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「食べる庭」でわたしが目指したいもの

こんにちは。
純喫茶」でわたしを知ってくれた方、はじめまして。
つなぐくらしラボ(おやさいごはん)の土屋です。

この度は自家製ジューンベリージャムをお召し上がりいただきありがとうございます。
このジャム、ただものではないんです。
そしてぜひ、あなたにもジャムを作ってほしい。
そんな思いを込めて作りました。
ぜひ最後まで読んでください。

わたしが北海道でやっていること


わたしは東京での会社員生活の後、今年の4月に北海道の栗山町へ移住してきました。
現在は「つなぐくらしラボ」という名前で色んな社会実験をする、菜食と発酵の料理家(おやさいごはん)です。
地域おこし協力隊として、町でコミュニティレストランを運営しています。
その他自主事業として、町のゴミ拾いや映画上映会、そして今回のジャムを作ることになった「食べる庭」などに取り組んでいます。

食を中心に、もっと
過去と現在、現在と未来、
人と人、そして人と自然がつながればいいなと試行錯誤の日々です。

「食べる庭」とは何か?

いわゆる、エディブルガーデンというやつを「食べる庭」と名付けてやっています。
いわゆる綺麗なお花が咲いている庭とも違い、ただの野菜畑とも違う。
鑑賞価値もありつつ、食べられる植物を植える庭。
果樹、ハーブ、野菜、食用花など、様々な種類のものを育て、それは誰でも収穫したり食べたりしてよいというものです。

エディブルガーデンの発祥は、イギリスのトッドモーデンという小さな町だそうで、食べられる庭どころか、「食べられる町」とまで言われるほど町中がエディブルガーデンで溢れているそうです。

参考: 食べられる町があるって本当?イギリス・トッドモーデンの取り組み

「食べる庭」は
観賞するだけでなく、
実際に育てて食べて楽しむこと
食物がどうやってできているかを学ぶこと
堆肥から食卓まで循環させること
育てる時間や自然の恵みをシェアすること
町の至るところに小さなコミュニティを醸成すること

が役割としてあると考えています。
(素敵すぎやしませんか…)

栗山町での「食べる庭」のはじまり

わたしのエディブルガーデン「食べる庭」は、ホワイトガーデンと呼ばれる公園で始めさせてもらいました。
栗山町には、年間10万人超が訪れる栗山公園がありますが、その影にひっそりと隠れてほとんど人の来ないホワイトガーデンという公園があります。
遊具もなければ人もいない、でも広い芝生や大きな花壇のある、夕張川沿いのとても素敵な公園です。
(わたしは勝手に裏庭と呼んでます)

お花がたくさん咲いてるのに、人が来ないもんだから見てもらえない。
何かもっとこの素敵な公園を活かすことはできないのか?と考え至ったのが「食べる庭」でした。

最初は公園のご近所さんのために。
そして町内の人の食卓を彩るために。
ゆくゆくは、町中の至るところに食べる庭ができて
人々の憩いの場になったらいいなと
小さな花壇を借りてハーブを植え始めました。

本当は一番大きな花壇で、もっと、果樹とか野菜とかも植えたいなぁ…と、貪欲なことを思っていた矢先、7月になって気づいたのです。
大きな花壇の真ん中でデカデカと育っていた木に、赤い実がたわわとなっていて、それが実はジューンベリーだったのでした。
(公園のお世話係の人も、ジューンベリーだということは知らずだったので、鳥の次に最初に口にしたのはおそらく私でしょう笑)

ジャムを食べるという「食べる庭」への関わり方

ジャムを食べてくれたあなたは、もうすでに「食べる庭」の一員です。
エディブルガーデンは、食べるだけでも大歓迎なのです。

まず、今日こうしてジャムを通じて「食べる庭」のことを知ってくれたことで
今度はあなたが、あなたの町で、できるところからエディブルガーデンを始めてみてもらえたら
そしてそのガーデンの恵みを周りの人にシェアしてもらえたら幸いです。

そしてぜひ、わたしにもあなたの「食べる庭」のことを教えてください。

つなぐくらしラボ 土屋
◆Instagramはこちら(@0831gohan)◆

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