見出し画像

『あの子もトランスジェンダーになった』刊行中止についての諸説

『あの子もトランスジェンダーになった SNSで伝染する性転換ブームの悲劇』が刊行中止になったことがニュースになった。

米国で2020年6月に発売されたシュライアー氏の原書に目を通したが、10代の少女に与える「トランスジェンダーイデオロギー」の影響に対し、実証的な取材が行き届いた本だった。私も著書で、原書のポイント紹介に数ページほど充てている。
その引用を見たKADOKAWAの担当編集者から数カ月ほど前に連絡があり、国内で翻訳本が刊行されれば、推薦することになっていた。評価すべき内容だからだ。

今月3日早朝、「なんとか出版できる」と連絡があった。安堵した矢先の5日夜に発売中止が決まった。出版中止を求める圧力めいた電話などで追い詰められていたようだった。
ただ、米国でも著者のシュライアー氏や出版社に対する「攻撃」はあったが、彼女らは反論し、耐えていた。KADOKAWAの担当編集者は努力しただろうが、その上層部が圧力に屈したのであれば、ふがいなく情けないし言語道断だ。
(中略)
日本社会はこうした事態には至っていない。トランスジェンダーイデオロギーが浸透する前に警鐘を鳴らす上でも出版すべき本だった。KADOKAWAは発売を告知していたのだから、急転直下取りやめとした理由をより丁寧に説明すべきだ。ぜひどこかほかの出版社で出してほしいと思う。

KADOKAWAジェンダー本中止「伝統社会切り崩す人の不都合な真実」島田洋一氏 より

そもそもSNSでシュライアーさんの著書に批判的な投稿があるが、原作を読んだ上で批判している人はどれだけいるだろうか。原作の中身についての言及は目立たない。ほとんどの人が読んでいないのだろう。
この状況に驚きを禁じ得ない。みんなが読める状態にして、その後で反論すべきは反論すればいい。言説には言説で反論するのが成熟した社会だろう。出版社に抗議して委縮させるのは極めて卑怯な行為だ。

シュライアーさんの著書については心と体の性が一致しないトランスジェンダーの状況をとらえていると評価する声もある。英タイムズ紙や英エコノミスト誌の「年間ベストブック」に選出されるなど「賛」がある。日本ではヘイト本扱いでよいのか。

論争的な本だからこそ、両極の意見がある。議論が不要となれば、学問の存在意義すらなくなる。賛否両論の「否」だけをとらえて、左翼系の市民団体が街宣活動を行うような事態を許せば、今後出版社は委縮して論争的な書籍を扱いにくくもなる。

トランスジェンダーの問題を巡っては、懸念を発すれば、擁護する側から議論が封殺される傾向にある。トランスジェンダーを増やそうとして、何か知られたくない不都合な真実でもあるのだろうか。シュライアーさんの著書を通じ、当事者の情報公開を行えば、トランスになるにしても、より納得してなれるだろう。

https://www.sankei.com/article/20231206-3KFCAMLHYJGPZLDG4UDXYPYAHM/
KADOKAWAジェンダー本の刊行中止「抗議して委縮させるのは卑怯」武蔵大の千田有紀教授より

重要なのは、こうした人たちが「実際に何を言ったか/言おうとしているか」ではない。トランスジェンダーを傷つけることを言うかもしれないという可能性があるのだから、発言できないようにすべきであり、本も発売中止されなければならないというわけだ。
もちろん誰かを意図的に傷つけたりすることは許されないし、傷つける意図がなかったとしても、誰かを傷つけることは避けるべきだろう。しかし、他の国では翻訳されている本が出版されないということは、「知る権利」を侵しかねない。
「著者の思想がおかしい」「内容に誤りがある」ということであれば、出版停止を求めるのではなく、書籍を読んだうえで、真っ向からそうした議論をすべきではなかったのか。

https://president.jp/articles/-/77724?page=3
 「海外で話題のトランスジェンダー本が日本で発売中止」
社会学者が「とうとうそこまできたか」と思ったワケ より

