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場面緘黙症について⑤

 最近はさようならの練習をしていると前回書きました。↓

 「さようなら」と言えたり言えなかったりする中で、たくさんの気持ちが浮かんできます。今日はそれをまとめていきたいと思います。

 まず、言おうとする前は自信満々な気持ちで、5分で言えるだろうと思っています。実際に、誰もいない階段で練習したら、すらすら言えます。それが自信につながっているのだと思います。

 そしていざ言うとなると、

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水が圧力で押されるように、(上図参照)あと1ミリでも上に行けば声が出る、というところまでは、ほぼ確実に行きます。でも、そこからの壁が厚くて何度も悔しい思いをしてきました。

 悔しくて悔しくて、さようならの代わりのハイタッチでも帰れないときだってあります。泣いてしまうときだってあります。

 でも、この前少しだけさようならを言えた倫理の先生によれば、「悔しいと思うからこそ次がある」し、「失敗はないんや」だそうなので、くじけずにどんどん挑戦できます。

 1番言いやすい環境は、少し雑音がある屋外です。自分の声にびっくりして、途中で止まったりしないのでいいです。そして、できれば1人で練習をしてからの方が、自分の声に聞き慣れて、喉もやわらかくなって、言いやすいです。

 書いていて、早く先生に会いたくなりました。

 次回は、筆談でどんな話をするのかを書きたいです。良ければまた読んでください。

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