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" こえ "

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" こえ (発声)"にまつわる当事者や挑戦者の記事をまとめております。
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記事一覧

【こえ #44】声帯を摘出してもなお癌と闘病中

尾関 勝三さん  これまで、癌をきっかけに声帯を摘出し、そこから声を取り戻そうとしている…

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1日前
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【こえ #43】“取り戻した声”に理解がない世間の目

佐藤 秀紀さん  令和2年。その前年の末に中国で確認された原因不明のウィルスは、日本におい…

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8日前
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【こえ #42】もう一度声が出せると知って見えた未来

梅木 正仁さん  「建設業だから、現場で声が出ないと仕事にならない」。喉から声が出づらく…

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2週間前
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【こえ #41】女性目線の当事者経験を受け取り届ける

山田 昌美さん  山田さんは、ご自身と同様に声帯を摘出し声を失ってしまう状況に直面した女…

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4週間前
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【こえ #40】首に器具があるのって恥ずかしいこと?

今西 恵子さん  今西さんに初めてお会いした時、ステージで司会なんかしたら似合いそうだな…

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1か月前
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【こえ #39】気にせず使える電気式人工喉頭(EL)を

佐野 榮さん  喉が「ちょっと調子悪いぐらいだった」と思っていたある日、淡に血が混じった…

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1か月前
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【こえ #38】“不便のない”生活と“望む”生活の間

小笠原 幸成さん  小笠原さんは、会社を退職した2016年に、友人から声のかすれを指摘される。原因は、“癌ではない”良性の声帯ポリープや肉芽腫で、すぐに入院し切除した。しかし、2021年になって再度「声が出にくいという自覚症状があり」、同じ病院を受診すると、癌と診断された。2022年に入って短期間で計35回もの放射線治療を実施するも、2023年に入ると癌が再発。『喉頭』の全摘手術を勧められ、周辺にあるリンパ節とともに切除した。  『喉頭』とは、一般的に『のどぼとけ』と呼ば

【こえ #37】いつか自分の声の録音テープを活かしたい

永沼 明美さん  日本全国で甲状腺がんと診断されたのは、少し古いが、2019年で18,780例(人…

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2か月前
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【こえ #36】今あるデバイスでは出したい声が出せない

嶋根 栄三郎さん  電気工事の現場監督という仕事。現場で声を出す嶋根さんの喉の通りが徐々…

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2か月前
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【こえ #35】声を取り戻し、また誰かに声をかけ続ける

磯 房世さん  埼玉県内で、声帯を摘出し声を失った人に対して発声訓練を通じて社会復帰を支…

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2か月前
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【こえ #34】何度がんが見つかっても笑顔

河合 利恵さん  河合さんと向き合ってお話をさせて頂いた後に頭に浮かんだ言葉は「泰然自若…

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3か月前
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【こえ #33】みんな明るくて、病気があるけど、病人ではないよ…

王 美林さん  「感染力」と聞いて、何を思い浮かべるだろうか?コロナ禍を経験した今、ネガ…

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6か月前
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【こえ #32】ずっと営業職。社内外でしゃべるのが仕事だったから…

林 宏一さん  「ずっと営業職。社内外でしゃべるのが仕事だったから。」  人当たりのよさ…

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6か月前
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【こえ #31】もう一度大工の仕事をしたかったから…

平山 明さん  平山さんに初めてお会いしたとき、雰囲気が歌手の宇崎竜童さんっぽいなと感じた(直接お会いしたことはないが)。カッコいい兄貴という感じ。現在75歳で現役の大工として活躍されている平山さんは、言動もカッコよかった。  喉頭がんが見つかったときはまだステージ1で、放射線治療で完治した。医師にはお酒は絶対にやめるように言われたのに「仕事もバンバンやったから、お酒もバンバンやっちゃった」結果、再発した。  医師に喉頭(声帯)摘出手術をしなかったどれぐらい生きられる?