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育て直し 10月28日(水) 醤油を入れてくれたのではなく、醤油が入れたいだけ。

【日記】 晩御飯のとき、お刺身の醤油を入れようと思って醤油差しを取ろうとした。すると、梓が横から醤油差しをさっと取って、おさしみ用のしょうゆ皿に入れてくれた。
 ままごとの影響か?醤油を知れるのが、大変上手だ。全然零れそうではない。相手のことを考えて、先にやってくれるなんて、いい子どもだ。👨‍🎓 感謝。感謝。

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【解説】 まだこの時期、相手のことを考えて行動するというような事はできません。特に、凸凹タイプはできません。そのように親が解釈するのはいいことですが、本当の子ども理解もしておかないといけません。
 日記に書いてある通り(「想像」は正しい)、ままごとの延長線で醤油を

入れてあげる『ゴッコ』がしたいだけです。自分のやりたいことを押さえて、嫌なことを我慢ながら相手のためにしてあげているわけではありません。単に醤油が入れたいだけです。これを感謝してしまったら、凸凹タイプは、『自分のやりたいことは何でもできる』と思っていまいます。そして、それを実行してそのときは、叱られてしまい混乱するのです。
 だから、この場合初めに感謝をせず、醤油が上手に入れられるようになったことを「共感」で褒め、その後、やってくれたことに対して嬉しい気持ちを伝えてるといいでしょう。そうしたら、『人のために考えてやってあげる』方向に子どもの発達を誘導していくことになります。

「梓、醤油を上手に注げるね(「共感」)。ままごとで覚えたのかな(「想像」)?いつの間に、そんなことができるなんて、すごいね(「共感」)。お父さんがすぐお刺身食べられるようにと考えてくれたんだね(「想像」)ありがとう。また、次のときも入れてね。人のために、いろいろ考えるの
いいことだよ(「覚えて」)。」

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