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国内初・ボールパフォーマンス集団の「世界への挑戦」を応援したい。若者海外進出プロジェクト第五弾。

こんにちは。ZIPAIR note編集部です。

今回は、ZIPAIRが行っている若者海外進出プロジェクト“ZIPTRIP〜ジブンの翼を探す旅〜”を、実際に旅に出た若者と共に振り返りながら、皆さんにお伝えしていきます。

“挑戦する若者たちの翼になりたい”

私たちZIPAIRは、既成概念にとらわれることなく新しい基準を作る「NEW BASIC AIRLINE」を目指す中で、もがきながらも好きなことで輝いている若者たちの姿に共鳴し、彼らの翼になり、次世代のスタンダードを共に創っていきたいと考え「ZIPTRIP~ジブンの翼を探す旅~」を始動しました。

第五弾となった今回のプロジェクトでは、フリースタイルフットボーラーとバスケットボーラー、そしてフィルマーで構成された8人組のボールパフォーマンス集団、MONSTER BALLAZ / モンスターボーラーズ(以下、MBZ)と共に、ロサンゼルス(以下、LA)へと旅をしました。

KAZANE、IBUKI、YO、KENGO、LEON、KOUSUKE、SHOHEI、M。メンバー全員が日本選手権や国際大会において優勝経験を持ち、世界チャンピオンも2名在籍するMBZは、結成わずか4カ月で世界最大規模のダンスコンテスト「WORLD OF DANCE」の日本予選で準優勝を果たし、ジャンルの垣根を超えて世界大会への切符を手にした今注目のチーム。文字通りボールを扱う「モンスター」たちは、国内初のボールパフォーマンス集団としてさまざまなステージで活動をしています。

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IBUKI : MBZが初めて世界へと挑戦する世界的なダンスコンテスト「WORLD OF DANCE」に向けたチーム合宿として、ZIPTRIPに参加させてもらいました。

主に海外のパフォーマンスシーンで活動するために結成されたMBZ。実力者が揃ったチームでありながらも、結成間もない若きボールパフォーマンス集団にとって、チームとしての海外への渡航やストリートでのパフォーマンスは、今回のZIPTRIPが初めての経験となりました。

KAZANE : このチャンスは、絶対にチームで参加すべきだって。だから「チームで行かせてください!」ってわがままを言わせてもらいました。

実は今回のZIPTRIPは、チームのリーダー的存在であるKAZANEさんとIBUKIさんにオファーがありました。しかし彼らはチームで行くこと、そしてLAに行くことに、こだわり抜きました。

IBUKI : LAを選んだのは、チームとして行くべき特別な理由があったからです。

ダンサーではない彼らが、ジャンルの垣根を超えて挑むダンスの世界大会。その決戦の地LAへとチームで旅をし、空気を感じ、腕試しをする。彼らのZIPTRIPは、一体どんな旅になったのでしょうか?

世界大会を10日後に控えたこの日。MBZのメンバーと共に完成したばかりのZIPTRIPの映像を観ながら、ZIPTRIPがチームにとってどのような旅になったのかを、メンバー全員と共に振り返りました。

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お互いを、再確認した旅

LAに到着すると、彼らはストリートパフォーマーの憧れの地、ベニスビーチでパフォーマンスを行いました。それはまさに、世界大会の前哨戦。

しかしそこに集まった観客の数やリアクション。パフォーマンスの完成度。そして、メンバーの怪我。MBZにとって初めての海外でのパフォーマンスは、思わぬ結果となります。

YO : ミスしたとは思わなかった。でも体調が万全じゃなかったのか、身体がついていかなくて、気がついたら目の前に地面がありました(笑)。

KOSUKE : あの時は楽しさが優っていたんで嫌な感じはなかったのですが、実際動き始めたら違和感はあって、そういうことを事前に共有できていたら結果は変わったのかもな、とは思います。

SHOHEI : 観客の数は、このくらいだろうなとは思っていました。でもメンバーそれぞれ、その感覚は違ったと思う。そういう細かいズレをもっと事前に話し合うべきでした。

