(卸売物価指数)前月比予想上振れ、ドル円156.78円まで上昇。

          【5/14相場概況】東京時間、ドル円は仲値で本邦実需勢のドル買い観測により、前日高値156.26円を上抜け156.50円まで上昇。欧州時間、ドル円は156.40円を挟む小動き。NY時間、4月米PPI(卸売物価指数)が前月比で予想を上振れると、米長期金利の上昇とともにドル買いが先行し、ドル円は156.78円まで上昇。しかし、前回3月分の数値が下方修正された事がわかると、米10年債利回りの低下とともに、ドル円は156.22円まで下押し。 また、パウエルFRB議長は「ここ数カ月イ

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          4月米PPI(卸売物価指数)前月比予想上振れ、ドル円156.78…

          「NISA円安」vs「MOF円高」の行方!

          今年の円安進行の理由付けとして、好調な米国経済指標を受けての利下げ観測の後退が一番の根拠として挙げられるが、需給要因としては、個人の新NISA経由での海外株投資が大きい。財務省(Ministry of Finance)による口先介入も続くが、現状の円安に歯止めがかかるのか解説する。

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          「NISA円安」vs「MOF円高」の行方!

          米国から改めての介入けん制発言で、ドル円156円台へ。

          【5/13相場概況】東京時間、ドル円は仲値でのドル買い観測で155.96円まで上昇。その後、日銀が国債買い入れオペで期間5-10年のオファー額を前回から減額したことが伝わると、ドル円は155.49円まで下落となるが、押し目買い意欲が強く155.90円台まで買い戻された。欧州時間、ドル円は155円台後半で揉み合い。NY時間、イエレン米財務長官が「G7国の通貨は市場で決定されるべき」「為替介入はまれな行為であるべき、他国への伝達必要」との考えを改めて強調すると、「政府・日銀が断

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          米国から改めての介入けん制発言で、ドル円156円台へ。

          円安は誰のせい? 1に総理、2に総裁!

          最近の円安進行は、植田日本銀行(以下、日銀)総裁による円安容認発言が原因との報道が多く、5/7岸田総理が植田総裁と面談後、植田総裁が円安に関する発言を修正する事態に至っている。 円安進行は、植田総裁のせいなのか検証し、日本政府の政策スタンスと今後のドル円相場を解説する。

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          円安は誰のせい? 1に総理、2に総裁!

          ドル円堅調、米ミシガン大消費者期待インフレ予想上振れに反応。

          【5/10相場概況】東京時間、ドル円は早朝に155.26円まで下押しとなるが、週末ゴトー日(5・10日)での本邦実需勢のドル買い観測などで155.77円まで上昇。欧州時間、ドル円は155円台後半で堅調推移。NY時間、米10年債利回りの上昇でドル買いが先行。米ミシガン大学が公表した5月米消費者調査で、消費者態度指数(速報値)は予想下振れとなるが、同時に発表された消費者の期待インフレが予想上振れとなると、ドル円は155.90円まで上昇。

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          ドル円堅調、米ミシガン大消費者期待インフレ予想上振れに…

          量的引き締めの米国vs量的緩和の日本=ドル高円安!

          最近、米国の利下げ観測が遠のき、米国長期金利上昇、ドル高の流れが続いているが、そもそも長期金利上昇は量的引き締め政策(※1 以下QT)の結果発生している部分がある。マイナス金利解除後も緩和的な金融環境を維持する日本との金融政策のコントラストは大きく、QTを継続する米国と量的緩和を維持する日本との金利差は縮小しないと考えるのが普通である。今後のドル円相場の行方と併せて解説する。 (※1 市場での通貨供給量を減らして投資や消費などの経済活動を抑制する政策。具体的には量的緩和によ

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          量的引き締めの米国vs量的緩和の日本=ドル高円安!