見出し画像

私的ワクチン体験とこれらについて。

副反応含めありきたりな話。備忘録的に。

1:接種記録
2021年の春過ぎ、いわゆるワクチンクーポンが届いた。
記載によると自分の年齢ではまだ先のことになるらしいが、この騒動において自分の属している自治体は取り組みが上手く、そして早期にいったほうではと思う。
もちろんもっと地域に根ざし、人が減ってしまった地域で近接している利点を活かした話やとても効率的に接種を実施した例などがあるが、事前の案内(実はかかりつけなどの手段があったとしても)と、おそらくは地元の医療体制と協力(とその意見など)により、ワクチンの確保含め早期に案内し、大きな会場も設けたりしできたのは成功と言っていいのではと思う。
(もちろんそもそもの国家的なあれこれは置いておいて)

自分はその大きな会場で受けたのだが、何よりこんな状況だからか医療関係者だけでなく学生さんか何かなのだろうアルバイトの若い方々を含め意識統一された雰囲気があり、とてもスムーズな運営がされていた。
関係した皆さんに感謝しかない。

《1回目》
夏の盛りの週末の午後
:2回目の副反応がきついというので金曜か土曜をと思っていて運良く予約できた週末。
事前の手続き含めことはてきぱきと進み案内されたブースで接種。
ほんの少しの針を刺す感覚(筋肉注射で針の刺す角度以外普通の注射との違いを感じなかった)と直後に薬液が入るじわっとした感覚が少し(これは初体験)。
15分の経過観察後に帰宅。
夕方頃から刺した周辺3センチほどに痛みが出て徐々に範囲が広がり5センチほどに。
確かに痛むが部分的で触れたりしなければさほど気にならない程度。
よく筋肉痛と表現されているが、どちらかというと打ち身などに近い。
他には特に異常なし。
2日目:朝、肩を動かすと水平より上げようとすると昨日より少し痛む。あまり動かしたくない程度だが、寝返りなどはそちらを下にはできない。
気持ち的なことかもしれないがやや体がだるい。
3日目:痛みが続くとともに少し体がだる重い感じがあり仕事していても気になる(これは暑さや元々の不調のせいかもしれない)。
4日目:昨夕から痛みの範囲が狭まり軽くなって動かすのにも支障がなくなった。
だるい感じはまだあるがこれは上と以下同文。
5日目:痛みがなくなりほぼ通常へ戻った。

《2回目》
まだまだ暑い日の午後:中にはアルバイトだろうスタッフに不慣れな人も見受けられるが前回同様スムーズな運営。
前回より更にうまい方だったのか針を刺すのをほとんど感じず、薬液が入る感じも更にほんの少ししか感じられなかった。
経過観察後、書店に寄ってから帰宅。
副反応の多くが半日か翌日から出るらしいが、何となく疲れを感じたので後は横になったりして過ごした。
刺した辺りの痛みは前回と同じく夕方頃から出て、痛み方や以後の経過はほぼ前回と同じ(経験済みなので少し軽く感じた)。
日中、熟睡はしなかったがうとうとした数時間後辺りから何となく体のだるさを感じたが熱は出ていなかった。
それでも何となくのだるさと夕方から出てきた首から腰にかけての張りが気になりつつ、それ以外は異常なし。
2日目:気になっていたせいか、長雨の後の暑さのせいか、おそらくは昨日の日中少し寝たせいであまりよく寝た気がしなかったがトイレに起きた記憶がないのでそれなりに眠れたと思う(ことにした)。
朝の検温はやや高いかな程度だったがだるさと背中の張りがかなりあり、気分的なところもあるかもと思いながらとにかく今日は家にいようと決めて少し二度寝。
その後一旦は着替えて軽く朝食をとったりしていたがどうにもだるい。
だるさ自体はそれほどでもないようにも思うが、時間がある時にと録画してあったビデオにも集中できず途中でやめたりした。
背中辺りの張りが気になるし、計っても平熱なのに熱っぽい感じがあり、昼前頃から徐々に体温が上がってきた。
熱の出始めに解熱剤を飲むといいと詳しい知人から聞いていたので軽いお昼を食べ薬を飲んで横になった。
そんな状態でいて、徐々に熱が上がり夕方頃に最高で38.0℃ほど。
早めの薬が功を奏したのかもしれないし、年齢や個人差などによるのかもしれない。
とはいえ平熱が36℃以下ほどの自分にはそれなりだし、だるさと首から腰にかけての張りがきつくなった。
何気に、静かに過ごそうとしても、関心のあるビデオや本に入れなかったのが大きかったかもしれない。
眠れたら楽なのにと思うのにそうもいかず、何とか読める軽い漫画などを読んで時を過ごした。
接種と副反応のせいもあったが、結局はだらだらと過ごしてしまったような思い(この病気の当事者には睡眠の質とサイクルはとても大事なことなので尚のこと)もあったかもしれない。
眠れるか少し気がかりで迎えた夜、横になって1、2時間ほどした頃(たぶん24時前辺り)、熱とだるさがす~っと治まっていくのを感じた。
3日目:昨夜のように熱などが治まっていく瞬間を実感したのは初めてだなと思いながら目が覚めた。
実際体温はずいぶん下がっていてかなり楽になった。
昨日だらだらしていたからか眠りは浅く何度も目が覚めたし、だるさと背中の張りは相変わらず、横になっていた時間が多いせいもあるのか骨盤や背骨に傾きがあるように感じる。
何となく時々熱っぽく感じるし動くとぶり返すような感じがある。
4日目:まあまあ眠れたかと思う。
が、寝起きからネガティブな思考(これは元々の状態によるのかも)と体のだるさ、首から腰にかけての張りが相変わらずで、ストレッチやフォームローラーでほぐしても変わらず。
5日目:ほぼ4日目と同じ。
はかなり戻ってきたと思うのだが違和感と首から腰にかけての張りが相変わらず。
その後:1週間した辺りからようやくほぼ日頃と同じくになった。
実は何気にだるさと背中辺りの張りが残っている気がするが、これは元々の病気由来のことと気にしないことにした。

