自分は欠陥品だと思って生きてきた。

どうも吃音者です。

ぷっはー!言っちゃったよ。
とうとう言っちゃったよ!!

たったこの一言が言えずに25年!

今までずっと 隠さなきゃ とか バレないように とか 失敗しちゃダメ!と、そればかり必死になってた。

だ け ど !

いじめられっ子は人生の勝ち組

ある人の言葉に出会って、コレってもしかして究極の個性なんじゃね?って思い始めた。

同じ悩みを持ってる人へ吃音あるあるネタだったり吃音者ならではのびっくりエピソード、失敗談など…もしかすると私の中での黒歴史の数々は実は笑える話の宝庫だったりするんじゃないか…!と。

開き直る ということ

思考とは不思議なもので、一度開き直ってしまえば、今までの抵抗が嘘のように無くなることがある。
どもってもいいじゃないか。
これが私なんだから。

喋れないってどゆこと?ウソでしょ?

どもりじゃない人からしてみれば、声を出すことは呼吸をするように当たり前なこと。「あ」と言えばきちんと「あ」がでてきます。
これが出てこないのが吃音者なんだなー。

主に2つのタイプがあります

・言葉の一語目が出てこない【難発型】
例[………(ありがとうございますって言いたいんだけどな)]

・同じ語を何度も繰り返してしまう【連発型】
例 [ああああありがとうございます]

私は主に難発型です。言いたいことの言葉の最初がいくら待っても出てこない。もう笑えるレベル。
周りからはダンマリ決め込んでる痛いコミュ障と思われる為とても損である。

自分は欠陥品だと思って生きてきた

私の吃音人生は保育園に通っていた幼少期まで遡る。
その頃の記憶は曖昧だが、保育園の連絡帳に先生からのコメントで
「近頃どもりが気になります」 と書かれていたので、きっとその頃からどもっていたんだろう。

小学校に上がってからは
・音読が地獄
・日直の号令が地獄
・自己紹介が地獄
・先生に当てられる地獄
・クラスの前で何か発表する地獄
・クラスメイトにからかわれる地獄

などなど毎日が地獄巡りだったことを覚えている。
なんで自分だけなんだろう。なんで私は普通の子と違うんだろう なんで当たり前のことが出来ないんだろう と頭の中は負のスパイラル祭り。

中学に上がると、上記のスパイラル祭りに思春期というこれまた最強にややこしく面倒くさい要素が追加され
さらに中学時代はイジメにあったこともあり黒い記憶しかない。

まぁ、そんなこんなで大人になった。
現在25歳。

今なら声を大にして言える

私、吃音者ですが何か?

#吃音
#どもり
#コンプレックス

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