エンターテイメントに残るもの

お笑い文化が好きだ。
あらゆる全てを許しているわけではない。誰も傷つけない笑いが好きだ。

最近、お笑いライブについて言及していた芸人の過去の話を幾つか思い出す。

ある芸人は「ライブのアンケート見たら〝かっこよかった〟ばっかり書いとる。何を見に来とんねん。」と怒っていたことがある。
確かに〝面白い〟を追求してどれが使えるか精査しようとしている場で、返ってきた反応が的外れなら怒りたくもなるだろう。同情した。

別の日、まったく別の芸人はこう言っていた。
「コンサートも映画も舞台も芸人のライブも、結局お客さんに残るのは〝感情〟だ。
だからライブを見た後のお客さんの中に〝漫才が上手かった〟ではなく〝面白かった〟〝楽しかった〟が残るのが芸人にとって一番良いライブだ。」

この言葉がすごく胸に残っている。

前者も、たまったものではないだろうと同情するのは変わらないが、〝楽しい〟空間を提供できているからこそ、浮わついた〝かっこいい〟等も附随して出てくるのだと思う。

私のnoteも、今のところ日記でしかないが今後何か感情を揺さぶるものでありたい。

だらだら書くのが好きだが読む方からすれば時間泥棒でしかない。端的にまとめる訓練をしたい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?