税収と景気(3)-所得税の税率構造の改定-
所得税のメインは源泉徴収の給与所得税。所得税の税率構造は度々改定され、1999年までは改定のたびに簡素化、最高税率の引下げを実施。2007年以降は分類数を増やし、最高税率を引上げ、現行の税率構造は7分類、最高税率45%。源泉徴収の給与所得による税収は、1980年代後半から名目GDPとの連動性が低下。税率構造の改定の影響と推測される。
所得税のメインは源泉徴収の給与所得税
「税収と景気(1)-税収と景気の連動性-」(2023年12月27日)で消費税導入後は税収と景気の連動性が