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今週のキングダムPART80第720話「指示旗」


 

初めに

 今週のキングダムは、ハードな展開の連続。これまでにない修羅場が、展開され、一歩間違えたら、即終了という詰み状態の判断力が問われる回となりました。本当にこの戦に未来はあるのでしょうか?
 そんな今回の内容を詳しく知りたい方は、上記のリンクを御確認下さいませ。前回の内容は、前回のblogをどうぞ。
 他にも、アニメの感想や、映画の最新情報まで。皆さんのご期待に添える内容を目指して、頑張ります。それでは、どうぞ。

 キングダム第720話「指示旗」感想戦

第一章 激情

 前回は、岳雷の死により、再び絶望的状況に戻ってしまった飛信隊含む秦国軍。その上、錐形も錐形で止められるという最悪の展開に。
 動いても、死、動かなくても、死。そんな絶望が、続きます。

 回想場面には、前回亡くなった岳雷と我呂の2人の昔が、描かれており、2人の絆を感じる場面が描かれていました。2人は戦場で、生き残り、愛する麃公との出会い、別れと多くの修羅場を経験してきた2人。
 やがて、そこで生まれた絆は、家族という言葉に代わり、最後の最後まで、その絆が続く者だと思っていたハズです。
 しかし、ここは戦場。奇しくも、麃公将軍が亡くなった時と同じような回想からのスタートというのが、切ない気持ちをより一層、強くします。これは本当にしんどいです。

 岳雷を打ち破った敵こと、上和龍。彼との戦いに挑む李信ですが、悪戦苦闘。敵討ちと言わんばかりに、駆けつける我呂。しかし、物ともしない上和龍。
 その上、2人の両腕とも言える側近・雲玄、雲慶も、強力で、他を寄せ付けない強さで、飛信隊の前に立ち塞がり、簡単には、通してはくれません。
 完全に勢いだけで、倒そうとする李信と我呂。この経験値の高さと圧倒的数という余裕が産む安定感。激情だけでは、どうにもならない盤面が続きます。
 その一方、もう1つの錐こと、蒙恬の前には、青歌の強者こと、楽彰が現れます。

第二章 進め

 一方、高見の見物で、楽彰の活躍を観察する李牧。これまで、独立で、善戦してきた最強の軍・青歌軍。その会話の中で、李牧が、司馬尚を仲間に引き込んだという話が出てきます。これは、龐煖の時のようなドラマがあったのかな?
 一方、河了貂の元にも、岳雷の訃報が届きます。動揺を隠しつつも、ここを乗り切る為の策を練ります。ここで終わったら、全てが無駄になってしまいますからね。
 錐形は完全に止まってしまったものの、三角錐の中央にいた羌瘣と羌礼。2人は、指示旗を確認します。それは、乱戦になっても、旗を示すことで、現在の作戦を示すもの。それには、将軍2人の救助ではなく、そのまま進軍の旗のままでした。
 ここで、止まれば、それこそ、作戦が無駄になってしまいます。この作戦の重要案件。それは、この李牧の網を脱して、混乱を与えること。助けてしまえば、更なる停止を産み、益々、脱出が困難になってしまいます。
 その為、羌瘣は進軍を開始。それを瞬時に悟った彼女の天性の勘の良さ。見事です

 一方、蒙恬大好き愛閃も、同じような状態に陥ってましたが、彼女より、判断を渋っていました。愛すべき彼を助けたい、しかし、助けることはより一層、この作戦の成功率を下げてしまう結果になってしまいます。
 指示旗も、そのままであり、間違いなく、楽華隊の物でした。葛藤を経て、愛閃もまた、羌瘣同様前へ進軍します

第三章 非情

 一方、楽華隊・陸仙の元に新手こと、フーオンとの一戦に挑んでいました。青歌の敵達はこれまでにない程の強敵揃い。その上、一人一人の兵の仕上がりが、尋常ではない程に高い印象を感じます
 これまでも、こんな戦いはありましたが、息をするのが、やっとの緊迫感と死体の山。如何にこの戦が、過酷な物かを物語っています。

 陸仙の奮闘も、虚しく、フーオンの一発で、武器が吹き飛んでしまいます。その一方、楽彰に挑んでいた蒙恬でしたが、敵の一撃をもろに受け、落馬してしまいました
 
 もう、終わりでいいんじゃないのかな。これは闇の穴だわ。仮にここで勝ったとしても、31万の敵を減らせるわけもなく。そんな訳にはいかないだろうけれども。正に第二部・完では?
 全く、光が見えません。本当に突破出来るかが、不安しかないです。