※1/26 「区議・政党関係者による言及」を追記しました。

ある編集者とのやり取り

この件について記事を書くうえで、ある編集者とのやり取りを通してわたしの考えを述べておく。

引用元のまるめさんが投稿で
https://x.com/marumerumerume/status/1731706307856736573
添付していたスクリーンショット
①https://archive.li/AF9fp
②https://archive.li/hPQV2
わたしが添付したスクリーンショット
https://archive.li/uMZWl
わたしが添付したスクリーンショット①
https://archive.li/8p8mH
わたしが添付したスクリーンショット②
https://archive.is/aDWbI

この対話の後、この編集者にはブロックされてしまった。

この本の原著は海外で話題になっていたので以前から気になっていて、翻訳版が出版されるのを楽しみにしていた。しかしその本が出版を目前にして目の前で取り上げられたということに、わたしは今でもとてもがっかりしている。

『あの子もトランスジェンダーになった』は、書誌情報が掲載されてから刊行中止の判断がされるまで3日も経っておらず、動きがとても速かったので、おおまかな流れを記録しておくことにする。

おおまかな流れ

KADOKAWA翻訳チームの告知

2023年12月3日の午前、KADOKAWA翻訳チームは以下のような告知を投稿した。(この投稿は削除されていたため、archiveからスクリーンショットを取得している)

①https://archive.is/d7CtN
②https://archive.is/WYWaf
③https://archive.is/kRq5F
④https://archive.is/Ti1VE

これらの投稿に対して、出版関係者や大学関係者やLGBT活動家たちが、その本を「ヘイト本」と呼んだり、本の刊行に抗議する投稿をしていた。

刊行告知に対する作家や編集者たちの抗議

賛否両論の意見はこちらで確認できる。

【2/13 追記】上記togetterは削除されたため、魚拓のURLを添付する

https://archive.li/f76A2

(追記終わり)

そして「#KADOKAWAはヘイト本を出すな」や「#1206トランス差別KADOKAWA抗議」というハッシュタグが使われるようになった。

KADOKAWA本社前での抗議の呼びかけもあった。

https://archive.is/9LdlB

【1/26 追記】区議・政党関係者による言及

現職の区議や政党関係者のなかには、具体的な説明もなく「疑似科学」「トランス差別に加担する」「ヘイト本」「トンデモ本」と決めつけて批判したり、ハッシュタグを用いて出版に抗議している人もいた。

小池めぐみさん(杉並区議会議員・日本共産党)

小池めぐみさん(@KoikeMegumi_may)のプロフィール画面
https://twitter.com/KoikeMegumi_may/status/1731684543994716396
https://archive.li/MmPih

大貫はなこさん(台東区議会議員)

大貫はなこさん(@hanako_onuki)のプロフィール画面
https://twitter.com/hanako_onuki/status/1731292008533377534
https://archive.li/rOj8L

片岡ちとせさん(葛飾区議会議員・日本共産党)

片岡ちとせさん(@c_kataokaJCP)のプロフィール画面
https://twitter.com/c_kataokaJCP/status/1731222640374010107
https://archive.li/pdAhk

村田しゅんいちさん(衆院選福岡1区予定候補・社民党)

村田しゅんいちさん(@Shunichi_Murata)のプロフィール画面
https://twitter.com/Shunichi_Murata/status/1731613305872187606
https://archive.li/JX46P

みなと隆介さん(大阪市淀川区・日本共産党)

みなと隆介さん(@doubleanti)さんのプロフィール画面
①https://twitter.com/doubleanti/status/1732004400946880547
https://archive.li/8z3Ri
②https://twitter.com/doubleanti/status/1732005180588322990
https://archive.li/PcHv6

日本共産党 世田谷青年支部さん

https://archive.is/oARYk

#1206トランス差別KADOKAWA抗議
米国で書店組合が「販売した事自体が誤りだった」と認めたほどのトランス差別的な本をなぜ角川が訳して販売するのか!?
至急企画を潰すべきです!

