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【図解】Rango Exchangeでトークンをブリッジする方法(クロスチェーンスワップ)

様々なチェーンを跨いでコインをスワップできるマルチチェーンDEXです
仮想通貨初心者にも分かりやすく画像付きで1から説明します


事前準備

Rango Exchangeを使用するにはMetaMaskウォレットが必要です
MetaMaskウォレットの導入方法や使い方はこちらの記事をご覧ください


ウォレット接続

まずはこちらの公式リンクからRango Exchangeを開いて下さい
Google検索などでは偽サイトが表示される場合があるのでご注意ください

  1. 画面右上の[ウォレットを接続]をクリック

  2. 日本語表示になっていない場合はここをクリックして言語変更

[MetaMask]をクリック

MetaMaskが表示されるので[次へ]をクリック

続いて[接続]をクリック

×をクリックして閉じる


ブリッジ手順(スワップ方法)

この記事では、PolygonチェーンのMATICをArbitrumチェーンのETHに交換する例で説明します

MetaMaskのネットワーク切り替え

MetaMaskの画面左上から、ブリッジ元となるチェーン(ネットワーク)に切り替えて下さい

この例ではPolygonチェーンのMATICをArbitrumチェーンのETHに交換するので、[Polygon Mainnet]に切り替えます

Rangoのネットワーク選択

画像矢印部("から"の右)をクリック

ブリッジ元のチェーン(ネットワーク)を選択

この例ではPolygonチェーンのMATICをArbitrumチェーンのETHに交換するので[Polygon]を選択

画像矢印部("に"の右)をクリック

ブリッジ先のチェーン(ネットワーク)を選択して下さい

この例ではPolygonチェーンのMATICをArbitrumチェーンのETHに交換するので[Arbitrum]を選択

スワップするトークンを選択

画像矢印部("から"側のトークンアイコン)をクリック

スワップ元のトークンを選択して下さい

この例ではPolygonチェーンのMATICをArbitrumチェーンのETHに交換するので[MATIC]を選択

画像矢印部("に"側のトークンアイコン)をクリック

スワップ先のトークンを選択して下さい

この例ではPolygonチェーンのMATICをArbitrumチェーンのETHに交換するので[ETH]を選択

スワップ設定

スワップする数量を入力(スワップ元のコインの数量)
ガス代として使用するMATICも少し残しておいて下さい

スワップ(ブリッジ)に使用するルート候補がいくつか表示されます
ブリッジ先のチェーン上でスワップが必要なルートには、ブリッジ先のチェーンのガス代として使うトークンが必要です
例えば、Arbitrum上でスワップされるルートの場合はArbitrumチェーンのETHを保有している必要があります

  1. PolygonのMATICがArbitrumのETHに直接交換されるので、Arbitrumチェーンに残高(ガス代用トークン)が無くても使えるルートです

  2. 途中でスワップはされますがスワップ元のチェーン(Polygon)でのスワップなので、Arbitrumチェーンに残高が無くても使えるルートです

  3. Arbitrumチェーン上でのスワップが含まれるので、Arbitrumチェーンで既にETHを保有している場合のみ使用できるルートです

  4. ルートを選択したら[スワップ]をクリックして進めて下さい

  1. スワップ先のトークンを別のウォレットで受け取りたい場合は、ここにチェックを入れて受取先ウォレットのアドレスを入力(基本は不要です)

  2. 問題なければ[スワップ確認!]をクリックして進めて下さい

スリッページエラーが出た場合

このようなエラーが出た場合は[スリッページの変更]をクリックして、メッセージで表示された数値以上に変更して下さい

スリッページを変更したら×をクリック
再度、[スワップ]と[スワップ確認!]をクリックして下さい

ネットワークの切り替えを要求された場合

MetaMaskのネットワークがブリッジ元のネットワークになっていない場合やブリッジ先のチェーンでスワップが必要な場合はこのような表示が出ます
表示された場合は、[ネットワークの切り替え]をクリックして下さい

トランザクションの確認と処理

MetaMaskのポップアップが表示されるので[確認]ボタンをクリック
ルートによっては複数回の[確認]クリックが必要です

スワップ(ブリッジ)処理の完了を待って下さい

スワップ(ブリッジ)完了

このような表示が出たらスワップ(ブリッジ)完了です

MetaMaskのチェーンを切り替えると、ブリッジ先のチェーンの残高が増えているはずです
トークンが表示されていない場合は、MetaMask画面下部の[トークンをインポート]からトークンを追加して下さい


便利機能の紹介

ウォレット残高の確認と更新方法

画面矢印部をクリックすると、各チェーンの残高が一覧表示されます

Rangoで表示されている残高がおかしい場合は、画像矢印部の更新ボタンをクリックして残高を再取得して下さい

スワップ(ブリッジ)履歴の表示

画像矢印部をクリックすると、今までRango Exchangeでスワップ(ブリッジ)してきた履歴の一覧を確認できます


Rangoの対応チェーン一覧(記事執筆時点)

Ethereum Mainnet(イーサリアム L1)
BNB Smartchain(BSC / BEP-20 / バイナンススマートチェーン)
Arbitrum(ARB / アービトラム)
zkSync era
Optimism(OP)
Avalanche(アバランチ)
Polygon zkEVM
Base
Linea
Metis
Cronos
Aurora
Boba
MoonBeam
MoonRiver
OKX Chain (OKC)
HECO
Scroll
StarkNet
Tron(TRX)
Bitcoin(BTC / ビットコイン)
Cosmon(コスモス)
Osmosis
Neutron
Noble
Dydx
Solana(SOL / ソラナ)
Binance Chain(BEP2 / バイナンスチェーン)
MayaChain
Thorchain
LiteCoin(LTC・ライトコイン)
Bitcoin Cash(BCH・ビットコインキャッシュ)
Stargaze
Crypto[.]org
Chihuahua
BandChain
Comdex
Regen Network
IRISnet
e-Money
Juno
Stride
Mars
Terra 2.0
BitSong
Akash
Kl
Persistence
Kujira
Sentinel
Injective
Secret
Konstellation
Starname
BitCanna
Umee
Desmos
Lum Network
Dash


Rangoの対応トークン(一部抜粋)

書き切れないので、ほんの一部のみ掲載

BTC BCH XRP WBTC USDT USDC BUSD BNB ADA AVAX DOT MATIC LTC AXS DOGE SHIB ATOM FTM DAI TRX LINK FIL SAND UST CRO MANA ETC GALA AAVE CAKE TRX 等々…


免責事項

仮想通貨の利用には様々なリスクがありますので余剰資金を使用して自己責任で行って下さい。筆者はいかなる損害に関しても責任を負いません。
本記事は使い方を説明するものであり、投資助言を行うものではありません

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