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女子力高めの自分ルール

2024年3月23日に、佐藤友美さん主催「さとゆみゼミ」を卒業。卒業後も、文章力・表現力をメキメキと上げ続けるため、仲間と共に、note投稿1,000日チャレンジをスタート。

Challenge #54

数年前に右肩を痛めて、半年ほど整形外科でリハビリを受けていたことがある。担当をしてくれたスポーツ理学療法士さんは、20代のTさんという女性だった。スラリとした小柄さんだけど力持ち、整った顔立ちの美人さんだ。

ストレッチやマッサージをしてもらいながら、私たちは他愛のない会話で盛り上がった。「週に1回40分間おしゃべりをする」を半年も続けると、めちゃくちゃ仲良くなる。彼女の恋愛やキャリアについて、相談されるようにもなった。「横石さんが来るの、待ってたんです!お話したくてーー」と、甘えられると、娘みたいでヨシヨシしたくなる。

リハビリも卒業というときに、「今いる病院を辞めて、故郷の福岡に帰ることにしたんです。まだ同僚にも内緒なんですけど、横石さんにだけはお伝えしたくて…」と、内緒話までされたほど。

そんなTさんとの会話で、印象に残っていることがある。週末の予定について話していたときのこと。

Tさんは、「今月、ボーナスが出るので、鳥栖のアウトレットに行こうと思ってます」と教えてくれた。何かお目当てがあるの?と聞くと、「ボーナスがでたら、下着(ブラジャーとショーツ)を一揃い買う、って決めてるんです。下着って、後回しになっちゃうから」と言う。

これには衝撃を受けた。下着といえば「見えないおしゃれ」だ。勝手な偏見だが、「見えないおしゃれ」をする人=最上級レベルの女子力(もしくはメンズ力)を持っている人だ。20代でこの意識を持っているとは…最強すぎる。

単純な私は、Tさんのステキすぎる「自分ルール」を聞いて、ぜひ真似したいと思った。とはいえ、そのころの私は教員を辞めたばかり。「ボーナス」をもらえる立場にない。それに、ボーナスを当てにするのは、持続可能ではない気もする。

そこで私は、「年初めに、下着と靴下を5セット買い、昨年のものと総入れ替えする」という自分ルールを作った。無印とかユニクロで、リーズナブルなものを5セット。トータルで1万円くらいかかる。

新しい年に、新しい下着と靴下を身につける。誰にも見えないけれど、シャキンとして何だか良い感じなのである。女子力もちょっぴり上がる気がする。

こんな自分ルールを、もう4年ほど続けている。

てもねっとさん(https://twitter.com/tmnet2022)のステキなnoteを読んで、思い出したエピソードです!あいちゃん、⋆⸜ᵀᴴᴬᴺᴷ ᵞᴼᵁ⸝⋆

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