KAZANE : パフォーマンスを受けて、何度もチームで話し合いました。メンバーからも具体的な要求が出たりして。勉強させてもらいました。

彼らは滞在中、何度も話し合いをしました。そして、話し合いだけではなく、憧れの地LAで、寝食を共にし、暮らしを共にし、体験を共にするその特別な旅の中で、彼らはチームとして確実に成長していきました。

KAZANE : お互いの新しい一面を発見する、というよりも「再確認」をすることが多かったですね。こういうところあるんだ。ではなく、やっぱりこうなんだなって。それは良くも悪くも、なんですけどね(笑)。

経験を、新たな挑戦の糧にする

ZIPTRIPの最中は、メンバー全員が初めて経験するいろいろな感情に振り回されながらも、その経験や成長は、帰国後にさまざまな形で現れた、と言います。

IBUKI : 特にパフォーマンスの部分は、ZIPTRIPから日本へ持ち帰った、という感覚があります。帰国後に整理して、いい方向にまとまっていきました。

M : ずっとチームを撮影してきましたが、帰国後の緊張感はやっぱり違いますね。チームとして3日間一緒にいたということは大きいと思います。

KENGO : ショーを作っていく中で、これまではうまくいかないから変えよう、だったけど、今は形になった上で話ができている。それはある程度、腹を割って話せるようになったからだと思います。

ZIPTRIPを終えた彼らは、世界大会に向かって、これまで以上に練習を重ね、話し合いをし、そして更なる挑戦へと向かっていました。

KOUSUKE : コンディションや関係性など、今回経験したことを踏まえて、パフォーマンスとしてやりたい理想の中で、引き算ができている。それは初めてですね。

KAZANE : でもZIPTRIPで怪我したあの挑戦的な技を、さらに強力な形でやろうともしています(笑)。 引き算をしつつも、足すべきところはしっかり挑戦できている。すごくいい状態だと思います。  

自分たちの力で必ず、この体験に、この場所に戻ってくる

本当に最高だった ー

ZIPTRIPの感想を聞くと、メンバーはみな、笑顔でこう答えました。ZIPTRIPはMBZにとって、世界大会の前哨戦の旅であり、チームが成長するきっかけの旅であり、何よりも、チームの夢と現実を経験した旅となったのです。

KAZANE : ZIPTRIPはMBZとしての夢が叶った旅でした。クルーのみんなで、大きな家に暮らす。その暮らしをフリースタイルフットボール・バスケットボールで叶える。まさにずっと憧れていた体験を、ZIPTRIPで経験させてもらえました。

LEON : 本当に最高だったからこそ、絶対にもう一度、自分たちの力でこの場所に戻りたい。戻らなきゃいけない。世界大会に向けて、より緊張感が高まりました。

YO : ずっとチームで夢見てきたイケてる生活を体験させてもらえたからこそ、ZIPTRIPの間は、みんなが必死に全力で、イケてるクルーになろうとした。現実も見たからこそ、自分たちは絶対に、自分たちが夢見てきたクルーになるんだっていう意識を改めて共有できましたね。

今回のZIPTRIPは、各メンバーの「ジブンの翼」が、チームとしての「ジブンたちの翼」へと大きく成長していく旅となりました。MBZはこれからも、彼らの旅を続けていきます。その旅の途中にどんなことが待ち受けていたとしても、彼らは変わらずに、もがきながらも輝き続けていくことでしょう。ボールを扱うモンスターたちの、スタイルで。

KAZANE : どんなトラブルも楽しむことができる。それが、MBZなんです!

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旅人と共に「ZIPTRIP〜ジブンの翼を探す旅〜」を振り返った今回のインタビューは、いかがだったでしょうか?

ZIPTRIPでは、彼らのような夢を追いかける若者たちの姿はもちろん、その旅先となった場所の観光スポットやご当地グルメなどの情報もお送りしていますので、ぜひ一度ご覧ください。また、KAZANEさん、IBUKIさんのお二人がZIPTRIPで感じたことをお話ししてくれたインタビューも、合わせてご覧ください。

今後ともZIPAIRは「NEW BASIC AIRLINE」を目指し、既成概念にとらわれることなく、読者の皆さんにさまざまな情報をお届けしてまいります!



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