日本共産党世田谷青年支部の投稿
https://archive.is/oARYk より

日本共産党世田谷青年支部は、批判を受けた後に、投稿を削除して謝罪していたが、謝罪においても「角川がトランス差別的な本を出版しようとした」と断言しており、特に疑問を感じていないようだった。

①https://twitter.com/jcp_seta_youth/status/1732932535922131112
https://archive.is/Maj1m
②https://twitter.com/jcp_seta_youth/status/1732962872509227267
https://archive.is/9WtTV

個人的には、現職の区議や政党関係者がまだ出版前の本に対して、内容について具体的な指摘もなく「疑似科学」「ヘイト本」「トランス差別に加担する本」「トンデモ本」「トランス差別本」と断定していたことは、公人の振る舞いとして疑問がある。
それに加えて、後に削除されたものの「至急企画を潰すべきです!」という発言もあったことで、反対の論陣に対しては言論の自由を毀損しても構わないかのような一部左派の強固な姿勢が露になったようで恐ろしく感じた。

こういった意見を書くと極右/ネトウヨなどと批判されるが、わたしは左派を自認している。
わたしが右傾化したのではない。一部の左派リベラルが極左になっているのではないだろうか。(孫正義の「髪の毛が後退しているのではない。 私が前進しているのである」的な)

(1/26の追記ここまで)

「#KADOKAWAはヘイト本を出すな」というハッシュタグは実際にトレンド入りもしていた。それほど話題になっていたということだろう。

https://archive.is/5BDGd

刊行中止の発表

12月5日の午後あたりから、それまで予約購入できていた『あの子もトランスジェンダーになった』がオンラインショップで品切れになりはじめた。
その後、KADOKAWA翻訳チームが刊行中止を発表した。

それから間もなく、日本語翻訳版刊行中止の報が原作の著者にまで届き、言及されていた。

私の日本の出版社である角川はとてもいい人たちだ。しかし『IRREVERSIBLE DAMAGE』に対する活動家主導のキャンペーンに屈することで、彼らは検閲の力を強めている。
アメリカは日本から学ぶべきことが多いが、検閲的な泣き虫いじめっこへの対処方法を日本に教えることはできます。

DeepL翻訳

出版抗議・刊行中止に対するさまざまな意見

わたしは出版に抗議していた出版関係者やアカデミシャンやアライたちがどんな発言をしていたかの記録もとっている。しかし、それらを全てnoteの記事にするとあまりにも散漫になるし、スクリーンショットの羅列が膨大な量になってしまうので、どういう形で記録を残そうか考えあぐねていた。
今回は「出版に対する抗議をどのような主張で擁護していたか」を中心にして観察した結果に絞ってまとめたいと思う。

というのも、実際に「#KADOKAWAはヘイト本を出すな」「#1206トランス差別KADOKAWA抗議」というハッシュタグを使って抗議していた出版関係者やアカデミシャンやアライと、本が刊行中止になったことに言及する左派リベラルの人たちは、大部分では重なっているものの、なんだか後者(主に左派リベラルの人たち)が前者(ハッシュタグやデモで抗議した人たち)の振る舞いを歯切れ悪くもかばっているかのように見えたからだ。

※わたしがここに掲載するのは全て発信時、公開投稿になっていたものばかりである。スクリーンショットにはURLやarchiveを併記した。

キャンセルされたほうがむしろオイシイ説

https://ohai.social/@akishmz/111527831142041624
https://archive.li/smFqC
①https://archive.li/p12jM
②https://archive.li/QH1JP

このお二人の「キャンセルされたほうがむしろオイシイ」みたいな理屈が意味不明なんだけど 「検閲された口を封じられたっていう主張それ自体が、検閲された口を封じられたはずの側がより力を獲得する、そういう目的のためにされている。」ってコト?!さすがにアクロバティックすぎません?

