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【書籍】スニーカーの文化史という本

こんな本どこのコーナーにあるの?という問いが聞こえてきそうだが。
ファッション誌のコーナーの読み物が並んでいる棚にありました。

「男の定番なにがし!」みたいな書籍と隣り合わせに並んでいた次第です。

見る人が見たら、私はスニーカーフリークに見えるかもしれないが。
私自身はもっとおそろしいコレクターの人がいる事もわかっているので、「そんなことはないですよ。」と言います。

そんな私がこの本を読んでもよいものかと思ったわけですが。
全くそんな気持ちは関係なく、ただ読み物として面白い本でした。

どんな本?かと言うと。
タイトルの通り、スニーカーの始まりから現在のスニーカーブームに至るまでを時系列で紹介している内容でした。

これがまた面白い始まり方で、最初の章では「グッドイヤーウェルトの誕生」から話が始まるという遡りっぷり。

ここからConverseのChuck Taylorをはじめとし、様々なメーカーとそれに伴ったモデル。またメーカー間の市場競争。
当時の有名アスリートとの契約に関する試行錯誤、マーケティング。

まさに今日にスニーカーが一般的に履かれ、また入手困難なモデルが高値で取引されることとなる現在の市場までを細かく調べて紹介している本でした。

スニーカーはスポーツに寄り添って、時代とともに進化を遂げてきた。
必ず隣り合わせにあるのは、アスリートに最高のパフォーマンスを提供する目的であることは間違いない。
そこから徐々に徐々にファッションアイコンとして浸透していき、今に至るという。
これまでの経緯が大変丁寧に書かれているので、スニーカーが好きな人も、ちょっとAJ1が気になる程度の人にもオススメしたいと思える内容です。

内容にはこれ以上、触れるわけにはいかないので、もし気になるようであれば探してみて、読んでいただけたらと思います。

人によって異なるかもしれませんが、
なんで自分はこのメーカーが好きなんだろう。
なんで自分はこのモデルが好きなんだろう。

これらの理由が少しわかるような内容も多少あった気がします。
人によるとは思うけど。

まあ難しいことはいいとして、自分の好きな物を活字で読むというのは、私は好きですね。
次もちょっとスニーカーに関する書籍が控えているので、読了したら当たり障りのない感想文でも書こうかしら〜。

本稿執筆のお供BGM:Tha Playah

ご存知の方はほとんどいないと思いますが。
Tha Playah」というアーティストです。
GABBAHという音楽のジャンルを生業にしている方で、このジャンルのアーティストでは、私が最も好きな方です。

BATMANのJOKERの格好でステージングする彼は大変クールで、一部サンプリングをしている曲もあります。
中にはLINKIN PARKの曲を恐ろしくハードにサンプリングした物もあって、私は随分前からこのアーティストの虜です。

ちょっとハードなテクノサウンドをお求めの方は、是非聴いてみていただきたいです。
テクノとはちょーっと違うかなぁ〜。

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