マイク-予備試験コーチ
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【完全保存版】予備試験論文全過去問集(刑法)
刑法の予備試験過去問解説です。令和5年度以外は全て揃えました。旧試も含めて全部聞きたい方はこちらからお願いします。
平成23年
平成24年
平成25年
平成26年
平成27年
平成28年
平成29年
平成30年
令和元年
令和2年
令和3年
令和4年
【完全保存版】5分で攻略する民事訴訟法
どうも、マイクです。
最近、モンクモードに突入していたので、noteの更新が遅れてしまいました。すいません。これからは、モンクモードでもnoteが書けるように頑張ります。
今回は、民事訴訟法を攻略する視点をざっと皆さんにお伝えしたいと思います。
僕の民訴の講座を受講している方はそちらを見ていただければいいのですが、今回はそうではない方向けのアドバイスです。
民訴はどんな科目なのかまず、民訴
一般教養対策はとりあえずこれやっとけ【予備試験】
予備試験短答の一般教養対策は今まであまりまともに取り扱ってこなかったが、久々に解いてみて色々と思うことがあったので、これを機に簡単に対策を記しておきたい。
1大前提
大前提として、「一般教養対策ははするな」これに尽きる。これは短答を受験する前からそう考えていたし、合格した後も、つい先日久々に一般教養の過去問を解いてみたあとでも揺るがないマインドである。
なぜか。コスパが悪いからである。目先の配
「サボる力」の重要性【予備試験・司法試験】
「真面目なのに勉強の成果が出ない」
あなたの周りにもこういう人はいないだろうか?
僕は司法修習中に何人もの司法試験連続不合格者を見てきたが、彼らは別に勉強をサボって落ちていたわけではない気がする。むしろ、真面目過ぎるがゆえに、目の前の勉強を必死にこなした結果、非効率な勉強をしてしまい、合格から遠ざかってしまう・・・このようなパターンが多かった。
たしかに、中学・高校までは、定期試験で優秀な成績
「予備試験は相対評価」が意味すること【残酷な真実】
「予備試験は相対評価の試験です」
予備試験受験生であれば、一度は聞いたであろうこの言葉。しかし、これが何を意味するのか、正確に理解している人は少ない。
例えば、行政書士試験は一定の点数が取れれば必ず合格できる絶対評価の試験である。なので、「点数を取ること」さえできれば合格できる。
しかし、予備試験や司法試験は相対評価の試験である。ということは、点数が高ければ合格できるわけではないし、逆に点数が
刑法ドーピング講座の「トリセツ」
最近、刑法ドーピング講座の受講生が増えてきたので、受講生が学習方法を間違えないよう、本講座の「トリセツ」を書くことにしたい。同時に、非常に多くの受験生からドーピング講座に関する問い合わせを頂いているので、「トリセツ」を読むことによって疑問点が解消できれば一石二鳥だと思っている。
1誰に向けた講座なのか?
こちらで書いたように、本講座は「全くの初学者」を想定して作られている。なので、この講座が最も
【保存版】予備試験刑法の出題傾向の分析
過去の出題論点一覧令和5年
総論
遅すぎた構成要件の実現(因果関係・錯誤)
各論
不法領得の意思(窃盗)
死者の占有
監禁罪の保護法益
令和4年
総論
間接正犯の成立要件(刑事未成年者)
間接正犯と実行の着手
共犯の錯誤(共謀の射程)
各論
事後強盗罪の成立要件(窃盗の機会性など)
令和3年
総論
抽象的事実の錯誤
不作為と共犯
各論
窃盗罪の保護法益
公共
司法試験刑法の学説対立問題の対策として最低限学んでおくべき論点
予備試験では今のところ学説対立が正面から問われる問題は出題されていないが、司法試験では学説対立問題というのがたまに出題される。通常の受験生はおそらく判例実務に沿った勉強しかしていないだろうが、試験委員会は嫌がらせ的な感じであえて「判例実務とは違う見解を知っていますか?」という問題を出題するのである。迷惑この上ないが、判例通説と違う見解を理解することは論点の深い理解にもつながるので、刑法を一通り終え
もっとみる【予備試験・司法試験憲法】主張反論形式の問題の攻略法
今のところ、司法試験と予備試験の憲法はともに設問1で原告の主張、設問2で被告の反論と私見を問うという主張反論形式を採用している。
主張反論形式については数多くの問題点(論じる内容が重複する、水掛け論に終始する等)が指摘されており、試験委員会もその弊害に目をつぶることができなかったのか、平成30年の司法試験では主張反論形式を放棄し、リーガルオピニオン形式を採用するに至っている。しかし、結局、令和4
第2回予備試験スパルタ合宿の感想(その3)
以下、Hさんの感想です。
1今回の合宿の感想を教えてください。
1日でマックス1通の起案(今までも通算で20通前後)しかしてこなかった中で、強制的&解説付きで2日半で6通も書けたのは良かったです。
自習の時間も多くあったので、消化不良にもならずちょうど良かったです。
2今回の合宿で、特に良かった点、悪かった点を教えてください。
オンラインで添削してもらうことはあっても、実際に自分の答案を置いて
第2回予備試験スパルタ合宿の感想(その2)
以下、Mさんの感想です。
1今回の合宿の感想を教えてください。
自分と似た境遇の方が多く、悩みを聞きあったり、励ましあったりして、自分だけが苦しんでいるわけではないことを実感できた。
法律の知識が豊富で、かなり勉強が進んでいる方も相当数いらっしゃり、刺激になった。
2今回の合宿で特に良かった点を教えてください。
・マイク先生の解答例が配られたこと。
・前回同様、マイク先生の解説が分かりやすく、
第2回予備試験スパルタ合宿の感想
以下、参加者の方(Yさん)の感想です。
1今回の合宿の感想を教えてください。
・3日で6通書き、論文答案を書くことにあまり抵抗がなくなった。
・解説・フィードバックを通じて自分の答案作成上の悪い癖を自覚できた。特に、短い間隔で6回もあると修正を意識しやすく、良い。
・スマホ没収に加え、原則的に勉強部屋の雰囲気が私語なしだったので、とても集中できた。
・自習時間が添削・講評の復習でほとんど終わり、
【予備試験】切ってもいい科目
予備試験はおそらく、法律系資格試験の中で最も科目数が多い試験だろう。短答8科目に加え、論文では法律基本7科目+実務基礎2科目+選択科目と合計10科目もある。ちなみに、司法試験は短答3科目、論文8科目なので、科目数でいうと予備試験の方がはるかに負荷が高い。
予備試験が難しいといわれている最大の理由は科目数の多さにあるだろう。問題の難易度がそこまで高いわけではないものの、膨大な範囲の学習が求められる
予備試験合格にガチで必要な勉強時間
「予備試験に合格するにはどれくらい勉強時間が必要ですか?」
「一日何時間勉強すれば合格できますか?」
このような質問をたまにもらうことがあるし、動画で見かけたりすることもある。
それだけ受験生にとって関心があるということなのだろう。
私自身は、勉強時間にこだわることには否定的な立場なので、あまりこの件について深く考えたことはなかった。
そもそも人の能力にはバラツキがあるし、集中力にも差がある