親からの愛情がなかったとは思わない

実家との断絶を余儀なくされた私ですが、親からの愛情がなかったとは決して思いません。
たまに実家に帰れば”ゆっくりしていけば?”と、夕飯は母親は私の好物のなめこの味噌汁にしてくれたり、有志で朗読劇をした時は、父親は孫が出来たから買ったばかりのハンディカム(家庭用動画撮影機ですね)片手に観に来てくれたりしました。
ただ某漫画のセリフ「どのくらい愛しているかではない。どのように愛してやれるかなんだ」のように、そうじゃない、そこではない。

某氏は結婚とは、自分が育った家庭を踏まえて、これからより理想に近い家庭を新たに自ら築くことと仰ってました。育った家庭を卒業して、これからは自ら構築していく。これが結婚だと。

男と破局して、毎晩のようにネットカフェで朝を迎えていた時、パソコンで無料占いをずっと探してはやっていた時、やたら結婚というキーワードが出て来ました。

半同棲状態という事情を知っていた私の友達は、「慰謝料取れるよ」言いました。でも、結婚という”約束”はしていない状態。言うなれば男が私に対して責任を負う必要は実情ないわけで、男にとって物凄く都合のいい状態だったわけで、だからこそ腸煮えくり返るような、はじめて心の底から憎しみが湧いたわけで(その時、何かが音をたてて切れた参照/有料記事)次は絶対に結婚という、責任と義務が発生する関係にしようと思ったのです。

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