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【記録】2024年の司法予備試験合格まで Vol1「大事なのはルーティンだ!とようやく気付いた話」

7月16日、司法予備試験・短答式を受けた皆様、大変お疲れ様でした。合格された方は論述の準備に向け、さらにがんばっておられることと思います。もちろん来年また短答から受けるという方も、気を取り直して再スタートを切っておられることと思います。

前回の記事から1年間、記事更新もほったらかしで(笑)勉強に専念していました、と言いたいところでしたが、勉強計画は早々にとん挫。会社での業務内容やポジションも変わり、過去問どころか範囲も終わらないまま、短答式に突入してしまいました。

しかも当日、仕事を休めるか休めないか直前までシフトも分からないまま。奇跡的に会場に行けただけで良しとしてしまった、2023年の私の受験が終わりました。

社会人やりながら母親やりながら司法試験合格を目指す、って本当に大変なことなんだな、生半可なことでは絶対クリアできない壁がいくつもいくつもあるんだな、と改めて思い知らされました。

でも何を言っても今は言い訳。ここからが本当のスタートと思ってまずは2024年の短答式の合格をひとつめのゴールに走り出したいと思います。

試験会場で見た景色は

私の会場は、都内の私立大のキャンパスでした。おしゃれでキレイ!一瞬にしてテンションが上がりました。

そうそうに記念受験を決め込んでいた私は、受験生の皆様や会場の観察に徹することにしました(失礼!)

受験者層はきれいに2分されているように見えました。現役学生もしくは卒業後間もない若者層&新たな武器を得て人生一発逆転を狙う中年層(わたし含む)。あとは老後の楽しみ、と言ったら失礼ですが、かなり受け慣れている感じのするご高齢の方々が若干。

そしてその人数の多さ。1階から6階までのフロアの教室びっしり!
一教室30人超とゆとりをもって配分されているのですが、キャンパスまるごと受験者で埋まる様に、こんなに仲間がいるんだとうれしい気持ちと競争の厳しさに緊張する気持ちとがない交ぜになりました。

初めて分かったのですが、一度会場に入ると外に出られないんですね!?途中のコンビニで朝ごはん用に納豆巻だけ買っていき、お昼ご飯は休憩時間に買おう、なんて思っていたらまんまと食いっぱぐれました。

前の席の若い女の子が食料でいっぱいのコンビニ袋を二つもっていて、休憩のたびにおにぎりやらチョコやらガシガシ食べているのを見て、うむ、よくわかっておられるな、と思いました。なんせ頭を使うからお腹がすく。やっぱり体力勝負でもありますね。

わたしの受験番号は「おんなは50から」と読めなくもない数字の並び。もちろん今年は落ちたわけですが、見るからに暗記力高そうな、しかも時間を余らせて鉛筆置くような余裕しゃくしゃくな感じの前後の若者たちもごそっと落ちていたようでしたので、改めて、短答だって相当難しい!と覚悟しました。

勉強時間を捻出しようとするといつまでたっても勉強できない!

ことしの敗因はまさにこれ。「今日は帰ってから2時間勉強しよう」「明日は休みだから午前中3時間やって午後も最低でも5時間はやれるな」などとちまちま計画を立てていましたが、まったく計画通りになんて進みませんでした。

ママ忘れ物したー、遅刻しそう学校まで送ってー、会社からもやれメールだ電話だチャットだ、息子の塾からは「きょう息子さん来ていませんが?」隣の部屋を開けると息子は爆睡、なんでまだいるんだと叩き起こして軽食食べさせて…なんてことばかりで時間は細切れの細切れに。

5分集中したかと思うと10分は中断される。気づくと1日が終わっていてせっかく休みの日でも、2コマしか授業終わらなかった、なんてことばかりが続きました。

そんなときにふと飛び込んできたX(元Twitter)のとある投稿。

ルーティンをつくるなら「決まった時間、決まった場所」

投稿してくれた人まじでありがとう。まさにこれだこれ。ルーティンにしちゃえばいいんだ。

当たり前のことといえば当たり前かもしれないけど、わたしにはその発想そのものがなかった。きょうはカフェで勉強しよう、帰りに図書館寄ってやろう、明日こそは早起きしてやろう、なんてやってたから時間も場所も定まってなかった。落ち着かなかった。

というわけで今は、前日どんなに残業して遅くなろうが、とりあえず毎朝同じ時間に起きて、決まった時間に自分の机に向かい、1.5時間を一コマとしてインプットするようにしています。

そして目標量が終わろうが終わるまいが、時間が来たら出勤。往復の電車は必ず暗記カード、など、毎日繰り返す行動にやることを固定して紐づけることにしました。

これまでは車内はテキスト読んだり、アプリで過去問やったり、そのうちやらなかったり、なんてこともあったので、もうなんというか、この行動とこの勉強はセット!みたいな。

短答終わったあとに始めたのでまだひと月程度のルーティン初心者ですが、こうしてみると、イチロー選手が毎朝カレー食べていたのも、ジョブスが毎日黒い服着ていたのもなんかわかる気がするなと思うようになってきました。

ルーティンを持っている人は強い。
これはもう実感します。
すごい人って毎日の積み重ねがあってこその力だったのですね。
もっと若いうちに知っておけばよかった…。

というわけで、noteの更新もルーティンにしちゃえばいい!と思うように。日曜日の午前は1週間の立ち上がりとして、日々を見直し自分と打ち合わせをする時間として、こうして文章のアウトプットの時間にしたいと思います。

ではまた来週!
(2023/8/20)







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