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空き家の運営を黒字化した経験から〜行政や地域住人を巻き込んで〜

最近上京してきて、大学時代に何してた?っという話をすることが多くなってきたので、一度私が大学時代の時に取り組んでいたことを自己紹介代わりにさせていただければと思います。

かなり長いエピソードになるので、構成を分けてまとめていきたいと思います。

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【第0部:概要の説明】
【第1部:事業の始まり】
【第2部:助成金の獲得】
【第3部:いざ!空き家の改修!】
【第4部:空き家を改修しても空き家のまま】
【第5部:事業の好転。そのきっかけとは】
【第6部:あきばこ家の今後】
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【第0部:概要の説明】

まず始めに、永田がそもそも何をしていたのか?というところをざっくりと話したいと思います。

大学の先生の友人が所有する大学の最寄駅徒歩1分という立地にある空き家を市の助成金をプレゼンをして獲得し、学生の手で地域サロン(レンタルスペース)+学生用シェアハウスに改修をしました。

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(↑改修前の空き家)当時築86年の戦前長屋。写真左手前は違法に増築されていた。

そして学生の任意団体「あきばこ家」を創設し、改修した物件を「ながせのながや」として学生の手によって運営しながら、行政・自治会・商店会・地域住人を巻き込みイベントを開催するなど活動を続けています。

現在、黒字で経営している実績から大学の公認団体の傘下入りをし、新たな物件の改修依頼や他市のプロジェクトなどに声がかかり活動の幅を広げています。(活動の幅については第5部でお話しします。)

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(↑改修後の"ながせのながや")2軒分の内、写真左手1階が地域サロン。残り部分が学生用シェアハウス。

私はそのあきばこ家の3代目の副代表として、ながせのながやが完成後の運営から参加して活動をしていました。

実際作ってからの運営がとても大変で、地域サロンの利用者ゼロ、シェアハウスの入居者ゼロというリノベーションしても"空き家"のままという状態でした。

私自身は大学2年生の時にツリーハウスを作るサークルを友人と立ち上げて活動していました。(詳細はこちら※作成中)

そして、3年の9月からあきばこ家に参加し、その中でイベントの企画・広報、シェアハウスの入居者募集・契約・管理人、自治会・商店街・行政と調査やイベントの連携、チョコレート工房と4軒長屋のPJリーダー・設計、空き家の相談などなど1年半で幅広く濃い活動をしました。

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(↑設計とPJ担当をしたチョコレート工房)「ながせのながや」の地域サロン内にあるチョコレート工房。元大学教授が率いるチョコレートPJの製造所として貸し出している。

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(↑設計とPJ担当をした4軒長屋)「ながせのながや」を見た近隣の大家さんから4軒長屋をリノベーションしてほしいと依頼を受けて、賃貸としてリノベーションをした。

現在はあきばこ家のメンバーも50人近くになり、幹部層の人数も増えてきたので、チームのコミュニケーションやアドバイスを就職して東京から遠隔でサポートを行っています。
これらの活動を通じての経験やエピソードを記事にまとめていきたいと思います。

●あきばこ家の変遷------------〈2014年〉5月 空き家の相談が来る11月 東大阪市のワークショップに参加調査、プレイベントの実施〈2016年〉3月 「ながせのながや」着工6月 「ながせのながや」竣工〈2017年〉9月 あきばこ家に参加12月 あきばこ家3代目の副代表に「チョコレート工房」着工・完成 「ながせのながや」と実家の二拠点居住開始〈2018年〉2月 4軒長屋改修PJ 開始 3月 S邸改修PJ 開始11月 オープン長屋大阪に出展4軒長屋改修PJ 着工12月 あきばこ家引き継ぎ4月 4軒長屋改修PJ 完成

第0部としてはこのくらいにして、もし興味を持っていただけた方がいらっしゃればお時間のある時に第1部以降も読んでいただけると幸いです。

活動をする中で実際にあった困難やエピソードを細かく書ければと思います。

ここまで記事を読んでいただきありがとうございました!!

#空き家 #学生 #まちづくり #シェアハウス #リノベーション #行政 #自治会 #地域サロン


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