【書きおこし】清水晶子「学問の自由とキャンセルカルチャー」note
https://note.com/philo_radi/n/ne2da785c938c より
該当部分のスクリーンショット

ゲラを送ったのはステマ説

わたしは出版業界の人間じゃないんで分からないんですけど「ゲラ送付」「献本」はステマなんですか……?

抗議者たちは国家権力ではないので焚書/検閲/言論弾圧にはあたらない説

https://twitter.com/FUJISAWA0417/status/1731967856831607155
https://archive.li/PJYOq


https://twitter.com/orionaveugle/status/1732514591564030027
https://archive.is/6y4O6
https://twitter.com/MasakiChitose/status/1732245671443681774
https://archive.is/iTeOa
①https://archive.li/iNjqT
②https://archive.li/O7OMo
③https://archive.li/5D9GL
④https://archive.li/QSEgk
⑤https://archive.li/qMlvT
⑥https://archive.li/JGJv0

たしかに刊行中止は「焚書」には当たらないのかもしれない。
「焚書」するには、まずは 本 が 出 版 さ れ な け れ ば な ら な い のだから。まだこの世に存在しない本は燃やすことすらできない。

出版中止の判断をしたのはあくまでもKADOKAWAなので出版の自由が損なわれたわけではない説

本を出版するという未来の読者との約束を「キャンセル」したのはKADOKAWA

①https://archive.li/02WpY
②https://archive.li/DLTDg
③https://archive.li/OcvKc

出版を取りやめる自由もある

①https://twitter.com/lchannel_/status/1732385953673850924
https://archive.li/uT9Ib
②https://twitter.com/lchannel_/status/1732386193260552638
https://archive.li/1YAZ1
https://twitter.com/takuya727/status/1732216507042795580
https://archive.is/QGwiZ

津田大介さんの意見

反LGBT的な言説を流布してるインフルエンサーにゲラを先に見せる「売り方」が悪かった

https://twitter.com/tsuda/status/1732276959844200623
https://archive.li/lWUAS

キャンセルカルチャーの話とは切り離して考えたほうがいい

https://x.com/tsuda/status/1732032878861860981
https://archive.li/mvheH
①https://x.com/tsuda/status/1732033220366241799
https://archive.li/72FZx
②https://x.com/tsuda/status/1732036805644767598
https://archive.li/VGY7W

ステルスな世論工作

https://twitter.com/tsuda/status/1732986036165464373
https://archive.li/j6xq6

刊行中止になった幻の『あの子もトランスジェンダーになった』は「表現の不自由展」に展示されますか?

極右/保守/宗教右派/統一教会案件だ……!(キュピーン)

この『あの子もトランスジェンダーになった SNSで伝染する性転換ブームの悲劇』。この本の原書は「Regnery Publishing」という出版社から発売されている。長い伝統を持つ、保守的な思想を支持する出版社だ。

自著の序文で文鮮明と統一教会への信仰を宣言する熱心な統一教会の信者であるジャナサン・ウェルズによる反進化論本。トランプ支持者であり、20年の米大統領選挙の結果に不正があった疑いがあると主張した共和党のジョシュ・ホーリー上院議員の本。元ワシントンタイムズ(統一教会系の出版社で記事の内容の真実性や人種偏見などの偏向がよく問題とされる)記者による文鮮明脱税事件の擁護本。反共主義者、キリスト教右派や白人至上主義者の著作。どこか特定の「保守」派閥や団体とベッタリというわけでもなく、共通する保守的な価値観があれば何でも連帯するような姿勢で、アメリカを腐敗させる「左翼」的なものと戦うという信念のもと、こうした傾向の本を長年に渡って出版してきた老舗の保守系出版社である。

炎上して話題になりそうだったら何でもいいみたいなタイプの出版社とは違うのだ。執筆意図に関する著者自身の主張はさておき、出版社的には反トランス的な狙いがあって発売した疑いは濃厚だし、読者にはそのように「使う」ものが多い本なのは確かだ。

