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2018/8/16の備忘録

今日は夫も私も休みだった。

朝にジムへ行き、帰宅後午後の予定に備えてシャワーを浴びて身支度をする。
9月から派遣就業先が変わるので、挨拶を兼ねて次の職場を訪問する予定になっていた。

慌ただしい支度の合間に、夫から、増上寺の薪能のチケットの指定席がすべて売り切れているようだという報告を受けて驚く。今年からインターネット発売が始まったらしい。自由席でもそこそこ高いので、残念だが今年は見送る事にした。

夫と一緒に家を出る。ランチを20分で済ませて、待ち合わせに遅れないように地下鉄に乗った。

強風にあおられながら、なんとか辿り着いたビル。苦労して辿り着いたものの、30分ほどで顔合わせは終了し、その後は仕事に必要な書類を受け取り、夫が待つ駅前の上島珈琲店へ向かった。

帰りの道すがら同行してくれた派遣会社の方が最近は英語や中国語が話せる人の求人が増えていると教えてくれた。英語は六本木あたり、中国語は銀座あたりの需要が高いらしい。話せるかどうかで時給にも影響してくるそうだ。確かに最近は銀座を歩いていても、聞こえてくる言語は様々だ。もはや銀座にいる半数は外国人ではないかとさえ感じることもある。

英語はともかくとして、中国語が出来る人がそんなにいるのですかと聞いてみると、いやぁほぼいないですねと。私の周りの人々を思い浮かべてみるも、中国語が日常会話レベルで話せる日本人は居ないのだから、まぁ想定内だ。中国語が話せる日本人が殆ど居ないとなると、結局必要とされているのは日本語が出来る中国人ということになる。更に英語ができるとパーフェクトだろう。

流暢な日本語を話す中華系シンガポール人の知り合いを思い浮かべてみる。今の日本の需要にぴったりと合致しているように思えた。

数年前、未来の需要を見越して日本人であるにもかかわらず親が子供を様々な国のインターナショナルスクールに通わせているというTV番組があったのを思い出した。英語が出来るのは最低限であり、これからの時代、他人と差をつけるには+αが大切なのだと。なるほど、中華系の学校に日本人が通うという選択肢もあるのかと思ったものだ。

そんな+αを身につけた人々がいる一方、英語すら完璧でない私は中国語を一から学び始める余裕は皆無である。

上島珈琲店ではアイスの無糖ミルクコーヒーをオーダー。程なくして銅製のマグカップで氷でキンキンに冷えたコーヒーが提供される。レトロでモダン。この、視覚でも美味しそう!と感じられるビジュアルが好きで、チェーン店ながら私のお気に入りのカフェの一つだ。水滴が付いた涼しげなカップは冬では触る事を遠慮したいほどにひんやりと冷たい。ストローでカラカラと氷をかき混ぜながら一口啜る。夏の暑さでほてった身体に心地よく沁み渡る冷たい液体。ほぅ、生き返った。

ガストで適当に夕食を済ませた後、近くのジェラート屋さんへ。夫はピスタチオ、私はゴルゴンゾーラ&はちみつのジェラートを食べる。最初は季節のオススメであるスイカの看板に惹かれてスイカ味にしようと意気込んでいたのだが、いざ入店すると目移りしてしまった。美味しかったのだが、次回はやはり心残りのスイカ味を食べることにしよう。

20時半前にEPSONアクアパーク品川へ到着。同僚が夜のイルカショーをやってるから彼と行ってきた、お勧めだよとお盆の時期に嬉しそうに話していた場所だ。まさかその話を聞いてから一週間も経たずに訪れることになろうとは予想外だった。

イルカショーはこの日は20:30がラスト。何となく夜の水族館という響きに惹かれてやってきたので、ショーの時間も調べていなかった呑気な私達。後から来た人達が脇目も振らず先を急いでいる光景に、慌てて後を追ったので見逃さずに済んだ。イルカに水をかけられるのが醍醐味の昼のショーと違って、プールの近くで見ていても濡れないので助かった。デジタル花火とコラボした夜のショーは幻想的でロマンチック。照明が落とされた中で行われるショーを見ながら、イルカは夜でも目が見えるのだろうかと考えてみる。飼育員さんのサインを理解してるということはきっと見えるのだろうなと予想したが、後から調べてイルカの眼は猫のような構造になっていると知る。つまり見えているらしい。

イルカショーの後はクラゲ、チンアナゴ、カメレオン、ウツボ、アザラシ、ペンギン、カピバラ、ウミガメ、色鮮やかな魚たちを時間が許す限りじっくりと見て回った。夜の水族館は昼間ほど混雑しておらず快適だった。


帰りがけに今日の記念として動物フィギュアのガチャガチャ(1回500円!)に夫と一回ずつチャレンジしてみた。出てきたのは高級カピバラと高級アザラシ。カワウソ狙いだったが、彼等もなかなか可愛い。2匹を対面させてみると、ちょうどキスをしているような姿になった。海の生き物と陸の生き物、本来自然では出会う事がない彼等。作り物とはいえ、平和な光景に心が和む。住む場所や種族が違ってもこの様に心を通わせる事が出来れば戦争はおこらないだろうか。お盆のせいか、ついそんな事まで考えてしまった。

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