あんた何かライブ参戦記41 〜最大出力〜

あんた何か41本目のライブは
    ※もんてろソロは別カウントしています
吉祥寺シャッフルでの5マンイベント
【SHUFFLE SPECIAL LIVE!!】でした。

あんた何か/エイテル/My Little Devil/
Aqilla/AKARA

平日の吉祥寺
仕事帰りに足を運ぶにはちょっとばかりハードルが高かったのでしょうか?
(ライブ優先の仕事を選んでる身の無責任発言かもしれんけど)
シャッフルの階段を下ってフロアへの扉をくぐると、トッパーのMy Little Devilのファンが
数名。
「あんた何か」勢はぼく一人。

数分後に兄者が来て
そのまた数十分後にちかさんが来て・・・。

たとえ一人でも
「やってやるぜ!」と思ってだけど
安心できる顔にホッとしたのは偽らざる心境。

それにしても
こんな素敵な対バンイベントだったというのに勿体ないったらないなぁ。

おぃおぃおぃ、
世のライブキッズたちよ・・・。

とは言え、かくいう私も
エイテル以外は初見で
褒められたアンテナを持ってる訳ではないので何を偉そうに・・・って話しですが

実に・・・勿体ない!

それくらい
この日のメンツは最高だったって・・・わけ!

ブッカーさんの確かな目に感謝です。

「吉祥寺SHUFFLE」

【シャッフル】には「混ぜ合わせる」という意味があって、ジャンルにとらわれず
いいものの発信地にしたい!
そんな想いが込められた屋号とのこと。
(ライブハウスの名を屋号というかは知らんけど)

まさしくその名の通りなイベントで
最初から最後まで
フロアの空気感含めてすべてが楽しかった!

シャッフルの音好きだし。

特にドンスバ
どストライクだったのがトリを務めたAKARAさん‼︎‼︎

琴、篠笛、ヴォーカルの(この日は琴不在)
和楽器ロックバンドって事で
この日の編成(ドラム、ギター、ベースあり)がデフォルトなのかは定かではありませんが
想像をはるかに超えてきました。

ライブ前からフロアで一人一人に声掛けをして
無料のCDまで配って
ライブへのアプローチが丁寧だし真剣だし
もうそれだけで好感は持てるんだけど
(そういう場面はよく遭遇するけど想い、熱量が違うのって感じるじゃないですか)
流石に初見だし様子見モードで臨んだのですが
始まってものの数秒で
すぐさま積極参加にモード変更。

まぁ、エグい!
まぁ、楽しい!

これはマジでいい出会い!

てか、
ぼくにとって・・・もそうだけど
むしろ
「あんた何か」にとって
この出会いがもたらす効果、影響は
計り知れない気がしています。
それくらい
運命的な出会いに感じてしまいます!

「あんた何かがめっちゃいいライブ見せてくれて感動して涙が溢れた」

ヴォーカルのMAKIKOさんが
ライブ中に言ってくれた言葉です!

このクッソカッコよかったライブの着火剤!
きっと、いつもカッコいいんだろうけど
その火勢を「あんた何か」が強くしたのかと思うと
嬉しくって
嬉しくって
ただでさえ楽しいのに
その言葉が
拳に込める力をより一層強くするのは当然の流れ。
いや、まいった!
ホント楽しかった!!

※ゆーみさんはフロア前方に移動してきて
(とは言え演者であることをわきまえ端っこの方で見てた)
食い入る様に見てました。

さぁ、そんな「あんた何か」のライブです。

この日のセットリストから。

フロアにいるおじさんたちは訳あって
筋肉パンパン、関節バッキバキな絶賛筋肉痛状態でスタンバイ。
いつもより入念なストレッチが必要です。

そこに、
滑り込みセーフでMASAさんが加わって
4人編成なあんた何か最前列。

敢えて人数は・・・

濁してもいいんだけれど
そこを隠してもね。
(あくまでも「いつメン」カウントですので他に興味のある方方はもちろんおりました)

そして思いっきり強がって言わせてもらうならば、数の少なさは関係ありません!
想いの大きさでカバーするだけです!

無論もんてろにしても
数の少なさに左右されるような人ではありません!

むしろ燃えるタイプです!

そしてこんな時こそ
より一層
演者とフロアが一つになり
魂のキャッチボールを相手の胸めがけて
まっすぐに投げ込めるというもの。

休養明けのZakuさんは
復帰早々
いきなりの連日のライブとなり
ぼくらと同様ギシギシな筋肉痛とのこと。
しかしそれはむしろ
喜ばしい事だと言わんばかりに
「荒ぶるZaku」を降臨させて縦横無尽!

前回、
外からあんた何かのライブを見た二人。
ゆーみとまりなの気迫は凄く

ゆーみ「X」より。 中本で気合い注入


ゆーみはギターソロで
勢い余って転倒してしまうシーンも。
(その前がかりな姿勢がさらにフロアを燃やす。ちなみにゆーみに怪我はなし)

荒ぶるの連鎖

それを受けた
フロントマンもんてろが
さらに荒ぶる!