『あの子もトランスジェンダーになった』発売中止騒動を考える:ロマン優光連載269より


言論の自由というのは人権の尊重より上には来ない説

「KADOKAWAは結果まで責任取れよ」

https://mstdn.jp/@yutoritakai/111528476944979414
https://archive.li/oC0lf

そんな本よりもまず『トランスジェンダー入門/問題』を読みましょう

『トランスジェンダー問題』『トランスジェンダー入門』『反トランス差別ブックレット』『フェミニズムってなんですか』『ウィッピングガール』、ジュディス・バトラー、フーコー以外のオススメを教えてほしい。

性別移行を後悔して、何が悪いんだ

①https://archive.is/m20J2
②https://archive.is/F7D0S
③https://archive.is/0RRP0
④https://archive.is/zopxq
⑤https://archive.is/YYc0A

おわりに

わたしはトランスジェンダーの権利擁護を熱心にする人たちの動きをSNSで観察しており、出版に関する騒動はこれまでに何度かあった。
以下のようにnoteで記録してもいる。

『TERFと呼ばれる私達』では、企画段階でまだ誰も内容を確認することができないにもかかわらず、出版前の本のクラウドファンディングが中止になった。
今回のKADOKAWA『あの子もトランスジェンダーになった』のような、出版物に対する抗議やキャンセルは初めてではないし、むしろ今までのこういった動きがエスカレートした結果だとわたしは考えている。

英語力マウントなのか、英語で原著を読めばいいという意見も多数見られた。しかし、それは翻訳という仕事の意義を軽視し全否定している。
それに日本語の翻訳版では、発達障害専門の精神科医師の岩波明氏による監修があるはずだった。

KADOKAWA本社前での抗議の呼びかけをしていたかぱぱんさんはこのように発言していた。

エリート階級によるパターナリスティックな干渉に盲従することを是とする宣言のようで、あまりにも権威主義だと思う。
一般市民にも翻訳版を読んで知る権利はあるのに、インテリたちが勝手に内容を判断してゲートキーピングをするのは、一般市民を見下す大衆蔑視であり傲慢ではないのか?

ユン・チアン『ワイルド・スワン』にこんな一節があった。

毛沢東は、口先では「造反」を呼びかけておきながら、実際に人民が真実を知りたがったり懐疑的なものの見方をしたりすることを喜ばなかった。懐疑的な見方を身につけることは、私にとって啓蒙への第一歩であった。

『ワイルド・スワン』上下合本kindle版 位置10378

懐疑的な見方をするには、片方の意見だけではなくて、反対意見も含めてさまざまな視点から考える必要がある。
性の多様性をうたう人たちが、意見の多様性を認めずに、出版すらも認めないというのはどんな皮肉なのだろう。

抗議者たちが自分で読みもしない本に「ヘイト本」だとレッテルを貼って、具体的な指摘もなく差別だと吹き上がり、ハッシュタグをトレンド入りさせ、KADOKAWA本社前のデモを企画するなどの圧力をかけておきながら、いざ刊行中止になったらさまざまな言い訳をして、あくまでも決断を下したのは出版社などと無責任にしらばっくれていた様子に、わたしは心底あきれている。
自分らのしたアクションが出版中止という形で実を結んだのだから、堂々と胸をはって誇ればいいものを。

もし「出版自体に抗議はしたものの、出版中止になるなんてたぶん誰も思ってなかった」ならば、抗議者たちにとっての社会運動とは、ただのガス抜きや憂さ晴らしに過ぎなくて、実現までは求めていないと認識してもよいのだろうか。
抗議者のなかには出版関係者やアカデミシャンもいたが、その人たちは足元に火が迫るまで、自分たちがいったい何をしていたのか理解できないのだろうかと、想像力の乏しさを残念に思う。

いただいたサポートはアウトプットという形で還元できるよう活かしたいと思います💪🏻