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法学部を卒業するのに必要な単位数は?

 法学部とはいかなる学部なのでしょうか。今回、卒業単位数という観点から考えていきたいと思います。

 私は、都内某私立大学の法学部に通っています。私の大学の卒業単位数は以下の通りです。

導入科目 4単位
第一外国語(英語) 8単位
第二外国語 10単位
一般教養科目 14単位
法律科目 82単位
その他上記超過分 18単位
[計] 136単位

 いかがでしょうか。理系学部の方よりはかなり少ないかと思います。一方で、文系学部の中で比べると他学部よりも10単位ほど多い印象があります。

 そして、注目していただきたいのは法律科目の該当数の多さです。最低でも、82単位は法律科目を受講しなければなりません。これは卒業単位数の6割以上を占めます。ここで、法学部である以上当たり前だと感じられる方も多いと思います。ごもっともです。

 ただ、法律科目は基本的に試験一本で単位認定の可否が決まります。そして、学部2年生以上になると、専門科目(法律科目)が履修の中心を占めてきます。そうすると、専門科目だけで、毎学期末に5つほどの試験を受けなければならないことが確定します。これは私のようなぐーたらしたい学生にとっては大変なわけです。

 ゆえに、法学部生はサークル等で他学部の学生と会うと「法学部って大変だよね」と言われます。しかしながら、上記の通り、理系学部と比べるとやはり卒業単位数が少ないので、理系の学生と会うと逆に「理系って大変だよね」と声をかけます。

 そう、文系の中にいると忘れがちですが、よくよく考えると法学部以上に大変な学部はいくらでもあることを彼らに気づかされます。そして、文系だといっても自発的に学習している学生も山ほどいます。どうやら私は自分より楽そうな人ばかり探し出して「となりの芝生は青い」と言っていたようです。

冒頭写真:みんなのフォトギャラリーより引用(2022/6/6)


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