【あんたなんか】のアウトロでの咆哮

【あんたらしく】の大サビでは
自分がステージに立つ理由
存在証明
そして
平日のライブハウスへ足繁く通う
稀有な存在
愛すべき存在な
「みんなへ」
熱い想いを凝縮するかのように

「あんたらしくやればいい そう」

この部分の歌詞を変え
リズムから敢えて逸脱しながら

「あんたらしくやればいいんだよ!」

と叫び
(この瞬間、震えた!灼熱過ぎてマジで震えた!)
みんなの生き方を大肯定し
そして、
勇気を植え付けてくれたのです!

荒ぶるの連鎖がフロア全体まで浸透した瞬間です!

「なんか」「らしく」の波状攻撃

このセトリ構成・・・たまりません!

そこからの
ステージとフロアの一体化!

これぞ、ライブ

これこそ、あんた何かのライブ!

"昨日のエモポイントはフロアの一体化!
その瞬間(あんたLIVEの時)は同じ音楽を通してひとつになれるんだ!って改めて思えたこと!
国も関係なく種族も関係なく!
(海外の方も悪魔もいたから笑)"

     ※Zakuさんのポストをまんま引用

Zakuさんに聞いた
この日のライブの「エモポイント」です。

てか、
「この日のエモポイント」
もんてろさんにも聞かなきゃダメじゃんね、
オレ氏。
セトリの感想を読んで満足してないでさ。
(この感想欄、ほんと嬉しいんです)

その感想を
もんてろのエモポイントとして
そっくり引用させてもらうと

"今日は数える程の人数のフロアではあったけど、フロアの皆を巻き込めたライブだったかと思います。フロアと演者も皆一つになれた楽しい日でした"

この日のフロアには
海外(フランスから)の人もいれば
サタンもいたんだけど(笑)

最初から最後までこの格好でずっといた牛骨サタン氏もある意味、気合い入りまくりですね。

【パーティーナイト】では
もんてろがフロアに降りてきて
この「一人と一体」に
コールアンドレスポンスを仕掛けるシーンもあり、一体化はさらに加速するのです!

【30】では
吉祥寺の街を揺らすほどにジャンプをし
【THIS IS MY LIFE】では
もんてろの指示のもと
みんなで輪を作って折りたたみ。
自然と隣同士で肩を組む結束力が生まれて
荒ぶる連鎖の最終型が整った中での

【キャスト】

ライブ始まりの「オイ!」が
出力10だったとしたら
エンディングを迎える頃には
それが
出力1000の「オイ!」に変わった
この日のライブ。

魂がシャッフルし
一つになって生まれたこの日の景色。

みんなの最大出力を引き出した
もんてろ。

"(平日のライブハウスにくるあなたたち)
ほとんどの人が仕事帰りだと思うんですよね。
こうやって仕事帰りに来てくれてるって事は
何かしらここで吐き出したかったり、
何かパワーを貰いたかったり、
それぞれの理由でここにいると思います。
私たちのライブは
「いくぞ!」「オイ!」とか
声出してもらえれば楽しめるます。
声出さなくたって心の中で「オイ!」してくれてもいいんです!
各々好きなように楽しんでください!"

もんてろの言葉に導かれるように
声と拳と身体全部で
魂のビートを刻みながら
サイッコーに楽しい空間になった
吉祥寺SHUFFLE

「クッソ大声」で
何かを叫ぶなんて事は日常生活ではまず無いと思います。
それこそ
齢(よわい)を重ね人生を積めば積むほど
それは皆無になっていく事でしょう。
その代わりに
溜め込んだストレスで爆発寸前な人も
多い事と思います。

ぼくは今、ストレフリーです。

そういう仕事に就いてるってのもありますが
ライブハウスで「大声」を出している
そのお陰というのが大半だと実感しています。

そんなぼくは
いつも終演直後の他の歓声の
どさくさにまぎれさせながら
最大出力で
『もんてろーっ!』って叫んでいます!

好きな人の名前を大声で叫ぶ・・・

こんな気持ちのいいこと
ちょっと他にはありませんよ!
ライブハウスだからこそです。
他の場所で叫んだらそれこそ
とーっても危ない人に早変わりですもん。

もちろん
もんてろの言うように
心の中で
「オイ!」と叫ぶだけだって構わないと思ってます。

けど、
声を出すことってホントに凄いんです!
魔法ですよ!

当たり前ですが
マイナスな言葉ではなく

楽しいことば
明るいことば
幸せなことば

これを大声で発するのは
ホント
魔法の呪文に等しいです!

あの激しいステージを見ると
信じられないかもしれませんが
ステージを降りたもんてろは
ほんとうに物静かで控えめな人です。

大声出すなんて
「とても、とても」というタイプの人です。

ギャップ
メリハリ
そういう二面性があるから
精神って保ててるっていう
典型を見せてくれる人です。

声を出す勇気で
ガラリと自分の人生変えられるかもしれませんよ。

"あんたちち一人一人がスペシャル"

ブログの締めに
この日のもんてろの言葉を借りて。

そんなスペシャルな
あんた(みんな)の
さらにスペシャルな場所になることを願いつつ。

本当に素敵なイベントでした!
ありがとうございました。

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