だるさや首などの張りが長引いた感はあるがおおむね一般的な副反応と経過だったかと思う。
知人間でも多くは熱とだるさで2日ほどのこと。
中にはほとんど何ともなかった人や、逆にかなりな状態になってしまった人もいた。

2:思うことなど
とても希求されていたことだったはずなのに、やはりというのか…供給や手続きやらおかしなことになってしまったし、それどころか当然のように生じてきた変異株や相変わらず…な体制などのことでその安心感はかなり減じてしまった。
それなりに文明化した世界(少なくともペスト災の時代よりは)で迎えたCovid19によるあれこれと、治療法がまだまだな中で、その対抗策としてのワクチン開発とその後のさらになあれこれ。
とにかく、供給のミスや停止、誰某の言動・開きなおりなどは別として、これをアップする頃には一応高齢者を含む高リスクと言われる方や医療関係者などだけでなく多くの人が2度の接種を終えた頃になるのだろうか(当時の誰彼などの発言ではとっくにだが……)などと思っていたら、それすらな中でオリンピック・パラリンピックに対して相反してきた言動や指針など。
そして今はその検証などが見られぬままにプレイクスルー感染やブースター接種(3回目のワクチン)、パスなどの話題となっている。
(新たな横文字の羅列も相変わらず…)

いまだに科学的な根拠に基づいているとは言い難いような曖昧なところと明確な指標・目標などがないままに続く緊急宣言とそれぞれ対策している飲食店などへのこと。
(いまだにニュースでは新規感染者数がその背景となる検査数や陽性率などを置いて言われていて1年前と変わらないように見える…)
同じくこれもまたトータルで見たらおかしいと感じる若い人たちへのことや家庭内感染のこと。

本当は考えて対策している人がいるのに、時には原因のように言われる若い方々が接種のために行列をなすなどいまだに体制が整わずな中、いまだにおかしな論や新たな差別など、そして変異株など状況がどんどん変化し追いつかない状況が続いている。
家庭内感染というのもそうで、確かに会社や施設などで対策が進み(これすらエビデンス的に不明瞭)、次に感染を注意する場として出てくるのは判るが、今や昔の水際対策は別としてこれだけ拡がった中で、いや、そもそも個々の家々に入るにはその前の環境あってのことではないのか。
会社や学校、施設など含めた外での対策の見直し、と言うよりもっと冷静で科学的な再検証が必要なのでは。

おそらくは変異株などのことはまだまだ続くし、何より経済的なことを含め本当の影響はこれからますます生じてくるのだろう…
どなたかが言っていたが、Covid19による災禍と状況は結局政治や行政、社会全体の問題を露呈し加速させてしまうものなのかもしれない…

どうかできるだけ被害が少なく、不幸とかなしみが少なく、あれこれが保てますように。
知人のお店などが何とかなりますように。
こんな状況の中でも接種を思い悩んでいる方が大勢いるのは当然なことで、それらの方々を含めて安心できるようになりますように。
自分のように元々メンタル面に病気や心配があり、今回のことで更に心理的負担を抱えている人などが安心できるようになりますように。
そして早く終息しますように。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?