まとめ

 誰が観ても、明らかですが、鍵を握るのは、羌瘣と愛閃の2人でしょうね。彼等が、どうやって、李牧の網を掻い潜るかによって、この戦の全てが掛かっています。こうやって、考えると羌瘣の配置は、こういうことを考えてと思うと理に敵ってます。
 襲い掛かる人の壁の中を突き進むことの恐ろしさたるや。ましてや、その壁が、祖国を滅ぼそうという人間なら、尚更。無理ゲー感が強くなります。
 今の状況は、この隊が誇るツートップが、将軍首に引っ付き、その他にも、新手はいるものの、突き進めなくはない現状。だからと言って、羌瘣と愛閃の2人の前に、更なる敵が現れたら、完全に終了のお知らせ。
 シンプルではありますが、それ故、過酷な現状を物語ってます。

 前回は、死んだだけで終わってしまった岳雷。彼と我呂の関係性は、切なかったですね。
 最初はクソガキだった我呂。彼の教育係となり、指導する姿には、流石に堪えました。何とか、過酷な戦場を2人で、生き抜いたり、禿げイジリしたりと仲良さげな2人の関係性を短めではありましたが、深く強い絆にグッと来ました。
 回想最後の場面に家族だからという言葉は、命を賭け、互いが互いを支え合った物同士でしか、理解出来ない繋がりのようなものを感じました。     
 もう、彼は戻って来ないんですね。寂しい限りです。こんなのあんまりですわ。

 今回一番の衝撃ポイントは、蒙恬倒れるですね。彼は李信や、王賁のような武勇はありません。知略で生き抜いた男ですからね。剣術はありますが、それは2人と比べたら、劣ってしまいます。
 だからこそ、楽彰との一戦は、キツイ物が予想されていました。恐らく、上和龍の方が、武は上回っていると思われます。しかし、この戦の指揮をしている彼も、強敵に変わりありません。
 蒙恬のこれまでの活躍を振り返ると媧偃からの不意打ちを防ぐも、汗明にやられる。無事生き残りはしましたが、その甲斐あって、蒙武が、仇を討つ決定打ととなったり、馬南慈の右目を斬り、傅抵を防いで王翦を守ったりしました。
 活躍してないわけではありません。しかし、彼より強い愛閃や、陸仙と言った強者が彼の元に駆けつけられない現状と今を観るに、勝てるか、怪しい。しかし、勝つしかない。
 ここで、彼が倒れたら、それこそ、一巻の終わり。説明の必要性が無い位、危機的状況。場数を李信同様、熟しているだけに、不安が大きいです。
 僕個人の感想としては、父親譲りのタフさで、何とか乗り切って欲しいに尽きます。華奢な体で、女呼ばわりされてる彼ですが、此処で真価を発揮して欲しいですし、此処で終わって欲しくないです。

 過酷な戦いは当分、続くでしょう。その上、李牧達は未だノーダメージに等しい状態という展開。希望はまだ遠く、果てしなく遠いゴール。孤立無援、四面楚歌、絶体絶命と嫌な言葉ばかりが、続く現状。
 果たして、誰がこの戦争に終止符を打てるのでしょうか。

キングダム第4シリーズ第6話「新たな要所」感想戦


 今回から、新章突入。著雍攻略戦がスタート。騰さんの推薦により、駆けつける信と王賁。久しぶりに再会後、乳繰り合うように、闘う2人。あくびをする羌瘣が可愛らしいですね。本当に、どうでも良かったんでしょうね。騰さんも、いいタイミングでしたね。
 王賁の貴族とはいえ、騰って、呼び捨てすんなよ。失礼だぞ。本当に偉そうなべ○ータ感凄い彼ですが、彼の父親への反骨精神か、本当に考えた計略。三日目で果たして、攻略出来るのでしょうか?

 一方の敵国・魏が要する魏火龍の一同と呉鳳明。本当に、キングダムには、世間一般では死んでましたが、生きてました設定多いよね。謹慎してたとか、隠居してたとか、能ある鷹は爪を隠すということでしょうか。
 個人的に、騰さんをべた褒めする呉鳳明、流石です。彼と騰さんが、闘う日が来る予感が致しますね。まだ、遠いですけれども。

 いよいよ、今夜放送のお話では、開戦します。個人的に、凱孟が明夫さんなのが、どんな化学反応するかが、期待ですね。後は、紫伯戦も面白いですので、是非とも。

最後に

 今週も、blog最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
 まさか、キングダム実写で、呂不韋役が佐藤浩市さん。凄い狸親父がハマってるだけに、期待ですね。
 昌平君役を玉木宏さん。これはめっちゃ、あり。面白そうですね。
 最後の蒙武の平山祐介さん、誰?って、めっちゃ思いましたが、あの人ねと納得しました。本当に今後が、楽しみですね。

 最後に此処まで、読んでくれた方はスキとコメントお待ちしてます。
 
 フォローとキングダム同盟も、お待ちしてます。

 それでは、皆々様、御武運を!!!


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