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ヤギさん郵便

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東京で初めて会ったあの日、バラバラだったパズルのピースが一夜にして完成しました。私達の第二章のはじまりです。 ここにはキラキラした文章はありません。 エッセイのような手紙のよう… もっと読む
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記事一覧

ヤギさん郵便No.100「最後」

最後にかっこいい言葉で締めくくりたかったけれど、それはできそうもありません。 私はゆみさ…

Yayoi Otsuki
4か月前
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ヤギさん郵便No.99「終わり」

終わり。 No.100の弥生さんの番でヤギ郵便が終わります。 なのでNo.99で私は最後のヤギさん郵…

おしきりゆみ
4か月前
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ヤギさん郵便No.98「再起動」

思い通りにならないことが多い年だった。 耐えることが多い年でした。 それでもこうして今年を…

Yayoi Otsuki
4か月前
4

ヤギさん郵便No.97「ぶっちゃけ」

ヤギさん郵便No.95「そりゃブスよりも、可愛い顔で生まれたい。」で、あなたが生まれてきた意…

おしきりゆみ
5か月前
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ヤギさん郵便No.96「答えはどこにある」

ゆみさん、私ね ずっと知りたかったことがあるの。 なぜ、私はこんな辛い経験をしなくちゃいけ…

Yayoi Otsuki
5か月前
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ヤギさん郵便No.95「そりゃブスよりも、可愛い顔で生まれたい。」

弥生さんとリアルにお会いしたのは、去年の5月でしたっけ?あの日は一生忘れられない日になり…

おしきりゆみ
6か月前
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ヤギさん郵便No.94「どんな風に見える」

職場に入ってきて数ヶ月の女性が、「よく知らないけれど、あの人は仕事ができなさそうですよね。」と言った。 なぜそう思うのか聞いてみたら、そんな顔や風貌だという。 ラジオで相撲は詳しくなかったが、四股を踏むのが健康にいいと知り、相撲中継を見ていたら、こういう四股を踏む力士はこんな勝ち方をするというのが分かるようになったという話をしていた。 生き方が顔に出る。 体の使い方でその人がわかる。 そういう話を立て続けに聞いた。 理屈ではなく、そんな風に見えたり感じることが私にもある。

ヤギさん郵便No.93「凍ってる心を」

人と目を合わすこともなく、表情も乏しく、大人を信用してない、施設で育った女性がインタビュ…

おしきりゆみ
7か月前
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ヤギさん郵便No.92「うまくいかない」

私は登山をしている。 普段は日帰りで登れる山に登っているが、年に数回遠くの山や有名な山に…

Yayoi Otsuki
8か月前
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ヤギさん郵便No.91「愛の反対側」

愛の反対側には絶望がある。 絶望したいから絶望しているんじゃなくて、愛を体験したいからこ…

おしきりゆみ
8か月前
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ヤギさん郵便No.90「諦めるという罪悪感」

根性なんて言葉は、今の世の中ではもう使われなくなった。 私は根性はある方だと思っている。…

Yayoi Otsuki
8か月前
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ヤギさん郵便No.89「一筋の光」

氣功を習っている。 氣功を習っている事を話すと「氣功?」と聞き返される事が多い。 目に見…

おしきりゆみ
9か月前
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ヤギさん郵便No.88「笑え」

人生に絶望する時は、予測できない悪いことや、取り返しがつかない出来事があった時だと思って…

Yayoi Otsuki
9か月前
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ヤギさん郵便No.87「暗闇のその先」

その日まで自分の人生を恨んでいました。 弥生さんと初めて会ったあの日、まるで人生が用意してくれてたあの日に、私の人生は大きく動き出しました。 友達のAちゃんのご両親はとてもとても仲が良い。何十年と連れ添ってもお父様がお母様の事が大好きで大好きでたまらない。そして、お母様もお父様のことが大好き。 でも、お二人が出会った当時、お母様は恋もしたくないくらい、人生のどん底だったみたい。 島出身だったお母様は卒業と同時に島を出て、就職し、そして同棲するくらい大好きな彼氏もでき、