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熱意というガソリン

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人間が動くための燃料というのは、それをやりたいと強く思う「熱意」が関係しているのではないでしょうか。

この「熱意」の量が足りない場合、人はなかなか自発的に動くことができないのでしょう。

言われたことだけやっている人と、言われなくても自分で思考して、行動に移していける人では、やはり何かが違っているように思います。

「熱意」というのは、まさに人が動くガソリンの役割を果たします。

じゃあ、どこから「熱意」が沸き起こるのか、ということですが、それはその人自身が持っている「欲望」から生み出されるのではないかと思っています。

その叶えたい「欲望」が強ければ強いほど「熱意」が生成され、それがガソリンという燃料になって、人は行動を起こしていくということですね。

なので「欲がない人」というのが周りにもいると思いますが、「何かを絶対に変えたい」とか「成し遂げたい」というものがないということだと思うので、そういう人は現時点で、なにか「事を成す」ということはないのだと思います。

「今の現状に全く納得がいかないから変えたい!」とか、「絶対にこういう製品を生み出したい!」とか、「狂った世の中をこういう世界にしたい!」というような圧倒的な「欲望」がある人が、その「熱意」をもって突き進むことができます。

よくあるのが、最初は強い「欲望」があって進んでいくのだけれど、いろいろトラブルや課題に見舞われて、途中で「熱意」を失って燃料切れするパターンですよね。
結局「まあ、こんなもんでいいか」となってしまって、最初にあった「欲望」も小さくなって消えてしまう。

#あの熱意は何だったの

「欲深い」という言葉は、悪い言葉のようによく使われていますが、全くそうではないし、むしろ「人間を動かすのは人間の深い欲望」でしかないと思っています。

「人のために何かしたい」という人たちも、たくさんいると思いますが、それは「人のために何かやっている自分」が、心地よかったり気持ちいいという、そういう「欲」なのだと思います。
そもそも無欲な人は「人のために何かしたい」とは思わないでしょうから。

なので、悪い意味ではなく「欲望」から生み出される「熱意」によって行動が起こせるんだ、ということを頭に入れておいた方がいいかもしれません。

現状「欲望」を押さえつけられてるという人は、当然「熱意」が生成されていないわけですから、やる気が出ず、ガス欠状態ということになるでしょう。

#燃料ないから動きませんよ

人を使う時も、そんなことを気にしながら、あの人は「なんで動きが最近悪いのか」とか「思うように動いてくれない」のはなぜかを、考えてみてもいいかもしれません。

皆さんの「欲望」が解放され「熱意」というガソリンが、なみなみと注がれるよう共有いたします。



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