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PLANETS note

宇野常寛が主宰するPLANETSがnoteでお届けするウェブマガジン。政治からサブカルチャーまで独自の角度と既存のメディアにはできない深度で情報発信しています。
「PLANETS note」では、毎月4本ほどの記事を配信します。また、登録月の前月配信分からさか… もっと詳しく
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記事一覧

第十二章 制作――ハードウェアの探究|福嶋亮大(後編)

福嶋亮大 世界文学のアーキテクチャ 6、制作の哲学――他者性のオン/オフ 制作者は、素材…

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PLANETS
3日前
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第十二章 制作――ハードウェアの探究|福嶋亮大(前編)

福嶋亮大 世界文学のアーキテクチャ 1、読むこと、見ること、作ること 私は前章で、近代小…

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PLANETS
10日前
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老骨に自ら入れる鞭の驚くべき強さ~バイデン大統領一般教書演説~|橘宏樹

橘宏樹 現役官僚のニューヨーク駐在日記 第12回 老骨に自ら入れる鞭の驚くべき強さ~バイデ…

PLANETS
2週間前
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第十一章 主体――読み取りのシステム|福嶋亮大(後編)

福嶋亮大 世界文学のアーキテクチャ 6、教師あり学習――ゲーテのビルドゥングスロマン も…

PLANETS
1か月前
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第十一章 主体――読み取りのシステム|福嶋亮大(前編)

福嶋亮大 世界文学のアーキテクチャ 1、一か二か ルソーが自伝文学『告白』の冒頭で「わた…

PLANETS
1か月前
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勇者シリーズ(7)「勇者警察ジェイデッカー」|池田明季哉(前編)

反動としての『勇者警察ジェイデッカー』 「高松勇者」の一作目となった『勇者特急マイトガ…

PLANETS
1か月前
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京都アニメーション 2ストロークのリズム(後編)|石岡良治

バンドアニメとしての『けいおん!』から考える時代性  『けいおん!』についてもう少しコメントすると、これも『CLANNAD』と同じく「2ストローク」のリズムで2シーズンの物語を描いた作品です。個人的にはテンポの良さからして1期のほうが好みではありますが。  正直当時は『けいおん!』を「バンドアニメ」としては見ていませんでした。いま聞くとサントラのクオリティがとても高いと思うんですが、当時は「いや、これはロックバンドのアニメではないのでは?」と難癖を付けていたタイプですね

京都アニメーション 2ストロークのリズム|石岡良治

 「京都アニメーション 2ストロークのリズム」というテーマで京アニ作品について分析しよう…

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2か月前
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第十章 絶滅――小説の破壊的プログラム(後編)|福嶋亮大

福嶋亮大 世界文学のアーキテクチャ 6、倒錯的な量的世界――スウィフト『ガリヴァー旅行記…

PLANETS
2か月前
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第十章 絶滅――小説の破壊的プログラム(前編)|福嶋亮大

福嶋亮大 世界文学のアーキテクチャ 1、冒険の形式、絶滅の形式 小説をそれ以前のジャンル…

PLANETS
2か月前
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第九章 環境――自然から地球へ(後編)|福嶋亮大

福嶋亮大 世界文学のアーキテクチャ 6、環境文学のビッグバン――フンボルトの惑星意識 以…

PLANETS
3か月前
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第九章 環境――自然から地球へ(前編)|福嶋亮大

福嶋亮大 世界文学のアーキテクチャ 1、物質ともつれあった心の生成 近代文学が生成したの…

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3か月前
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勇者シリーズ(6)「勇者特急マイトガイン」|池田明季哉(後編)

池田明季哉 “kakkoii”の誕生──世紀末ボーイズトイ列伝 勇者シリーズ(6)「勇者特急マイ…

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3か月前
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勇者シリーズ(6)「勇者特急マイトガイン」|池田明季哉(前編)

池田明季哉 “kakkoii”の誕生──世紀末ボーイズトイ列伝 勇者シリーズ(6)「勇者特急マイトガイン」■谷田部勇者から高松勇者へ 前回の連載では、勇者シリーズが『勇者エクスカイザー』『太陽の勇者ファイバード』『伝説の勇者ダ・ガーン』から構成される「谷田部勇者」を通じて、ロボットを通じた少年の成熟についてひとつの美学を完成させたこと、そしてそれが玩具と子どもの遊びを正確に言い表したことを整理した。 今回は第4作『勇者特急マイトガイン』について考えていく。このタイミングで谷