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そのために生き、その為に死ぬことを願う真理とは

これは、実存主義の先駆者であるキルケゴールが目指したものです。

実は、私が最も尊敬する哲学者なのです。

彼の求めたのは、歴代の哲学者が考えてきた人間全体の大きな真理ではなく、社会の中の自分が、自分である為の、たった一人の真理でした。この考えに至ったのは、画期的なことだったのではないでしょうか。

ただ、キルケゴールが求めた真理は、「その社会の中で生きていく」自分としての真理 です。キルケゴールは宗教を信じていたので、彼の「神」の前に一人で立ち、神が自分に与えた試練を受けて生きていくために、「その為に生き、その為に死ぬことを願う真理」を探すことをあきらめなかった…のだそうです。ちょっと現代の私たちには難しい所かもしれません。

現代風に解釈すれば、尾田栄一郎作の「ワンピース」の主人公のルフィが、「自分の決めたことで戦って死ぬんなら、それでいい」と言う場面があるのですが、そういうことでいいと私は思っています。

私は、そんなに目標にがむしゃらに向かってきたわけではないのですが、なんとなく辿り着いた今の生活に生きがいを見出しています。

ただ私は、私の生きる様をそれほどの思い入れで見つめている訳ではなく

「行き着くものなんだなぁ」と受け止めています。行き着いた先が私の真理だったのなら、その真理に忠実に生きているのか?を今後問うていこうと思っています。

さて、私にそのために生きそのために死ねる程の覚悟はあるか?…そこはまぁ柔軟に考えていきます。
今のスタイルにこだわらず、生きる為に創意工夫はしますよ。

でも、自分が行っていて心地の良い事をする。これは生きて行く上で大事な事で、それを見つける旅が人生だったりします。

さあ 
皆様も、居心地良く生きていきましょう!
心にやすらぎがあってもいいじゃない!?
花音と共に 祈ってます。

花音:中平 和寿子


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